[米ドル/円] GDP第2次改定値

ドル/円は突っ込み買い。米株式相場は続伸、前日(10日/米国時間)、「金融危機が最悪期を抜けたとの観測」を背景に大幅に上昇した株式相場だが、今日(11日/米国時間)は、序盤から「金融危機」に対する思惑が交錯するなか、売り買い双方とも譲らず、終盤近くまで揉合う展開となったが、JPモルガン・チェースCEO(最高経営責任者)が、2009年1-2月業績は黒字であったと述べたことが伝わり、終値は小幅ながら前日終値を上回って取引を終えた。一方、米国債券市場は反発、財務省が実施した「10年債入札(発行額/180億ドル)」で、最高落札利回りが、3%(3.043%)を超えたことが好感された。また、株式相場が思惑交錯から終盤と近くまで揉合ったことが「逃避買い」を誘発、上値抵抗を弱めたことも上げ要因。NY為替市場では金融危機に対する警戒感が和らぎ「逃避買い」が後退、ドルが「下支え」を失った格好となり対主要通貨で下落。(午後4時30分時点/NY時間)ドル/円は97円12-22銭(前日/98円台後半)と下落、ユーロ/ドルも1.2835-45ドル(前日/1.2672-82ドル)と上昇、ユーロ/円は124円78-89銭(前日/125円03-13銭)。東京市場では、午前9時前に発表された2008年第4四半期(10-12月)GDP(実質国内総生産)第2次改定値が12.1%減少と速報値(12.7%減少)から上方修正されたことを受け、「ドル/円」はポジション調整を背景とした「円買い(買い戻し)」が入り、96円近辺に水準を上げている。また、今日(12日)、米国時間に発表される「米・2月小売売上高(自動車を含む)」は新車販売の落ち込みを反映、前月から減少することが予想(中央値/前月比0.5%減少)され、自動車を除く小売売上高も減少が予想(中央値/0.2%減少)されている。ただ、GDP(実質国内総生産)第2次改定値が上方修正されたとは言え2桁の減少であり、「国内景気先行き見通し」が不透明であることには変わりはなく、突っ込み買い方針は維持。弱い内容が予想される「米・2月小売売上高」発表を受け「ドル/円」が下押せば「買い場」と言える。
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[ユーロ/円] 景気対策は現状維持

ユーロ/円は戻り売り。10日、G20(20ヶ国カ国・地域財務相会合)に向け、EU(欧州連合)は、IMF(国際通貨基金)融資財源増額を支持する方針を明らかにすると共に、現時点で景気対策を拡大することはないとの姿勢を示した。EUが「東欧諸国」に対し「支援策」を講ずる意思がないことが明らかとなり、「IMF支援」が期待されるが、融資が実行された場合でも時間的な問題も残るだけに「東欧金融システム不安」が拡大する可能性が一段と高まっている。当面、円売り圧迫が増大を見込んでも「戻り売り方針」が妥当と言える。
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[ユーロ/ドル] 「逃避買い」後退

ユーロ/ドルは戻り売り。市場ではで「金融危機が最悪期を抜けた」との見方に懐疑的な見方も根強く、前日の米株式市場では思惑が交錯、売り買いが拮抗したことから終盤近くまで揉合いに推移した。金融不安が和らぎドルを下支えた「逃避買い」が後退、ユーロ/ドルも上昇しているが、「米景気先行き見通し」に絡む不透明性、ユーロ圏にくすぶる「金融不安」を勘案すれば、「逃避買い」が再び活発化する可能性が高い。当面、ユーロ/ドルは「戻り売り方針」を維持。
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[英ポンド/円] 対策と指標

英ポンド/円は突っ込み買い。前日(11日/欧州時間)、英国立統計局から発表された「英・1月貿易収支」は77.45億ポンドの赤字となり、市場予想(中央値/74.5億ポンドの赤字)を下回る弱い内容となった。一方、BOE(イングランド銀行)は初めて「国債買い切りオペ」を実施、「デフレ回避」に向け乗り出した。落ち込みが続く経済指標に対し、英政府・BOEが積極的に取り組んでいる姿が浮き彫りとなった格好だが、新たな政策を打ち出したことが「景気浮揚」に繋がるかが注目される。当面、突っ込み買い方針を維持。
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[豪ドル/円] 豪・2月雇用統計

豪ドル/円は買い場探し。12日、オーストラリア連邦統計局から発表された「豪・2月雇用統計」は、就業者数が前月比1800人増加となり市場予想(中央値/2万人減少)を上回ったが、失業率は5.2%と市場予想(中央値/5.0%)を上回る弱い内容となり、地合の弱さが響いて、発表を受け上昇した豪ドル/円も、失業率悪化が「売り」を誘い軟化している。「金利先安見通し」拡大が地合を弱めており、先ずは下値追いが先行する可能性が高い。当面は「買い場探し」、値頃買いは控えたい。
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[トルコ・リラ/円] トルコ中銀介入

トルコ・リラ/円は揉合い(弱含み)。前日からトルコ中央銀行は介入に踏み切っており、トルコ・リラ/円も57円に迫る場面も見られた。ただ、関わりが深いユーロ圏の「景気先行き見通し」が不透明化、「東欧金融システム不安」も絡み、上昇局面では「戻り待ちの売り」が目立っている。また、多くの新興国中央銀行が「通貨安容認」に傾いており、「金利先安見通し」が浮上していることも圧迫要因となっている。当面、揉合い(弱含み)、買いは見送り。
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[国際原油] NY原油(11日)続落

NY原油期近4月限は42.33ドル(-3.38ドル)と続落、米原油在庫が市場予想を上回る増加となり、ポジション調整売りが先行した。NY時間外取引(13時過ぎ/日本時間・12日)NY原油期近4月限は42.85ドル(+0.52ドル)と上昇、序盤から上げ幅を拡げている。ただ、OPEC(石油輸出機構)が総会で減産を決定しても「原油需要落ち込み観測」が圧迫要因となり、上値の重い推移が続く見込み。「底練り」だが、手掛かり材料に欠けており、上昇には時間が掛かる見通し。
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[株式] 反落、円高受け調整売り先行

日経平均株価は7198円25銭(-177円87銭)と反落、TOPIX(東証株価指数)も700.93(-21.35ポイント)と反落。「国内景気先行き見通し不透明化」、欧米金融不安も根強く「買い」は続かす、円高を手掛かりにポジション調整売りが先行。東証1部・売買代金(1兆3301億円)、出来高(19億9332万株)。東証一部銘柄(値上がり・435/値下がり・1143/変わらず・130)。2008年第4四半期(10―12月)GDP(国内総生産)改定値は上方修正されたが、2桁減少では「買い材料」にならず、ポジション調整売りが先行、「戻り待ちの売り」も誘発され下げ幅を拡げた。内外景気見通しは依然として不透明、欧米金融不安に対する警戒感も根強く、当面は「売り優勢」に推移する見通し。
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注意喚起
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