ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-03

[米ドル/円] 米・指標は総じて強い


ドル/円は突っ込み買い。「JPモルガン・チェース」「シティグループ」「BOA(バンク・オブ・アメリカ)」CEO(高経営責任者)が相次いで、「業績が黒字に転じたこと」や「黒字見通し」を示し。また、GE(ゼネラル・エレクトリック)は格下げされたが、S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)は、事業に影響はないとの見解を示唆したことが「金融不安」を和らげ、米国株式相場はポジション調整を背景とした「買い戻し」が続き、前週末も上昇(4日続伸)して取引を終えた。一方、米国債券相場は、米国債入札(総計630億ドル)を実施したことが上値を圧迫したが、「逃避買い」も根強くほぼ横這い。米・経済指標も「3月ロイター・ミシガン大学消費者マインド指数/速報値」が56.6と市場予想(中央値/55.0)を上回り、「米・1月貿易収支統計」も貿易収支(国際収支ベース・季節調整済み)は360億ドルの赤字と市場予想(中央値/380億ドルの赤字)を下回った。また、米・2月輸入物価指数は前月比0.2%低下となったが、市場予想(中央値/0.7%低下)を上回り、総じて強い内容となった。NY外為市場では「リスク回避傾向」が和らいだことを反映し「逃避的な買い」が後退、「ドル」「円」ともに軟化したが、円は「景気見通し悪化」もあり対主要通貨で下落、ドル/円は98円近辺に水準を上げた。今日(16日)、米国時間に発表される「米・経済指標では、米・2月鉱工業生産が1.1-1.2%低下(前月/1.8%低下)、米・2月設備稼働率が71.1%(前月/72.0%)、米・1月対米証券投資が340-350億ドル買い越し(前月/740億ドル買い越し)、米・3月NAHB住宅市場指数が9(前月/9)と予想されている。当面、ドル/円は突っ込み買い方針を維持、円は「景気見通し悪化見通し」を背景に「逃避買い」が後退、ドル/円は底堅い推移を維持する見通し。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ/円] G20は買い材料とならず


ユーロ/円は戻り売り。G20(20ヶ国・地域/財務相・中央銀行総裁会議)では、「財政出動を伴う景気対策」に関し新たな展開はなかった。IMF(国際通貨基金)財源増加では合意されたが具体的な目標はなく、ユーロにとって「買い材料」とはならなかった。現時点で、欧州委員会は「東欧金融システム不安」に対して「具体的な対策(支援策)」を拒否、西欧金融機関が「リスク」を抱え込んだ状況に何ら変化はない。円は「景気見通し悪化見通し」を背景に「逃避買い」が後退しているが、ユーロ圏が抱えるリスクを勘案、「戻り売り方針」を維持。

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[ユーロ/ドル] 経済指標


ユーロ/ドルは戻り売り。米・経済指標は、「3月ロイター・ミシガン大学消費者マインド指数/速報値」が56.6と市場予想(中央値/55.0)を上回り、「米・1月貿易収支統計」も貿易収支(国際収支ベース・季節調整済み)は360億ドルの赤字と市場予想(中央値/380億ドルの赤字)を下回った。また、米・2月輸入物価指数は前月比0.2%低下となったが、市場予想(中央値/0.7%低下)を上回り、総じて強い内容となった。一方、欧州連合(EU)統計局から発表(13日/欧州時間)されたユーロ圏・1月小売売上高指数(営業日調整済み)は、前年同月比2.2%低下、ドイツ連邦統計庁から発表された独・2月WPI(卸売物価指数)も前月比0.1%低下・前年同月比5.7%低下、いずれも予想されたほど落ち込みはなかったものの低下が続き、総じて弱い内容となった。金融不安が和らぎ、ユーロ/ドルは上昇しているが不安要因も多く、「戻り売り方針」を維持。

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[英ポンド/円] 大規模景気対策は打ち止めか


英ポンド/円は突っ込み買い。ダーリング英財務相は「既に景気対策に英政府は多額の資金を注入した」との見解を示し、当面は「大規模な景気対策」を投入する可能性が低下している。相次いで、大規模な「景気・金融市場対策」を打ち出してきただけに「インフレ」を招く恐れも生じており、英政府としても「効果検証」を優先する姿勢に転じたようだ。当面、英ポンド/円は突っ込み買い。対策効果見極めが優先されるが、当面は調整を背景とした「買い」が期待され、突っ込み買い方針は維持。

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[豪ドル/円] 上値が重い


豪ドル/円は下値見極め。「金融不安後退」を背景に「リスク回避傾向」が和らぎ、豪ドル/円も底堅い推移。また、「景気見通し悪化見通し」を背景に円買い(逃避買い」が後退していることも地合を硬化させている。ただ、上値には「利下げ観測」を背景とした「売り」が控え、伸び悩んでいる。底練りに入った可能性が高い「原材料相場」も、上昇に転じるには手掛かり材料に欠け、「資源国通貨」としても「買い」を呼び込める状況ではない。当面、地合が硬化する要因に乏しく、下振れし易い展開が続く見通し。下値見極めを優先、買い場を探りたい。

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[トルコ・リラ/円] 先行き不安がくすぶる


トルコ・リラ/円は揉合い(弱含み)。ただ、手掛かり材料に欠け、関わりが深い「ユーロ圏景気見通し」が不透明化、IMF(国際通貨基金)との借り換え交渉も足踏み状態が続くなど、トルコ経済を取り巻く状況は厳しく、「先行き不安」がくすぶっている。また、世界的なリセッション(景気後退)拡大の影響を受け、トルコ経済も減速傾向が強まっており「利下げ」が継続される可能性も高い。1月末から2月初めにかけ、年初から10円近く下落したが、現時点では約5円戻しており、テクニカル的に「半値戻し」の状態にあるが、上値抜けには新たな材料が必要。

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[国際原油] NY原油(13日)反落


NY原油期近4月限は46.25ドル(-0.78ドル)と反落、IEA(国際エネルギー機関)、OPEC(石油輸出国機構)が相次いで「需要見通し」を下方修正したことが嫌気され、ファンド・投機筋を中心にポジション調整売りが先行。NY原油時間外取引(13時過ぎ/日本時間・16日)NY原油期近4月限は44.50ドル(-1.75ドル)と下落、序盤から下げ幅を拡げている。15日に開催(ウィーン)されたOPEC総会で「生産枠据え置き」が決定されたことが「先高期待」を後退させ、時間外取引でも下値を追っている。リセッション(景気後退)を背景とした「需要低下見通し」も根強く、当面は底練りが続く見通し。

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[株式] 続伸、「政策期待」背景に買い続く


日経平均株価は7704円15銭(+134円87銭)と続伸、TOPIX(東証株価指数)も741.69(+17.39ポイント)と続伸。「景気刺激策」期待を背景に「買い」が続くが、高値圏では「戻り待ちの売り」が上値を抑え、伸び悩む場面も見られた。「景気先行き見通し」に絡む不透明性も払拭されず、買い一巡後は下押す展開も見込まれる。米株式相場も前週末で4日続伸しており、休場明けの米国株式相場動向が注目される。東証1部・売買代金(1兆2420億円)、出来高(20億3916万株)。東証一部銘柄(値上がり・1455/値下がり・196/変わらず・62)。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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