ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-03

[米ドル/円] リスク回避傾向和らぐ


ドル/円は突っ込み買い。米国株式相場は反発、全人代(全国人民代表大会)開催を明日(3月5日)に控え、中国当局者筋から「追加景気刺激策」が発表されるとの報せが入り、中国景気対策期待を背景にアジア・欧州と株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、NY市場でも買いが先行した。テクニカル的にも「目先的な底練り」と見なされていただけに買い付きも良く、ダウ工業株30種平均は、6875.84ドル(+149.82ドル/2.2%)と反発。また、原材料市況も対策期待を背景に買われ、原油・非鉄金属を中心に上昇。反面、米債券市場では「中期国債入札」による供給圧迫懸念、「中国景気対策拡大観測」を背景とした債券買い後退見通しを背景に「売り」が先行し下落した。為替市場では、「中国景気対策期待」を背景に米株式相場が反発したことを受け「リスク回避傾向」が緩和され「消去法的買い」が後退、ドルは対主要通貨で軟化した。また円は「政治的混乱」も圧迫要因となり対ドルで売られ、午後4時過ぎ(米国時間)には99円近辺(98円96銭-99円06銭)を推移。一方、米・経済指標は、「ベージュブック(地区連銀経済報告)」では10地区(全12地区)連銀が、「景気悪化・後退」と報告。「景気先行き見通し」でも、回復は2009年末から2010年初頭まで期待できないとしている。2月・ADP(オートマティック・データ・プロセッシング)雇用統計では、米・2月民間部門雇用者数は前月比69.7万人減少となり、市場予想(中央値/63.0万人)を上回る弱い内容となった。ただ、2月・ISM非製造業総合景況指数は41.6となり、1月(42.9)から低下したが、市場予想(中央値/41.0)を上回った。経済指標は全般に弱く、週末に「米・2月雇用統計」発表を控え、ポジション調整を背景とした「ドル売り」が入り易い状況。当面、ドル/円は不安定な地合が続く見通しだが、突っ込み買い方針は維持。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ/円] 利下げ観測


ユーロ/円は戻り売り。ECB(欧州中央銀行)要人から「3月利下げ」を示唆する発言が相次いだことに加え、ユーロ圏インフレ指標も目標値(推定/2.0%)を下回っており、今日(欧州時間)に開催される理事会では「利下げ」が決定されることが確実視されている。「利下げ幅」に関しては「0.50%」が有力。ただ、「ユーロ圏経済」の現状からすると「利下げ効果」は期待できず、「ユーロ圏景気先行き見通し」が改善する可能性は極めて低い。当面、ユーロ/円は「戻り売り方針」を維持。

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[ユーロ/ドル] ドル優勢が続く見通し


ユーロ/ドルは戻り売り。今日(欧州時間)に開催されるECB(欧州中央銀行)理事会では「利下げ」が決定される見通しだが、ECB要人が早くから「利下げ」を示唆する発言を繰り返しており、既に「利下げ(0.50%)」は織り込み済みと言える。また、「中国追加景気対策期待」を背景に「リスク回避傾向」が和らいでおり、悲観的な内容が見込まれる「米・2月雇用統計」発表を控え、目先筋を中心に「ユーロ買い」が入る可能性もある。現時点では、戻り売り方針を維持。

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[英ポンド/円] 金利据え置きも


英ポンド/円は突っ込み買い。今日(5日/欧州時間)に開催されるBOE(イングランド銀行)MPC(金融政策委員会)では、「利下げ」が決定されるとの予想が大半を占め、「利下げ幅」は0.50%と見込まれている。ただ、BOEが「利下げ効果」に対し懐疑的な見方に傾いており「利下げ」を見送る(金利据え置き)可能性もある。現時点で、「利下げ」を見込んだ「英ポンド売り」は避けたい。当面、突っ込み買い方針を維持。

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[豪ドル/円] 「リスク回避傾向」和らぐ


豪ドル/円は突っ込み買い。「中国追加景気対策期待」を背景に「リスク回避傾向」が和らぎ「豪ドル/円」も底堅い推移を維持している。GDP統計が弱い内容となり地合が緩んだが、「中国追加景気対策期待浮上」を手掛かりに切り返している。材料に不透明性が絡むため「追随買い」は勧められないが、原材料消費を伴う「景気対策」であれば、投資資金動向が「リスク選好」に傾くことが期待される。また、原材料相場を押し上げる材料ともなるだけに「豪ドル」にとっては「強い買い要因」となる。現時点では「突っ込み買い方針」を維持。

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[南ア・ランド/円] リスク回避傾向緩和に反応鈍い


南ア・ランド/円は揉合い。ドル上昇を受け、「インフレヘッジ」として買い進まれた「金」が1000ドル台乗せを示現して以降は大幅に下落している。上昇局面でも目立った反応はなかったが、屈指の産金国である南アフリカだけに「南ア・ランド」にとっても好感される展開であり、「心理的な支援材料」失った格好。ただ、現時点で最も影響力が高い要因は「投資資金動向」だが、「中国追加景気対策期待」を背景に「リスク回避傾向」が和らいでいるにも関わらず南ア・ランド/円の反応は鈍く、ポジション調整を背景とした「売り」に圧されている。現時点では、揉合い(弱含み)を抜け出すことは難しく、買いも9.0円以下を狙いたい。

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[国際原油] NY原油(04日)続伸


NY原油期近4月限は45.38ドル(+3.73ドル)と続伸、「中国追加景気対策期待」を背景にファンド・投機筋を中心とした「買い」が続く。NY原油時間外取引(13時過ぎ/日本時間・5日)NY原油期近4月限は45.14ドル(-0.24ドル)と下落。「世界的なリセッション(景気後退)観測」を背景とした「需要低下見通し」が上値を圧迫しており、実需増加を示す材料以外には「買い」を呼び込めない状況だが、「中国追加景気対策」は条件にかない、「投機買い」が入っている。ただ、現時点では内容が不透明なだけに「ポジション調整売り」も入り易い。

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[株式] 続伸、「中国追加景気対策期待」背景に買い先行


日経平均株価は7433円49銭(+142円53銭)と続伸、TOPIX(東証株価指数)も741.55(+9.51ポイント)と続伸。全人代(全国人民代表大会)開催に絡み、中国が「追加景気対策」を打ち出すとの報せが伝わり、対策期待を背景とした買いが先行。また、円が対ドルで下落していることも「買い材料」となった。東証1部・売買代金(1兆4989億円)、出来高(23億8103万株)。東証1部銘柄(値上がり・1282/値下がり・325/変わらず・101)。前日からアジア・欧米株式相場が上昇、東京市場でも流れを引き継いだ格好。一時、上げ幅が240円を超える場面も見られたものの、高値警戒感から上げ幅を削って取引を終えた。下値警戒感から買いが入り易い状況であったことが買いを増幅させたが、内容に不透明な側面もあり「見極め」が優先された。また、地合が転じるには至らず、当面は下値を支える要因となる見通し。

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