ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-08

[トルコ・リラ/円] パイプライン火災


トルコ・リラは突っ込み買い。トルコ東部(エルジンジャン県)で、発生した原油パイプライン火災だが、ようやく「鎮火」に漕ぎ着け、12時間以内に被害状況調査が開始される見通しとなった。現時点では、鎮火したものの温度が高く、調査を行えない状態。PKK(クルド労働党)が、5日(現地時間)に犯行声明を発表したが、トルコ政府がPKKに対し行動を起こしたという報せは入っていない。パイプライン運営に関わるBP(英国石油会社)によると、現時点では原油輸出には支障はなく「被害調査状況」が注目される。被害が大きければ、トルコ・リラにも影響が及ぶが、現時点では影響は「心理的なもの」に止まっている。高値追いは避け「突っ込み買い」方針を維持、89円台割れを下値目処とした方針で臨みたい。



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[豪ドル/円] 商品下落が上値圧迫


豪ドル/円は突っ込み買い。ポジション調整を背景とした「買戻し」から米ドルが上昇、豪ドルを圧迫していることに加え、ドル上昇にも関わりが深い「原油」を中心とする商品相場下落が、豪ドル売りに拍車を掛けている。一方、RBA(オーストラリア準備銀行)は「利下げ余地」を繰り返し指摘するなど、豪ドルが持つ「高金利通貨」「資源国通貨」両側面から「売り圧迫」を受けている格好だ。当面、「利下げ期待」を背景とする「売り圧迫」が増大する可能性は高いが、「追随売り」は避けたい。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は97円台割れ。



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[英ポンド/円] 経済指標は冴えない


英ポンド/円は突っ込み買い。RICS(英王立公認不動産鑑定士協会)から発表された英・5-7月住宅価格指数(季節調整済み)は、マイナス83.9と改善したが、同販売件数が記録的な低水準となり「買い材料」とはならなかった。また、対ドルで下落していることが、英ポンド/円を圧迫、弱含みに推移している。「英・7月CPI(消費者物価指数)」が、市場予想(中央値/前年同月比4.1%上昇)を下回れば、上値圧迫が増大する可能性が高い。208円以下を買い、213円以上はポジション調整を優先。


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[ユーロ/ドル] ドル優勢が続く


ユーロ/ドルは逆張り。「ユーロ圏景気見通し」に対する楽観的な見方が後退、ポジション調整を背景とする「ユーロ売り/ドル買い戻し」が継続、ユーロ/ドルは1.49ドル台を下回る水準で推移している。原油・貴金属などの商品相場下落が続けば、1.45ドル台割れも視野に入るが、「米国景気見通し」に絡む不透明性が下落を阻むハードルとなる可能性がある。「米国・ユーロ圏経済先行き」見極めが先決、追随売りは避けたい。「逆張り方針」を維持。下値は1.4400ドル割れ、上値は1.5900ドル近辺か。

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[ユーロ/円] ユーロ売り継続


ユーロ/円は突っ込み買い。トリシェECB(欧州中央銀行)総裁が、「ユーロ圏景気先行き見通し」に絡む不透明性を指摘したことを契機に「金利先高観測」が後退、ファンド・投機筋を中心とするポジション調整を背景とした「ユーロ売り」が続いている。また、ロシアがグルジアに侵攻していることも圧迫要因となっている。また、ロシアが親米派である現グルジア政権に対し警戒感を持っており、中・東欧諸国を巻き込む可能性もあることから成り行きからは目を離せない。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、169円を超えれば調整売りを優先したい。



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[米ドル/円] ドル上昇に危うさ


ドル/円は突っ込み買い。ポジション調整を背景とした「ドル買戻し」が、主要通貨に対して「ドル」を押し上げている。ただ、ドル/円=110円以上では、ファンド・投機筋が「ドル売り」を仕掛ける兆しが窺え「追随的買い」は避けたい。12日(米国時間)には、SEC(米国証券取引委員会)「空売り規制(19社を対象)」が期限を迎えるが、SECが再延長を行わない可能性があり、「空売り規制(19社を対象)」を撤廃した場合にSECが用意していると言う「空売り対策」に効果がないと市場が判断すれば「金融株」に売りが集中、米株価が大幅に下落する恐れがあり、「ドル」も影響を受ける可能性が高い。また、現時点で「ドル」を押し上げている「買い戻し」だが、ファンド・投機筋による「行過ぎたユーロ買い」が引き起こした現象であり、ポジション調整が一巡すれば「ドル」を押し上げる効果は著しく低下する。結局、「米国景気先行き見通し」に絡む不透明性は払拭されていないことが、最近のドル上昇に「危うさ」が指摘される背景となっている。一方、「ユーロ圏経済見通し」が不透明化したことも事実であり、「ドル」が突っ込めば「消去法的」なドル買いが入る見込みだ。焦点は「米・経済指標」と言える。市場参加者の大半は「ドル上昇」に懐疑的な目を向けており、本格的なドル上昇には「経済指標」「株価」などが改善することが必須条件と言える。ファンド・投機筋による「調整買い」が押し上げる「ドル/円」を追随的に買い進むことはリスクを背負う可能性が高く、慎重に対応することが必要だ。「突っ込み買い方針」を維持、108円50銭以上は調整売りを優先、経済指標見極めを優先したい。



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