ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-08

[南ア・ランド/円] 商品相場下落


南ア・ランド/円は突っ込み買い。ドル上昇に伴い「原油・金」を中心に商品相場が下落、「資源国通貨」としての側面を持つ南ア・ランドを圧迫している。また、2008年第1四半期実質GDP(国内総生産)伸び率が低下するなど「景気見通し」も不透明化、「利上げ観測」にも影響が及ぶ可能性も指摘されるが、南アインフレ率は依然として高水準が続いており、利下げ幅(予想レンジ/0.25―0.50%)を調整する可能性はやや高まったが、「利上げ」を先送りするには至らないと見ている。「突っ込み買い」方針を維持。13.30-40円台近辺を買い。



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[豪ドル/円] ポジション調整先行


豪ドル/円は突っ込み買い。ポジション調整売りが先行、豪ドル/円は一時、93円10銭近辺に下落、現時点(15時50分)では94円台半ばを推移している。ファンド・投機筋による「売り浴びせ」に屈した格好だが「下げ過ぎ」と言える。「9月利下げ観測」には無理があり、豪・8月消費者信頼感指数(ウエストパック・メルボルン研究所)も86.2となり、前月比では上昇している。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は96円台割れ。



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[英ポンド/円] CPI加速


英ポンド/円は突っ込み買い。前日(12日)に発表された「英・7月CPI(消費者物価指数)」は、前年同月比4.4%上昇となり、市場予想(中央値/4.1%上昇)を上回った。BOE(イングランド銀行)目標値(2.0%近辺)を大幅に上回る水準であり、「利下げ観測」を後退させるには十分な内容と言える。また、欧州時間(13日)に発表される「インフレ報告」内容によっては「利下げ観測」が消滅する可能性もある。207円以下を買い、213円以上はポジション調整を優先。


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[ユーロ/ドル] ドル買い後退


ユーロ/ドルは逆張り。急速な下落に警戒感が浮上、ポジション調整を背景とした「ドル売り」が下値を支える格好となっている。また、米国時間に発表される「米・7月小売売上高」に市場が関心を高めているだけに「利益確定を優先」した向きも目立つ。ただ、「ユーロ圏経済見通し」に絡む不透明性が更に増大する可能性が高く、このまま上昇基調に転ずることは考え難い。「米国・ユーロ圏経済先行き」見極めが先決、追随売りは避けたい。「逆張り方針」を維持。下値は1.4400ドル割れ、上値は1.5900ドル近辺か。



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[ユーロ/円] 利下げ観測浮上


ユーロ/円は突っ込み買い。ECB(欧州中央銀行)要人筋にも「ユーロ圏景気」が加速的に落ち込んでいることを認める発言があり、市場では「利下げ観測」も浮上している。ただ、ECBが期待する「景気減速がインフレを抑制」と言う構図が実現しなければ、金融政策では制御し難い事態に陥る可能性もある。これまで「タカ派的な発言」で楽観的な「ユーロ圏経済見通し」を牽引してきたECBもようやく現実を認めざるを得なくなったようだ。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、169円を超えれば調整売りを優先したい。


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[米ドル/円] 調整売りが上値圧迫


ドル/円は突っ込み買い。アナリストによる「金融機関業績悪化見通し」を手掛かりにファンド・投機筋を中心に売りが先行、米株式相場は反落。一方、原油・金相場は、ドル下落・「IEA(国際エネルギー機関)需要増加見通し」にも関わらず、ファンド・投機筋によるポジション調整売りが続き、続落して取引を終えた。株式・商品相場ともに下落したが、「米国景気見通し」に対する思惑が交錯しており、取引内容は相反している。ドル/円は切り替えしているが、「ユーロ圏経済見通し」に不透明性が絡み始めたことが背景にあり、「米国経済見通し」が改善したわけではない。金融混乱が続くなか、依然として「アナリストによる見通し」も不確実性が高く、短時間で売り買いが逆転するケースも目立っている。ただ、投資家も手掛かりがなく、不確実な情報で相場が動く場面も多い。影響力が最も大きい「米国金融市場」で、繰り返されている「現象」だけに、一般投資家としては極めて対応が難しい局面と言える。ドル/円はやや軟化しているが、急速な上昇に対する警戒感からポジション調整を背景とした「ドル売り」が上値を圧迫している。米国時間に発表される米・経済指標では「米・7月小売売上高」に市場が注目しているが、前月(前月比0.1%増加)から減速すると予想(中央値/前月比0.1%減少)されている。市場参加者の大半は「ドル上昇」に懐疑的な目を向けており、本格的なドル上昇には「経済指標」「株価」などが改善することが必須条件と言える。ファンド・投機筋による「調整買い」が押し上げる「ドル/円」を追随的に買い進むことはリスクを背負う可能性が高く、慎重に対応することが必要だ。「突っ込み買い方針」を維持、108円50銭以上は調整売りを優先、経済指標見極めを優先したい。




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