ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-10

[米ドル/円] ファンド売り後退


ドル/円は乱高下。米・10月消費者信頼感指数(CB/コンファレンス・ボード)は38.0と市場予想(中央値/52.0)を大幅に下回り、統計開始(1967年)以来、最低水準を更新。また、米・8月20都市住宅価格指数も前月比1.1%低下・前年同期比16.6%低下と過去最大の落ち込み幅を記録、いずれも極めて弱い内容であり、本来ならドル/円は大幅に下落していた場面である。欧米市場では日銀が「利下げを検討」との報せが伝わり、日本政府・金融当局が「円高騰」に対し積極的な対応は控えると見込んでいたファンド・目先筋が動揺、ポジション調整を背景とした「ドル買い戻し」が先行、ドル/円はロンドン市場で95円台、NY市場では98円台に水準を戻した。連れて、米株式相場も反騰、ダウ工業株30種平均は9065.12ドル(+889.35ドル)と史上2位となる上げ幅を記録、ナスダック総合指数も1649.47(+143.57ポイント)と反騰した。その後、東京市場では「ドル売り」が再び活発化、96円台後半に水準を下げている(13時現在/日本時間)。米国ではFOMC(連邦公開市場委員会)が始まっている(28日/米国時間)が、市場では大幅利下げ(0.50%)を予想している。ここにきて、日本政府・金融当局に対する見方に乱れが生じ「日米協調利下げ観測」が浮上、東京から欧米に市場が移行するに連れて、ファンド・目先筋による「売り買い」が交錯、乱高下場面に陥る可能性が高い。

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[ユーロ/円] 底打ちに時間


ユーロ/円は売り優勢に転じる可能性が高まる。ユーロ圏景気の落ち込みが急激に進んでいるが、底打ちにはかなり時間が掛かる可能性が大きくなってきた。ユーロ圏内にも東欧圏など新興国に位置付けられる国家は存在するが、他地域の新興国との関係を深める方針を進めてきただけに「世界的な景気減速」によりユーロ圏経済が被る打撃が大きくなることが予想され、立ち直りに要する時間も予想以上に長引くことは避けられない見通し。当面、見極め優先だが、戻り基調が鈍化すれば売り圧迫が急激に高まる可能性がある。

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[ユーロ/ドル] ユーロは売り基調


ユーロ/ドルは下値追い。急速に拡大してきたユーロ圏経済だが、米金融市場混乱に端を発した「信用収縮」により世界経済が打撃を受け、世界的に景気減速傾向が強まるなか、実体経済にも悪影響が及び、抵抗力が低い新興市場では深刻な状況に陥るケースも目立ち、IMF(国際通貨基金)も積極的に対応しているが、事態改善に向かう可能性は低い。新興国と関わりが深いユーロ圏景気見通しも不透明化、当面は売り基調が続く見通し。

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[英ポンド/円] 景気後退観測拡大


英ポンド/円は下値見極め。英政府・金融当局は積極的に「金融危機対策」を打ち出しているが、景気落ち込みは決定的となっており、リセッション(景気後退)入りは避けられない見通し。BOE(イングランド銀行)金融政策も緩和姿勢を強まる可能性が高く、「大幅利下げ(0.50%)」は確実視されている。当面、下値追い基調が続く見通しで、戻り高値圏では売り圧迫が増大する可能性が高い。

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[豪ドル/円] 下値見極めを優先


豪ドル/円は下値見極め。金融市場混乱を背景に投資資金が「リスク回避」に傾き、ポジション整理を背景とした「売り」が上値圧迫している。既に下げ過ぎと言えるが、買いを入れるには状況が極めて悪く、下値見極めを優先したい。状況変化には時間が掛かる見込みだが、目先的な対応は別にして、中長期的には「買い」が妥当であり、売りを勧められる通貨ではないと見ている。

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[トルコ・リラ/円] ユーロ圏経済を懸念


トルコ・リラは乱高下。欧米金融市場で積極的な「ドル売り」を仕掛けていたファンド・目先筋の対応に変化が生じ、「高金利通貨」が乱高下に巻き込まれる可能性が高まっている。「米国大幅利下げ観測」に「日米協調利下げ観測」が絡み、売り買い交錯から欧米通貨が乱高下に陥ることが予想され、高金利通貨であるトルコ・リラにも影響が及ぶ見通し。目先的な動きに惑わされず、下値見極め姿勢を堅持したい。

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[国際原油] NY原油(28日)続落


NY原油期近12月限は62.73ドル(-0.49ドル)と続落、弱い米経済指標発表を受け「需要後退懸念」が拡大、ファンド・投機筋を中心に売り優勢に推移。NY時間外取引(13時時点/日本時間)NY原油期近12月限は64.58ドル(+1.85ドル)と上昇、ドル上昇を受け、買い優勢に推移している。

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[株式] 8千円台回復


日経平均株価は8211円90銭(+589円98銭)と続伸、TOPIX(東証株価指数)も830.32(+46.29ポイント)と続伸。米株式相場反騰・円下落を背景に序盤から買いが先行、午後に入り輸出関連株も買われ、ほぼ全面高となる。また、下値圏では買いが積極化、旺盛な買い意欲を見せる。出来高(29億8113万株)、売買代金(2兆2366億円)。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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