[米ドル/円] 資金還流

ドル/円は突っ込み買い。AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ/米保険大手)が計上した損失が「米企業史上」で最大となり、金融関連株を中心に売りが膨らみ、米株式相場は大幅に下落。また、欧州株式市場も下落、米国株式動向を眺め「売り」が先行した。世界株価指数は7%近く下落、「世界株安見通し」が台頭している。一方、債券市場では「株式相場下落」「米政府・金融当局によるAIG公的資金追加注入計画発表」を受け上昇。為替市場では、「世界株安見通し」を受け、「資金還流」を背景とした「ドル買い」が先行、ドルは対主要通貨で上昇した。「金融危機」に対する警戒感を刺激する材料が相次いで浮上したことが「ドル」を押し上げた格好。また、米・1月PCE(個人消費支出)は前月比0.6%増加とプラスに転換、ISM(供給管理協会)2月製造業景況指数も35.8と前月(35.6)から僅かに改善、市場予想(中央値/33.8)に反し改善したことも「買い要因」。底を打ったと見るには時期尚早、水準もいまだに低く、手放しで歓迎すべき内容ではないが、好材料として受け取られた。米政府・金融当局による「景気・金融市場対策」に対する積極的な取り組みに対し、アナリストは冷ややかな見方をしているが、リセッション(景気後退)局面を一刻も早く抜け出すには「行動する」ことが最も有効な対応と言える。ドル/円は突っ込み買い方針を維持。
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[ユーロ/円] 融資要請拒否

ユーロ/円は戻り売り。3月1日に開催されたEU(ユーロ圏)首脳会議では、ハンガリーが急激な景気の落ち込みに直面している東欧諸国に対して「1800億ユーロ」を融資することを提案したが拒否され、「東欧金融システム不安」を背景とする「ユーロ圏金融危機」に対する警戒感が強まっている。「規則」を維持することは極めて重要なことだが、異常な事態に直面する現時点で「次善策」を提示することなく拒否することは不信感を生み、ユーロ圏リセッション(景気後退)局面長期化にも繋がりかねない。当面、ユーロ/円は戻り売り。
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[ユーロ/ドル] 「金融危機」

ユーロ/ドルは戻り売り。「東欧金融システム不安」を背景とする「ユーロ圏金融危機観測」が拡大、「ユーロ売り」が加速する可能性が高まっている。現時点で、加盟各国は「国内景気・金融市場対策」に追われ、総合的な対策にまで手が回らない状況であることは確かだが、ユーロ圏存続に関わる問題に対応できないことが露呈すれば、ユーロに対する信頼が揺らぐことにも成りかねない。今後、欧州委員会・ECB(欧州中央銀行)の対応を注目したい。当面、ユーロ/ドルは戻り売り。
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[英ポンド/円] 世界株安見通し

英ポンド/円は突っ込み買い。AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ/米保険大手)が巨額の損失を計上したことが「金融関連株売り」に繋がり、欧米株式相場が大幅に下落、「世界株安見通し」が台頭、「資金還流」を背景とする「ドル買い」が加速、英ポンドも売られ、「英ポンド/円」も軟化している。また、「利下げ観測」が大勢を占めるが、英政府・BOE(イングランド銀行)が利下げ効果に懐疑的であることも勘案したい。これまで「英ポンド」は対ユーロで売り込まれ、「ポジション調整買い」が入り易い状況にあり、英政府・BOE何らかの動き(主に市場対策)を見せれば上向く可能性が高く、現時点で「追随的な売り」は勧められない。当面、突っ込み買い方針を維持。
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[豪ドル/円] 金利据え置き

豪ドル/円は突っ込み買い。「世界的な景気後退見通し」を背景とした「原材料需要低下観測」が拡大、代表的な資源国であるオーストラリア経済に対し悲観的な見方も根強く「利下げ観測」が再浮上していたが、RBA(オーストラリア準備銀行)は「金利据え置き(3.25%)」を決定、豪ドル/円も上昇している。前回の利下げ後、RBAは「利下げ」に消極的な見解を示唆しており、意外な決定とはいえないが、ポジション調整を背景とした「豪ドル買い」が入っており、オーストラリア経済に対して「悲観的な見通し」が多いことが確認された格好。当面、豪ドル/円は突っ込み買い。
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[南ア・ランド/円] 投資資金流出

南ア・ランド/円は軟調。世界的な株安見通しを背景とした「資金還流」により「ドル買い」が先行、南ア・ランドを圧迫している。一方、「リスク回避」を背景とした「金買い」は続いているが、南ア・ランド/円を押し上げるには役不足。テクニカル的にも南ア・ランド/円は、「金融危機」に対する警戒感から投資資金動向が「リスク回避」に傾いたことを受け「ポジション調整売り」が入り10.00円近辺から9.20円後半に水準を下げている。現時点(3日・午前11時現在/日本時間)では戻り基調にあるが、地合は弱く当面は下振れし易い展開が続く見通し、買いは見送り。
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[国際原油] NY原油(02日)続落

NY原油期近4月限は40.15ドル(-4.61ドル)と続落、株式相場下落に歯止めが掛からず、悲観的な「景気先行き見通し」が再浮上したことを背景に「需要低下観測」が拡大、ファンド・投機筋を中心にポジション調整売りが膨らんでいる。米・欧で「リセッション(景気後退)長期化観測」が拡大していることを受け「需要見通し」が悪化、当面は「売り」が入り易い状況が続く見通し。
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[株式] 続落、金融不安背景に売り先行

日経平均株価は7229円72銭(-50円43銭)と続落、TOPIX(東証株価指数)も726.80(-7.79ポイント)と続落、景気先行き見通し不透明化、欧米金融不安も根強く序盤から売りが先行、政府要人発言を受け「調整買い」に切り返す場面も見られたが、買いを呼び込めず「戻り待ちの売り」に圧され、前日終値を割り込んで取引を終えた。東証1部・売買代金(1兆2121億円)、出来高(19億4862万株)。東証一部銘柄(値上がり・440/値下がり・1131/変わらず・134)。欧米金融不安が根強く、買いが入り難い状況。一部に下値警戒感も浮上するが、売り圧迫を押し返すには至らず。当面、「売り優勢」に推移する見通し。
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注意喚起
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