[米ドル/円] 不良資産買い取り計画

ドル/円、ポジション調整を優先。
[概況]
米政府(財務省)が「不良資産買い取り計画(不良資産買い取りのための官民投資プログラム)」を発表したことを受け、米株式相場が大幅に上昇、NY外為市場では「リスク回避傾向」が後退、金利差を意識した「通貨買い」が先行。ドルは「逃避買い」が後退、大半の対主要通貨で下落した。
ただ、ドル/円はドル・円ともに「逃避買い」が後退したが、「国内景気先行き見通し」が不透明化する「円」が対ドルで下落、97円台に水準を下げた。
また、23日(米国時間)、NAR(全米不動産業者協会)から発表された「米・2月中古住宅販売件数(季節調整済み/年換算)」は472万戸と前月比5.1%増加、市場予想(中央値/445万戸)を上回る強い内容となったことも支援材料。
[テクニカル(移動平均線)]
現時点(3月24日)で、ドル/円は、日々線(97円75銭)が、13日平均線(97円43銭)を下から抜き「Gクロス」を示現したが、6日平均線(96円46銭)は13日平均線を下回る水準を推移しており「売り基調」に変化はないが、目先的な上昇を嫌うなら「ポジション調整(利益確定)」を優先。
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[ユーロ/円] 利下げ観測

ユーロ/円は押し目買い。
[概況]
トリシェECB(欧州中央銀行)総裁は、23日(欧州時間)、世界的な景気減速に対応、政策金利を引き下げる可能性を示した。EU首脳会議で支援策が打ち出され、「東欧金融システム不安」は後退したが、ユーロ圏景気先行き見通しには依然として不透明性が絡み、「金融緩和政策」を維持する必要性を前面に押し出した格好。
「ユーロ」は米政府・金融当局が「不良資産買い取り計画」を発表、「リスク回避傾向」が和らいだことから買われているが、「利下げ観測」が拡大すれば上値が重くなる見通し。
[テクニカル(移動平均線)]
現時点(3月24日)で、ユーロ/円は、日々線(133円52銭)・6日平均線(130円48銭)とも13日平均線(127円84銭)を上回る水準を推移しており、「押し目買い方針」を維持。
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[ユーロ/ドル] 逃避買い後退

ユーロ/ドル、押し目買い。
[概況]
米政府・金融当局が「不良資産買い取り計画」を発表、「リスク回避傾向」が和らぎ、金利差を意識した「ユーロ買い」が先行、ユーロ/ドルも上昇基調が続いている。また、「東欧金融システム不安」が後退したことも支援材料。
一方、ドルは「逃避買い」が後退、大半の主要通貨に対し下落している。ただ、「ユーロ圏金利先安見通し」が浮上しているは念頭に置きたい。
[テクニカル(移動平均線)]
現時点(3月24日)で、ユーロ/ドルは、日々線(1.3661ドル)・6日平均線(1.3503ドル)とも13日平均線(1.3122ドル)を上回る水準を推移しており、「押し目買い方針」を維持。
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[英ポンド/円] MPC委員発言

英ポンド/円は押し目買い。
[概況]
23日(現地時間)、ブランチフラワー・BOE(イングランド銀行)MPC(金融政策委員会)委員は、「英国経済見通し」に関し「リセッション(景気後退)」「雇用」などが過小評価されている可能性を指摘、景気先行きに厳しい見解を示した。
ただ、英ポンドはこれまで「売り過ぎ状態」が長引き、「ポジション調整買い」が先行している側面もあり、「発言」は圧迫要因とはならない見込み。
[テクニカル(移動平均線)]
現時点(3月24日)で、英ポンド/円は、日々線(143円44銭)・6日平均線(139円33銭)とも13に平均線(137円87銭)を上回る水準を推移、「押し目買い方針」を維持。
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[豪ドル/円] リスク回避傾向緩和

豪ドル/円、押し目買い。
[概況]
米政府・金融当局が「不良資産買い取り計画」を発表、「リスク回避傾向」が和らぎ、金利差を意識した「豪ドル買い」が先行している。 投資資金動向が変化したことが「豪ドル」を押し上げている格好だが、「4月利下げ」が確実視されるだけに、高値追いには要注意。ただ、当面はポジション調整を背景とした「買い」が続く見通し。
[テクニカル(移動平均線)]
現時点(3月24日)で、豪ドル/円は、日々線(69円02銭)・6日平均線(66円34銭)とも13日平均線(64円88銭)を上回る水準を推移しており「押し目買い方針」を維持。
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[南ア・ランド/円] 利下げ観測

南ア・ランド/円、押し目買い(利益確定優先)。
[概況]
現時点で南ア・ランド/円は10円台半ばで上値が重くなっている。
世界的な景気減速の影響を受け減速傾向が続く景気動向を背景に南ア中銀が「金融緩和姿勢」を維持しており、24日(現地時間)に開催が予定される金融政策決定会合で、「利下げ」を決定する可能性が高いことが圧迫要因。現時点で、「利下げ幅」は1.0%が予想されている。
下押しを嫌う向きは「利益確定」を優先。
[テクニカル(移動平均線)]
現時点(3月24日)で、南ア・ランド/円は、日々線(10円36銭)・6日平均線(10円04銭)とも13日平均線(9円80銭)を上回る水準を推移しており、「押し目買い方針」を維持。
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[国際原油] NY原油(23日)反発

NY原油期近5月限は53.80ドル(+1.73ドル)と反発、米政府・金融当局が「不良資産買い取り計画」を発表したことを受け世界的に株価が上昇、「景気後退観測」を背景とする需要低下見通しが後退したことから「買い攻勢」が活発化。
「需要見通し」に絡む思惑が交錯、売り買い双方の攻防が続いている。
ただ、下値は切り上がっており、現時点では上値を試す展開。
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[株式] 続伸、米株高受け買い続く

日経平均株価は8488円30銭(+272円77銭)と続伸、TOPIX(東証株価指数)も812.72(+21.16ポイント)と続伸、800台に乗せる。
「不良資産買い取り計画」発表を受け過度な「金融不安」が後退、上昇した米株式相場の流れを引き継ぎ「買い」が先行した。東証1部・売買代金(1兆7164億円)、出来高(26億1526万株)。
東証1部銘柄(値上がり・1353/値下がり・286/横這い・75)。
米株式相場は大幅に上昇したが、一方で「不良資産買い取り計画」効果に対する懐疑的な見方も浮上、地合が不安定化する可能性も高まっており、ポジション調整売りに下押す場面も見込まれる。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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