ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-03

[米ドル/円] 日本経済減速


ドル/円は突っ込み買い。NY為替市場では日本時間に発表された「1月国際収支状況(速報)」で経常収支が1728億円の赤字に転落するなど「経済指標」が悪化したことが嫌気され、「逃避的な円買い」が後退、円が対ドル・ユーロなど対主要通貨で下落、ドル/円は98円台後半(午後4時過ぎ/NY時間・9日)に水準を下げた。一方、米株式相場は反落、米・著名投資家ウォーレン・バフェットは、CNBC(米経済専門報道機関)インタビューで、米経済を「がけから落ちた」と表現、回復には時間が掛かるとの見通しを示唆。また、世銀は2009年、世界経済が第2次世界大戦後、初めてマイナス成長(景気後退)に陥る可能性があるとの見通しを示すなど、悲観的な先行き見通しが相次いで発表されたことが「投資家心理」を圧迫、序盤から売りが先行したことが地合を軟化させた。ただ、下値を探る展開であり、売買とも積極性を欠いたことから下げ幅は限定された。また、「逃避買い」が続く米債券市場も国債入札(11-12日/10・20年債/総額630億ドル)を控えて「買い」は盛り上がらず、横這いに推移した。9日(米国時間)、米金融市場は全般に手掛かり材料難から動きが鈍化、NY外為市場でも「消去法的な買い」がドルを下支える状況に変化はなかったが、弱い内容となった「経済指標」を受け、加速的に悪化する日本経済動向に対する警戒感が拡大、円が対主要通貨で下落したことが目に付いた。当面、「世界的なリセッション(景気後退)長期化観測」を背景とした「消去法的なドル買い」、経済指標悪化を背景とした「円売り」からドル/円は100円台乗せを試す展開となる見通し。ただ、地合が安定化したわけではなく、積極的なドル買いは避け、突っ込み買い方針を維持。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[ユーロ/円] 先行き不安


ユーロ/円は戻り売り。ユンケル・ルクセンブルク首相兼財務相は、「ユーロ圏経済に好転の兆しはない」との見解を示唆。一方、トリシェECB(欧州中央銀行)総裁は「ユーロ圏経済が転換点を迎えている可能性がある」と見方を示唆。見解の相違は、「ユーロ圏経済」を把握することが難しい状況を反映しているが、ドムブロフスキス・ラトビア次期首相は9日(欧州時間)、「IMF(国際通貨基金)による融資が途絶えれば6月に破綻する可能性がある」との見解を示し、「危機的状況」に陥っている加盟国があることも確認されている。「景気対策」には消極的な「欧州委員会」だが、対策が遅れればユーロ圏経済情勢が悪化、先行き不安が拡大する可能性が高い。当面、戻り売り方針を維持。

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[ユーロ/ドル] ドル買い優勢


ユーロ/ドルは戻り売り。米・ユーロ圏はともに景気後退局面にあり問題も山積している。ただ、「米政府・金融当局」と「欧州委員会・ECB(欧州中央銀行)」の対応は相違、4月に予定される「金融サミット」でも、米・欧が「景気対策」を巡り対立する可能性が指摘されている。形振り構わずに景気対策を打ち出すことが正しいのか、自助努力を優先することが妥当なのかは判断し難いが、現時点では「米政府・金融当局」に対する評価が「欧州委員会・ECB(欧州中央銀行)」を上回っている。当面、戻り売り方針を維持。

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[英ポンド/円] 対策が裏目


英ポンド/円は突っ込み買い。BOE(イングランド銀行)が導入した「量的緩和政策」、ロイズ・バンキング・グループ株式の大量保有などが嫌気され「英ポンド売り」が活発化。一方、経済の加速的な落ち込みが「円売り」を招き、英ポンド/円は上下に振れる展開となっているが、効果も定かでない現時点で「対策」を手掛かりに「英ポンド売り」を仕掛けることは時期尚早、ポジション調整を背景とする「買い」も控えるだけに「突っ込み買い方針」は維持したい。

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[豪ドル/円] 金利先安見通し


豪ドル/円は突っ込み買い。豪・2008年昨年第4四半期GDP(国内総生産)が8年ぶりにマイナス成長となり「金利先安観測」が拡大している。RBA(オーストラリア準備銀行)は3月に金利を据え置いたが4月には「利下げ」を決定すると見込まれ、豪ドル/円も当面は上値の重い推移が続く見通し。一方、底値圏に達していると見られる「原材料相場」が、上昇に転じる兆しも窺え、現時点では「突っ込み買い方針」を維持したい。

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[トルコ・リラ/円] 介入が下支え


トルコ・リラ/円は揉合い(弱含み)。「世界的なリセッション(景気後退)長期化見通し」を背景に投資資金動向が「リスク回避」に傾き、ポジション調整を背景とした「トルコ・リラ売り/ドル買い」が上値を圧迫。同国1月鉱工業生産が弱い内容となったことを手掛かりに「売り圧迫」が増大している。一方、トルコ中銀は「ドル売り介入」を実施、「値崩れ」を防いでいる。ただ、新興各国中銀は「通貨防衛」から政策を転換、輸出増加を目指し「通貨下落を容認する姿勢」に転じているケースも目立ち、介入が続く可能性は低い。当面、揉合い(弱含み)だが、「買い」は見送り。

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[国際原油] NY原油(09日)続伸


NY原油期近4月限は47.07ドル(+1.55ドル)と続伸、OPEC(石油輸出国機構)総会で「減産」が決定されるとの見通しを背景にファンド・投機筋を中心に買いが先行。NY時間外取引(13時過ぎ/日本時間・10日)NY原油期近4月限は46.96ドル(-0.11ドル)と下落しているいが、序盤から売り買いが交錯、上下に振れる展開。既に底値圏に達していると見られるが、「需要低下観測」が上値を抑えており「上値抵抗」も強く、揉合いながら上値を試す展開。

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[株式] 続落、年金買い観測が下値支え


日経平均株価は7054円98銭(-31円05銭)と続落、TOPIX(東証株価指数)も703.50(-7.03ポイント)と続落。景気先行き見通し不透明化、米株式下落を受け序盤から売りが先行。一時、プラスサイドに戻す場面も見られたが「買い」を呼び込めず、小幅ながら3日続落となった。一方、7000円台割れは回避、「年金買い観測」が下値を支える格好となった。決算期末を控え「年金買い観測」が浮上、下値を支える材料となり下げ幅は限られた。東証1部・売買代金(1兆1525億円)、出来高(17億1981万株)。東証1部銘柄(値上がり・391/値下がり・1175/変わらず・143)。ポジション調整を背景とした「買い」と「戻り待ちの売り」が交互に入る展開が続いており、当面は「売り優勢」に推移する見通し。

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