ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-08

[南ア・ランド/円] 利上げ見送り


南ア・ランド/円は突っ込み買い。前週(8月14日)に開かれた金融政策決定会合で、南ア中銀は「政策金利」据え置き(12.00%)を決定。声明では「インフレ率は記録的な水準に達しているが、経済成長に絡む不透明性に対する警戒感がある」との見解が示された。主要国中銀が遭遇している事態が南アにも波及した格好。高金利が消費者動向に影響を及ぼしている兆しがあり、南ア中銀も今回は「利上げ」を見送り、今後の指標動向見極めを優先したようだ。「利上げ期待」は消滅しておらず、現時点では「利下げ観測」を背景とした「売り」は勧められない。「突っ込み買い」方針を維持。13.50-60円台近辺を買い。

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[豪ドル/円] 商品相場が確り


豪ドル/円は突っ込み買い。このところの商品相場下落が「資源国通貨」としての豪ドルを圧迫、「大幅利下げ(0.50%)観測」が更に追い討ちを掛け、豪ドル/円は下落を余儀なくされている。今日(18日)は、ハリケーンによる「ガルフ地区製油所操業停止懸念」を背景にNY原油時間外取引が上昇、連れて金相場も上昇したことから「豪ドル買い」が先行している。また、「商品相場」が再び上昇に転ずるとの見方が根強いことも上値追いを支えている。指標見極めを優先、「突っ込み買い方針」は維持。96円台割れは買いを優先。

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[英ポンド/円] 住宅関連指標


英ポンド円は突っ込み買い。ライトムーブ(英国不動産ウェブサイト)から発表された英・8月住宅価格(イングランド・ウェールズ対象)は、前年同月比4.8%下落となり、2002年以来、最大の下落幅を記録した。「貸し渋り」が住宅市場を圧迫している現状が示された格好だが、経済指標全般に減速傾向が拡大するなか、住宅市場悪化に目処が立たず、英ポンド/円にとっては圧迫要因。ただ、「インフレ高進」からBOEが「利下げ」を決定するには時間が掛かる可能性が高く、「突っ込み買い方針」を維持、206円以下を買い、210円以上はポジション調整を優先。

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[ユーロ/ドル] 持久戦に突入か


ユーロ/ドルは逆張り。ポジション調整を背景とする「ドル買い戻し」が一服、ユーロ/ドルは持久戦となる可能性が高まっている。当面、米国・ユーロ圏とも経済指標は弱含みに推移する見通しだが、双方の指標内容比較が方向を決定付ける要因としてウェートが高まる見通し。目先的には独・8月ZEW刑期期待指数が注目されるが、若干の改善が予想されユーロ/ドルが上昇する可能性が高い。「逆張り方針」を維持。下値は1.4400ドル割れ、上値は1.5900ドル近辺か。

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[ユーロ/円] 部分的改善を期待


ユーロ/円は突っ込み買い。「原油・食品価格高騰」がインフレ率を押し上げ、ユーロ上昇は経済活動を圧迫、ユーロ圏・景気は急激な減速に追い込まれている。反面、「ユーロ圏景気先行き見通し」に不透明性が絡んだことでユーロは大幅に下落、原油相場は世界的に景気減速が拡大したことを背景に「需要低迷観測」が浮上、ユーロ圏経済を部分的に改善させた可能性がある。下値支えとしては役不足だが、下値抵抗はやや高まる見通し。ユーロ圏では「インフレ高進」「景気減速」が顕在化、域内諸国では対応策に追われている。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、169円を超えれば調整売りを優先したい。

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[米ドル/円] 景気見通しが上値圧迫


ドル/円は突っ込み買い。「米国経済先行き見通し」に絡む不透明性は容易に払拭できるものではなく、市場アナリストも積極的に「ドル買い」を進める向きは限られている。「米・経済指標」に注目が集まっているが、現時点では減速傾向が顕在化している「ユーロ圏経済見通し」と比較するためであり、経済先行きを判断する「前向きな見方」とはとても言えない。また、サブプライム問題に端を発した金融市場混乱が収束するには、米国住宅市場が底を打つことが必要条件だが、2008年内に底打ちが確認されることは難しく、早くとも2009年第1四半期(1-3月)以降にずれ込む可能性が高い。「米金利見通し」に関しては「原油相場動向」と関わりが深いが、相場高騰が世界的な景気減速を惹き起こし、「需要低迷観測」が相場を圧迫、「インフレ高進による米金利上昇見通し」を後退させた。反面、世界的な景気減速は「ドル」を押し上げる背景ともなっている。総括すれば、世界的に景気先行き見通し不透明化するなか「減速度合い」で強弱を判断している状況と言え、上下の振れを伴う不安定な相場展開も致し方ない。「売り過ぎ」が惹き起こした反動とも言えるが、米経済にも不透明性が絡むだけに不安定性は否めない。市場参加者の多くが「ドル上昇」に懐疑的な目を向けており、本格的なドル上昇には「経済指標」「株価」などが改善することが必須条件と言える。ファンド・投機筋による「調整買い」が押し上げる「ドル/円」を追随的に買い進むことはリスクを背負う可能性が高く、慎重に対応することが必要だ。「突っ込み買い方針」を維持、109円50銭以上は調整売りを優先、経済指標見極めを優先したい。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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