ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-08

[米ドル/円] 信用不安再燃


ドル/円は突っ込み買い。米・7月中古住宅販売件数(季節調整済み/年換算)は500万戸と市場予想(中央値/491万戸)を上回ったが、住宅販売在庫が467万戸と過去最高水準を更新したことが嫌気された。また、米株式市場ではクレディ・スイスによるAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)は、第3四半期(7-9月)決算損失計上予想、韓国紙によるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスとKDB(韓国産業銀行)との出資交渉打切り報道など「信用不安」を煽る材料が相次ぎ「株価」が大幅に下落したことから「ドル売り」が先行した。一方、フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)短期債入札は応募倍率が3.95倍と前週(2.19倍)を上回り、フレディマック(株価)は約17%上昇、連動してファニーメイ(連邦住宅抵当金庫/株価)も買われ3.8%上昇。米国株式相場は「アナリストレポート」、GSE(政府系住宅金融機関/「ファニーメイ」「フレディマック」)動向に左右され易く、方向性を欠いた不安定な状況が続いている。また、米国時間に発表される米・経済指標では、米・7月新築住宅販売は前月(53.0万戸/前月比0.6%減少)から減少が予想(中央値/52.5万戸・前月比0.9%減少)され、米・8月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)は、前月(51.9)から改善が予想(中央値/53.0)されている。市場参加者の多くが「ドル上昇」に懐疑的な目を向けており、本格的なドル上昇には「経済指標」「株価」などが改善することが必須条件と言える。ファンド・投機筋による「調整買い」が押し上げる「ドル/円」を追随的に買い進むことはリスクを背負う可能性が高く、慎重に対応することが必要だ。「突っ込み買い方針」を維持、109円50銭以上は調整売りを優先したい。

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[ユーロ/円] 先行き不安を拭えず


ユーロ/円は突っ込み買い。ユーロ圏経済が急速に落ち込んでいることが警戒され売り優勢に推移。特に、海外市場で円が対ドルで上昇した局面では売りが積み上がり易い。FRB(連邦準備制度)とECB(欧州中央銀行)では、金融機関に対する対応に差が生じており、額面通りに受け取れない面もあるが、ECBが金融機関に対し厳格な姿勢で臨む可能性があることも警戒される。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、168円を超えれば調整売りを優先したい。

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[ユーロ/ドル] ドルが優勢を維持


ユーロ/ドルは逆張り。金融機関に対する姿勢が、FRB(連邦準備制度理事会)とECB(欧州中央銀行)では相違が生じる可能性があり、「厳格な措置」を前面に押し出すECB動向が気掛かり。一方、落ち込みが続くユーロ圏経済指標だが、欧州時間に発表される独・8月IFO景況感指数も悪化が予想され、現時点ではドルが優勢を維持している。「逆張り方針」を維持。下値は1.4400ドル割れ、上値は1.5900ドル近辺か。

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[英ポンド/円] GDP発表が響く


英ポンド/円は突っ込み買い。前週末に発表された英・第2四半期(4-6月)GDP(国内総生産/改定値)は「横這い」と1992年第2四半期以降では最も弱い内容となり、「利下げ観測」が浮上、英ポンド/円を圧迫している。また、英・住宅市場も悪化傾向が続くと予想されていることも圧迫要因。ただ、現時点で「利下げ」を見込むことは時期尚早、「金利据え置き」を前提としたポジション構築を勧めたい。「突っ込み買い」方針を維持、203円以下を買い、208円以上はポジション調整を優先。

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[豪ドル/円] 信用不安を警戒


豪ドル/円は突っ込み買い。ユーロ/ドル下落を背景に短期筋が「米ドル買い/豪ドル売り」を継続、豪ドル/円も94円台前半を推移している。ポジション調整が背景にあり「高金利通貨」全般に拡大している。一方、「資源国通貨」としても「商品相場下落」に上値を圧迫されている。ただ、グルジア紛争を契機にNATO(北大西洋条約機構)とロシア間に摩擦が生じるなど「地政学上のリスク」が高まり、「商品相場」が上昇に転ずる可能性があることは念頭に置きたい。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は95円台割れ。

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[トルコ・リラ/円] パイプライン送油再開


トルコ・リラ/円は突っ込み買い。火災発生原因は未だに不明だが、BTC(バクー・トビリシ・ジェイハン)パイプラインが送油を再開した。送油停止は約3週間となったが、トルコ経済に与える影響を警戒する事態は回避された。一方、トルコと国境を接する「グルジア」では「戦闘行為」は終結したようだが、NATO(北大西洋条約機構)とロシアの関係悪化と言う火種が残され、今後もトルコ・リラ/円が影響を被る可能性があり、動向から目を離せない状況だ。「突っ込み買い方針」を維持、90円台割れを買い拾いたい。

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[国際原油] NY原油(25日)反発


ドルが底堅く推移していることを受け、時間外取引(15時時点)では114.92ドル(-0.19ドル)と軟化している。イランがOPEC(石油輸出国機構)に対し原産を要請する可能性は高いが、原油相場は100ドルを上回る水準にありサウジアラビアなどが同調することは考え難い。ただ、グルジア紛争を契機に摩擦が生じているNATO(北大西洋条約機構)とロシア関係が気掛かり。当面、ドル動向に加え、「地政学上のリスク」が波乱要因となる見通し。

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[株式] 信用不安を警戒


信用不安再燃から下落した米国株式動向を受け銀行・証券など金融株を中心に売りが先行、日経平均株価は12778円71銭(-99円95銭)と反落、TOPIX(東証株価指数)も1229.35(-9.90ポイント)と反落。出来高(13億4281万株)売買代金(1兆3769億円)。円が買われたことも圧迫要因となったが、フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)短期債入札は応募倍率が3.95倍と前週(2.19倍)を上回り、フレディマック(株価)は約17%上昇、連動してファニーメイ(連邦住宅抵当金庫/株価)も買われ3.8%上昇するなど、注目度が高いGSE(政府系住宅金融機関)が確りした推移となったことが好感され、下げ幅が削られた。当面、手掛かり材料に欠けることから外部要因に左右される不安定な推移が続く見通し。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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