[米ドル/円] 金融政策見極め優先

ドル/円は軟調、下押す可能性あり。
[概況]前日(米国時間)に発表された)、米・経済指標は「3月・ニューヨーク連銀景況指数」は、マイナス38.23と同統計開始以来の最低水準となり、市場予想(中央値/マイナス30.80)を大幅に下回った。また、「米・2月鉱工業生産指数」も前月比1.4%低下と市場予想(中央値/-1.3%)を下回り、4ヶ月連続して低下するなど総じて弱い内容となった。また、米株式相場も弱い内容となった「米・経済指標」発表が嫌気され、ポジション調整売りが上値を圧迫、下げ幅は小幅に止まったが、反落して取引を終えた。ただ、4営業日連続して上昇、「ポジション調整売り」も入り易い状況となっており、取引終了近くまで堅調を維持していたことなどを勘案すると地合が変化したとは言えない。一方、「金融不安」が和らいだことを背景に「逃避買い」が後退、債券市場は下落した。NY外為市場では、G20(20ヶ国財務相・中央銀行総裁会議)でIMF(国際通貨基金)財源倍増に向け合意されたことが「東欧金融不安」を和らげ、「ドル」が対ユーロで下押したことが目立つ動きだった。今日(17日)、米国時間に発表される「米・経済指標」では、「米・2月PPI(生産者物価指数)」「米・2月週宅着工件数」「米・2月週宅着工許可件数」が注目されるが、「米・2月PPI(生産者物価指数)」は、前月比0.4%上昇・前年同月比-1.4%低下、「米・2月コアPPI(生産者物価指数)」は、前月比0.1%上昇・前年同月比3.8%上昇が予想(中央値)され、「米・2月週宅着工件数」は45.0万戸、「米・2月週宅着工許可件数」は50.0万戸が予想(中央値)されている。ただ、17日から国内では「日銀金融政策決定会合/17-18日」、米国ではFOMC(連邦公開市場委員会/17-18日)が開催されるため「見極め優先」から市場反応は鈍化する見通し。
[テクニカル]移動平均線を見ると前日(16日)、終値(98円15銭)は6日平均(98円09銭)・13日平均(98円11銭)を上回る水準を維持したが、6日平均が13平均を下回り地合は軟化、今日(17日)もパターンに変化がなく、ドル/円は軟調な地合が続いており、ポジショ調整を含む「売り」が入り易い状況、98円台を割れば97円台半ばまで下押す可能性がある。
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[ユーロ/円] 支援策検討か

ユーロ/円、128円乗せを窺う。
[概況]ユーロ圏・2月CPI(消費者物価指数)改定値は前月比0.4%上昇・前年同月比1.2%となり、速報値と同値だったが、ECB(欧州中央銀行)が「4月利下げ」を決定する可能性を高める内容といえる。一方、G20(20ヶ国財務相・中央銀行総裁会議)でIMF(国際通貨基金)財源倍増に向け合意、EU(欧州連合)首脳会議(18-19日/ブリュッセル)でも財政危機に陥っている加盟国に対する支援策を協議する見通しで、ユーロを囲む状況に変化が兆している。
[テクニカル]ユーロ/円は2月4日に終値(116円65銭)が13日平均(116円21銭)を抜き、2月9日に6日平均(116円78銭)が13日平均(116円63銭)を抜いて以来、上昇基調を維持している。前日(2月16日)も終値(127円29銭)・6日平均(125円76銭)とも13日平均(124円78銭)を上回っており、今日は128円台乗せを窺う展開。
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[ユーロ/ドル] EUに動き

ユーロ/ドル、上値を試す。
[概況]米・経済指標は「3月・ニューヨーク連銀景況指数」は、マイナス38.23と同統計開始以来の最低水準となり、市場予想(中央値/マイナス30.80)を大幅に下回った。また、「米・2月鉱工業生産指数」も前月比1.4%低下と市場予想(中央値/-1.3%)を下回り、4ヶ月連続して低下するなど総じて弱い内容となったが、ユーロ圏・2月CPI(消費者物価指数)改定値は前月比0.4%上昇・前年同月比1.2%となり、速報値と同値だったが、ECB(欧州中央銀行)が「4月利下げ」を決定する可能性を高める内容となり「経済指標」から見れば、状況は変わらない。一方、G20(20ヶ国財務相・中央銀行総裁会議)でIMF(国際通貨基金)財源倍増に向け合意、EU(欧州連合)首脳会議(18-19日/ブリュッセル)でも財政危機に陥っている加盟国に対する支援策を協議する可能性があり、ファンドによる「ユーロ買い」が活発化している。
[テクニカル]終値(1.2680ドル)は3月10日に13日平均(1.2674ドル)を」上回り、3月12日に6日平均(1.2703ドル)が13日平均(1.2691ドル)を上回って、上昇基調が確認された。前日(16日)も終値(1.2967ドル)・6日平均(1.2820ドル)は13日平均(1.2716ドル)を上回り上昇基調を維持、今日(17日)は1.30ドルを超える水準を推移。
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[英ポンド/円] 住宅関連指標

英ポンド/円は突っ込み買い。ライトムーブ(不動産ウェブサイト)から発表された「英・3月住宅価格」は、前年同月比9.0%下落となり、前月から下落幅が縮小。一方、BOE(イングランド銀行)は、「量的緩和策」として打ち出した「国債買い入れ入札」を実施、66.8億ポンドの応札があり、落札倍率は3.36倍となった。「国債買い入れ入札実施」、「住宅関連指標下落幅縮小」と好材料が下支えとなり、英ポンド/円も上昇基調を維持している。当面、突っ込み買い方針を維持。
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[豪ドル/円] RBA議事録

豪ドル/円は突っ込み買い。RBA(オーストラリア準備銀行)が17日に発表した「議事録(3月3日分)」では、「政策金利は据え置き」を決定したが、「利下げ余地あり」との見解が示されており、「利下げ観測」は一段と拡大、「4月利下げ」は確実視されている。一方、「世界株高」を背景に「リスク回避傾向」が和らいだことから「豪ドル買い」も入っている。地合改善には時間が掛かりそうだが、突っ込みは買い拾いたい。
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[南ア・ランド/円] 揉合いが続く

南ア・ランド/円は揉合い(弱含み)。南ア・ランド/円は9.90円近辺に上値抵抗が生じており、10円台乗せには「新たな材料」が必要。経済指標はジリジリと悪化、購買層増加を背景に国内消費は旺盛だが、購入価格水準(平均)は低下、全体的な売上高も落ち込んでいる。構造的にインフレ圧迫は増大し易いものの現状では潜在化、当面は「政策金利」が引き上げられる可能性も極めて低い。一方、代表的な「高金利通貨」だけに「投資資金動向に極めて敏感で、「リスク回避傾向」が和らげば、対ドルでかなり上昇するが、「リスク回避」に傾けば、対ドルで大幅に下落する場面が繰り返されている。現時点では、「戻り待ちの売り」が上値を圧迫しており、積極的な「買い」を仕掛け難い。当面、揉合い(弱含み)。
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[国際原油] NY原油(16日)反発

NY原油期近4月限は47.35ドル(+1.10ドル)と反発、「世界株高」を背景に「需要増加見通し」が浮上、ファンド・投機筋を中心に買いが先行。NY時間外取引(13時過ぎ/日本時間・17日)N原油4月限は46.98ドル(-0.37ドル)と下落、戻り待ちの売りが上値を圧迫している。需要観測は「低下見通し」「増加期待」が交錯、ファンド・投機筋を中心に攻防が続いている。
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[株式] 続伸、買い戻し続く

日経平均株価は7949円13銭(+244円98銭)と続伸、TOPIX(東証株価指数)も760.64(+18.95ポイント)と続伸。「景気対策期待」を背景に買いが先行、金融株などを中心に買い戻しを巻き込んで上げ幅を拡げる展開が続いている。米株式相場は小幅ながら反落したが、「景気対策期待」を背景とした「買い」は後退する気配を見せない。東証1部・売買代金(1兆4307億円)、出来高(23億2340万株)。東証一部銘柄(値上がり・1089/値下がり・516/変わらず・109)。「内外景気先行き見通し」に不透明性が絡み、地合が一変する可能性を含んでいるが、売り過ぎた咎めとも言える展開。ただ、8000円台は波乱含み、「追随買い」は高値を掴むことにもなりかねず、慎重に対応したいところだ。
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