ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-08

[米ドル/円] FOMC議事録


ドル/円は突っ込み買い。FOMC(連邦公開市場委員会)議事録(8月5日/金利据え置きを決定)では「インフレ圧力増大」に対し警戒は怠れないが、「景気減速」「金融市場動向」を勘案すると「金利据え置き」が妥当と判断されており、内容は概ね市場予想通りと言える。FOMCメンバーが、「住宅市場」「労働市場」「原油価格上昇」が景気圧迫要因であるとの認識を共有しており、当面は米国経済が減速傾向から抜け出すことは難しいと見ている。「インフレ」に関しては、各国中銀と同様に収束に向かうと見ている。ただ、「金利水準」関しては、フィッシャー・ダラス地区連銀総裁を除き、インフレを助長する水準と言う認識はないようだ。総じて「金融政策」に対し中立的なスタンスだが、景気減速に対する「強い警戒感」は窺えず「利上げ観測」を後退させる内容ではない。現時点で年内利上げ確立は40%に達しないが、可能性が消滅したわけではなく、「ドル売り」を抑制する要因となる見通し。「年内利上げ」は経済指標・金融市場動向次第と言える。米国時間に発表される米・経済指標では米・7月耐久財受注が注目されるが、前月(6月/0.8%増加)から減速が予想(中央値/前月比横這い)されている。ただ、市場に与える影響は大きくないと見通し。市場参加者の多くが「ドル上昇」に懐疑的な目を向けており、本格的なドル上昇には「経済指標」「株価」などが改善することが必須条件と言える。ファンド・投機筋による「調整買い」が押し上げる「ドル/円」を追随的に買い進むことはリスクを背負う可能性が高く、慎重に対応することが必要だ。「突っ込み買い方針」を維持、109円50銭以上は調整売りを優先したい。

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[ユーロ/円] 二次的影響


ユーロ/円は突っ込み買い。ECB(欧州中央銀行)要人が、相次いで「インフレ高進」による二次的影響に対する懸念を表明、ECB(欧州中央銀行)が「金融政策」だけで「景気」を制御することが難しくなっているようだ。また、インフレが収束に向かっても「景気減速」が続く可能性があり、ECBが「早い時期での利下げ」を迫られる可能性も高まっている。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、168円を超えれば調整売りを優先したい。

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[ユーロ/ドル] 下値追い続く 


ユーロ/ドルは逆張り。前日(26日/欧州時間)に発表された独・8月IFO業況指数は94.8となり、悪化を織り込んで予想された水準を下回る弱い内容だった。一方、米・経済指標は全般に弱い内容だったが、米・8月CB(コンファレンス・ボード)消費者信頼感指数が市場予想を上回り、米・7月住宅販売にも改善が見られた。米・ユーロ圏とも金融市場に問題を抱え「単純比較」はできないが、急速に落ち込むユーロ圏経済動向が警戒されていることは否めない。「逆張り方針」を維持。下値は1.4400ドル割れ、上値は1.5900ドル近辺か。

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[英ポンド/円] 売り優勢に推移


英ポンド/円は突っ込み買い。リセッション入りしたユーロ圏経済に比べ、何とかリセッションを回避した英経済に対する市場の見方は厳しいと言える。英住宅市場改善は早くとも2009年第1四半期以降にずれ込む見通しだが、英経済指標がユーロ圏と同様に急速に落ち込む局面は避けられる可能性が高く、BOE(イングランド銀行)が「利下げ」を決定するには、「インフレ低下」が条件となる見通し。「突っ込み買い」方針を維持、202円以下を買い、207円以上はポジション調整を優先。

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[豪ドル/円] ドル・商品上昇


豪ドル/円は突っ込み買い。「ドル上昇/商品相場下落」の構図に変化が生じ、豪ドル/円も新たな展開が期待される。「米ドル/商品相場」が相反する場面が長く続いたが、前日はドル上昇/商品上昇が並立した。背景にはファンド・投機筋によるポジション調整が一巡、独自材料の影響力が高まった可能性がある。また、ユーロ/ドルが景気見通しを背景とした動きに回帰したことも影響しているようだ。「資源国・高金利通貨」として複雑な動きとなり易い場面だが、買い方針が妥当と見ている。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は95円台割れ。

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[南ア・ランド/円] 鉱山セクター


南ア・ランド/円は突っ込み買い。金融市場混乱・主要国景気減速などを背景に自動車販売が落ち込み「プラチナ需要低下見通し」が拡大、最も多い気シェアを占める南ア鉱山セクターにも影響が及んでいる。また、インフラ整備の遅れから「電力供給不安」が台頭、鉱山事故発生など圧迫要因も相次いで浮上している。産業構造変化を背景に南ア経済に対する貢献度は低下しているが、依然として主要な産業部門であり、世界的な「資源確保」動きが強まっていることを勘案すれば将来性も期待できる。現時点では、「資源国通貨」としての南ア・ランドを圧迫する要因であり、早期操業正常化が望まれる。「突っ込み買い」方針を維持。14円台割れを買い拾い、14.50近辺ではポジション調整を優先。

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[国際原油] NY原油(26日)続伸


NY原油期近10月限は116.27ドル(+1.16ドル)と続伸、ハリケーン「グスタフ」による「製油所操業停止見通し」を手掛かりにファンド・投機筋を中心に買いが継続。また、NATO(北大西洋条約機構)とロシア関係悪化が、「地政学上のリスク」を高めていることも買い要因。ただ、現時点で「グスタフ」はカテゴリー1(ハリケーンとしては小型)であり、勢力が増大しなければ警戒感は低下する可能性がある。

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[株式] 手掛かり材料に欠ける展開


日経平均株価は12752円96銭(-25円75銭)、TOPIX(東証株価指数)は1223.69(-5.66ポイント)と共に続落。手掛かり材料難に陥り、模様眺め姿勢に傾くなか、ポジション調整売りが上値を圧迫。総じて方向性はなく、取引も閑散だった。出来高(13億0452万株)、売買代金(1兆3441億円)となり、出来高・売買代金とも今年最低水準を更新。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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