[米ドル/円] 欧米株式上昇

ドル/円は突っ込み買い。NY外為市場ではスイス・フランが「利下げ(0.25%)」「スイス中銀外貨買い介入」により下落したことが目立った。また、欧米株式相場上昇を受け「リスク回避傾向」が和らぎ、「逃避買い」が後退、ドルは対主要通貨で軟化。一方、ドル/円は国内景気指標が加速的に悪化していることが嫌気され軟調に推移した。米株式相場は続伸、S&P(スタンダード・アンド・プアーズ/格付け会社)は、GE(ゼネラル・エレクトリック)格下げを実施したが、GE事業は影響を受けないとの見方を示唆。一方、BOA(バンク・オブ・アメリカ)CEO(経営最高責任者)は、2009年全般でも利益確保が可能との見通しを示したことを受け「金融危機」に対する不安が和らぎ「買い優勢」に推移した。ダウ工業株30種平均は7170.06ドル(+239.66ドル)と続伸、ナスダック総合株価指数も1426.10(+54.46ポイント)と続伸。また、欧州株式相場も上昇。「FT100種総合株価指数(ロンドン)3712.06(+18.25ポイント)と反発、クセトラDAX指数(フランクフルト)3956.22(+42.12ポイント)と続伸、CAC40種平均指数(パリ)2694.25(+20.05ポイント)と続伸」。また、米債券相場も上昇、「30年債入札」で応札倍率が2.40倍と前回を上回ったことが好感された。また、注目された米・経済指標、「米・2月小売売上高(速報値/季節調整済み)」が、前月比0.1%減少となり、市場予想(中央値/0.5%減少)を上回ったことも「景気先行き不安」を後退させる要因となった。「米景気先行き見通し」に絡む不透明性、金融システム不安に対する警戒感など、地合を圧迫する要因も多く、積極的な「買い」は勧められないが、上値を試す展開であり「突っ込み買い方針」を維持。
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[ユーロ/円] G20首脳会合

ユーロ/円は戻り売り。現時点では、G20(20カ国・地域首脳会合)では、「財政出動を伴う景気対策」を呼びかける米国に対し、独・仏首脳は否定的な姿勢を示し、米・欧が対立する可能性が高く、有効な結論を導き出せない見通し。また、欧州委員会は「東欧支援」に対しても消極的であり、EU(欧州連合)は、「東欧金融システム」に対する不安も払拭できない。ユーロ/円も地合が大きく崩れる可能性があり、戻り売り方針を維持。
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[ユーロ/ドル] ユーロに不透明性増大

ユーロ/ドルは戻り売り。EU(欧州連合)は、IMF(国際通貨基金)融資能力を拡大することで支援を強化させ、「東欧金融システム不安」を解消することを狙っているようだが、事態は既に危機的状況に近く、間接的な対策では間に合わない可能性も高い。また、このままECB(欧州中央銀行)が「政策金利」が据え置くことも考え難い。当面、ユーロ/ドルは戻り売り方針を維持。
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[英ポンド/円] デフレ対策

英ポンド/円は突っ込み買い。BOE(イングランド銀行)は、「国債買い切りオペ」を実施することで「デフレ」を回避する方針を示した。世界的な景気後退を背景に原材料市況が大幅に下落、国内ではリセッション(景気後退)により消費が落ち込んでおり、「デフレ」に陥り易い状況だが、相次ぐ対策効果と相乗して事態を一変させる可能性もある。当面、景気動向から目を離せない状況。英ポンド/円は突っ込み買い方針を維持。
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[豪ドル/円] 利下げ見通し

豪ドル/円は下値見極め。欧米株式相場上昇を受けアジア株式市場も上値指向を強めていることが好感され、「リスク回避傾向」が和らぎ、豪ドル/円も堅調に推移している。ただ、豪・経済指標悪化、NZ利下げを受け「4月利下げ観測」が拡大、上値を圧迫している。現時点では「リスク回避傾向緩和」が下支え要因だが、支えをなくせば地合軟化に陥るだけに、当面は下値見極めを優先したい。
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[南ア・ランド/円] リスク回避傾向和らぐ

南ア・ランド/円は揉合い(弱含み)。欧米株式相場が上昇していることを背景に「リスク回避傾向」が和らぎ「逃避的なドル買い」が後退。ポジション調整を背景とする「南ア・ランド売り/ドル買い」も一服、前日は南ア・ランドは対ドルで1.13%戻し、現時点で南ア・ランド/円も9.80円近辺に水準を上げている。反面、「東欧金融システム」に対する警戒感は一段と高まっており、再び「リスク回避傾向」が強まる可能性は高い。南ア・ランドが「投資資金動向」に極めて敏感に反応するだけに「追随的な買い」は避け、「逆張り」で対応したい。
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[国際原油] NY原油(12日)反発

NY原油期近4月限は47.03ドル(+4.70ドル)と反発、OPEC要人筋による「減産合意の可能性が高い」との発言を受け、ファンド・投機筋を中心に買いが先行、ポジション調整買いを巻き込んで上げ幅を拡げた。「世界的な景気後退観測」を背景とした需要後退見通しも根強いが、既に底値圏に達した可能性が高いだけに「買い攻勢」も波状的に繰り返されており、ジリジリと底値を切り上げている。
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[株式] 反発、金融不安後退背景に買い先行

日経平均株価は7569円28銭(+371円03銭)と反発、TOPIX(東証株価指数)も724.30(+23.37ポイント)と反発、欧米株式相場上昇・注目された「米・2月小売売上高」が強い内容となったことを受け「金融不安」に対する警戒感が和らぎ「買い」が先行、ポジション調整買いを誘発して上げ幅を拡げた。東証1部・売買代金(1兆9488億円)、出来高(27億9393万株)。東証一部銘柄(値上がり・1235/値下がり・370/変わらず・108)。米金融機関業績に対する不安感が和らいだことも「支援要因」だったが、世界的な景気後退のなか市場参加者に警戒感も根強く、当面は「リスク回避」と「リスク選好」の狭間では乱高下が続く見通し。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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