ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-03

[米ドル/円] リスク回避傾向が和らぐ


ドル/円は突っ込み買い。米株式相場は反発、シティグループCEO(最高経営責任者)が、「現時点で2009年第1四半期業績は、2007年第3四半期(その後は赤字に陥る)以来、最も良い」との見解を示唆したことが伝わり「金融不安」が後退、市場では序盤から「買い」が先行、「ポジション調整買い」を巻き込んで上げ幅を拡げ、ダウ工業株30種平均終値は6926.49ドル(+379.44ドル)と上昇、今年に入り最大の上げ幅を記録した。米債券相場は下落、午後に発行額が340億ドルと史上記録塗り替えた「3年債入札」が実施されたことに加え、株式相場が大幅に反発したことを受け「逃避買い」が後退したことが地合を軟化させた。一方、NY外為市場では、米国株式相場反発を受け「リスク回避傾向」が和らぎ、ドルを下支えていた「逃避的なドル買い」が後退、ドルが対主要通貨で下落。ただ、「円」は経済指標の加速的な悪化により「景気先行き見通し」が不透明化、午後4時前(NY時間)時点で、98円63-73銭と前日(98円74-84銭)とほぼ横這い。ただ、12日(米国時間)には、弱い内容が予想される「米・2月小売売上高」が発表される予定であり、再び「リスク回避傾向」が強まる可能性も高いことから追随的な「ドル売り」を仕掛ける場面ではない。当面、突っ込み買い方針を維持。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ/円] 東欧金融システム不安


ユーロ/円は戻り売り。前日(10日/欧州時間)、ダーリング英財務相はEU(欧州連合)に対し「東欧諸国に対する支援を最優先課題とすることが必要」との見解を示した。ただ、EU首脳会議(3月1日)で、東欧諸国向け金融支援策(総額1800億ユーロ)をハンガリーが提案したが拒否されている経緯があり、EUが「東欧金融支援策」を打ち出す可能性は低く、東欧諸国が危機的な状況に陥る可能性が一段と高まっている。当面、ユーロ/円は「国内景気見通し不透明化」を勘案しても「買い」は勧められず、戻り売り方針を維持。

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[ユーロ/ドル] ドル優勢


ユーロ/ドルは戻り売り。経済指標・金融機関動向に不安材料が多く、欧米市場に絡む「金融不安」に対する警戒感が払拭される可能性は低く、ドルを下支える「逃避買い」は続く見通しであり、「リスク回避傾向」が和らいだ時点でも、ユーロ圏が抱える「東欧金融システム不安」が払拭されなければ「ユーロ買い」は勧められない。現時点では「戻り売り方針」を維持することが賢明。

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[英ポンド/円] 経済指標


英ポンド/円は突っ込み買い。英政府・BOE(イングランド銀行)が相次いで「景気・金融市場対策」を打ち出すなか、前日(10日/欧州時間)に発表された「英・1月製造業生産指数」は、前月比2.9%低下と市場予想(中央値/1.4%低下)を下回る弱い内容となり、英ポンド/円を圧迫している。当面、「市場対策効果」は期待できないが、「ユーロ圏先行き見通し」が急速に悪化する可能性が高く、行過ぎた「英ポンド売り」も修正される見通し。現時点では、「突っ込み買い方針」を維持。

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[豪ドル/円] NZ利下げ観測


豪ドル/円は下値模索。明日(12日)、RBNZ(ニュージーランド準備銀行)が「利下げ(0.50%)」を決定する可能性が高く、豪ドル/円は「利下げ観測拡大」から軟化する見通し。「金利据え置き」を決定したRBA(オーストラリア準備銀行)だが、その後も経済指標の落ち込みが続くだけに「利下げ観測」はジリジリと拡大しており、当面は下値を探る展開が続く見通し。

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[南ア・ランド/円] 上値が重い


南ア・ランド/円は揉合い。(弱含み)米株式市場上昇を受け「リスク回避傾向」が和らぎ、南ア・ランド/円も9円台半ばに水準を戻している。ただ、現時点で「リスク回避傾向」が弱まれば、「金買い」も後退する場面が目立ち、「高金利通貨」としての南ア・ランドには「買い要因」だが、「資源国通貨」としては圧迫要因。「戻り」も鈍く、買い進める展開ではない。現時点で「逃避的なドル買い」が後退することは考え難く、当面は揉合い(弱含み)が続く見通し。

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[国際原油] NY原油(10日)反落


NY原油期近4月限は45.71ドル(-1.36ドル)と反落、「原油在庫増加見通し」を背景にファンド・投機筋を中心に「売り攻勢」が強まる。また、米エネルギー省から発表された「09年世界原油需要見通し」が下方修正されたことも嫌気された。NY原油時間外取引(13時過ぎ/日本時間・11日)NY原油期近4月限は45.73ドル(+0.02ドル)と堅調に推移。既に底値圏にあると見られ下値余地も乏しいが「需要低下見通し」も根強く、揉合いながら下値を切り上げる展開が見込まれる。

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[株式] 反発、「金融不安後退」背景に上伸


日経平均株価は7376円12銭(+321円14銭)と反発、TOPIX(東証株価指数)も722.28(+18.78ポイント)と反発。「金融不安後退」を背景に上昇した米株式相場の地合を引き継ぐ格好となり序盤から「買い」が先行、ポジション調整買いを巻き込んで上げ幅を拡げた。米シティ・グループの好調な「第1四半期業績見通し」が伝わり「金融不安」が後退、上昇に転じた米国株式市場の地合を引き継いだ。東証1部・売買代金(1兆3347億円)、出来高(20億246万株)。東証一部銘柄(値上がり・1211/値下がり・381/変わらず・117)。明日以降、弱い内容が予想される米・経済指標発表が控え、米国株式相場が軟化する可能性も高く、余力を残す弱気筋が再び攻勢に転ずる恐れもあることから積極的に買い難い、突っ込みを買い拾う慎重な対応が妥当。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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