ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-03

[米ドル/円] 経済指標は区々


[概況]
 「米・経済指標」は、「2008年第4四半期(10-12月)GDP(実質国内総生産/季節調整済み・年率)確定値」が前期比年率6.3%減少となり、改定値(前期比6.2%減少)から下方修正されが、市場予想(中央値/6.6%減)を下回る減少幅に止まった。

 ただ、「新規失業保険申請件数(季節調整済み)/週間ベース」は65.2万件と前週比0.8万件加)、市場予想(中央値/65.0万件)を上回り、関心が高い「雇用情勢」は、悪化傾向が続いていることが示された。

 現時点では、政府・金融当局による「景気・金融市場対策期待」を背景に「過剰な警戒感」が和らぎ、指標発表が弱い内容となっても悪影響が市場に吸収されている。

 当面、ドル/円は底堅い推移を維持する見通し。

[テクニカル(移動平均線)]
 現時点(03月27日/12時/日本時間)で[ドル/円]は、日々線(98円35銭)・6日平均線(97円53銭)・13日平均線(97円35銭)。

 日々線・13日平均線は下向き。6日平均線は上向き。

 日々線は6日平均線・13日平均線を上回る水準を推移。また、6日平均線が、13日平均線を下から上に抜き[Gクロス/3月27日]を示現。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。



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[ユーロ/円] ユーロ圏・2月マネーサプライ


[概況]
 前日(26日/欧州時間)、ECB(欧州中央銀行)から発表された「ユーロ圏・2月マネーサプライ(通貨供給量)統計」では、民間向け(家計・企業)融資が14年ぶりの低水準に落ち込んだ。

 リセッション(景気後退)を背景に銀行融資基準が一段と厳格化していることが示され「ユーロ圏景気先行き見通し」が悪化した。

[テクニカル(移動平均線)]
 現時点(03月27日/12時/日本時間)で[ユーロ/円]は、日々線(133円41銭)・6日平均線(132円26銭)・13日平均線(129円65銭)。

 日々線は横這い、6日平均線・13日平均線は上向き。

 日々線は6日平均・13日平均を上回る水準を推移。

 ユーロ/円は「押し目買い方針」を維持。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。



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[ユーロ/ドル] ユーロ優勢


[概況]
 「米政府・金融当局による景気・金融市場対策期待」を背景に「リスク回避傾向」が和らぎ、「逃避的なドル買い」が後退する反面、金利差を意識した取引が増勢を辿っている。

 ユーロ/ドルも市場動向を反映して「ユーロ買い」が先行、上昇基調を維持しているが、「利下げ観測」、「ユーロ圏景気先行き見通し不透明化」など、懸念材料も多く「安心買い」には程遠い。

[テクニカル(移動平均線)]
 現時点(03月27日/12時/日本時間)で[ユーロ/ドル]は、日々線(1.3562ドル)・6日平均線(1.3556ドル)・13日平均線(1.3317ドル)。

 日々線・13日平均線は上向き、6日平均線は下向き。

 日々線は6日平均線・13日平均線を上回る水準を推移。

 ユーロ/ドルは「突っ込み買い方針」に転換、ポジション調整を優先。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[英ポンド/円] 英・2月小売売上高


[概況]
 前日(26日/欧州時間)、ONS(英政府統計局)から発表された「英・2月小売売上高指数/数量ベース・季節調整済み」は、前月比1.9%低下となり、市場予想(中央値/0.4%低下)を大幅に下回る弱い内容となった。

 英政府・BOE(イングランド銀行)は相次いで「景気・金融市場対策」を打ち出しているが、「対策期待」は盛り上がりに欠けており、指標改善が待たれるところだ。

[テクニカル(移動平均線)]
 現時点(03月27日/12時/日本時間)で[英ポンド/円]は、日々線(142円25銭)・6日平均線(141円70銭)・13日平均線(139円15銭)。

 日々線は下向き、6日平均線・13日平均線は上向き。

 日々線は6日平均線・13日平均線を上回る水準を推移。

 英ポンド/円は「押し目買い方針」を維持。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。





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[豪ドル/円] 投資資金動向に変化


[概況]
 「米政府・金融当局による景気・市場対策期待」を背景に「リスク回避傾向」が和らぎ、投資資金動向が変化、金利差を意識した取引が増勢を辿っている。

 「豪ドル/円」も市場動向を反映、「買い」が先行、上昇基調を維持している。

 欧米諸国と比較して金融システム不安は小さいが、悪影響も受けており、地合が改善したとは言い難い。

 流れに乗ることも必要だが、巻き込まれることは避けた
 
[テクニカル(移動平均線)]
 現時点(03月24日/12時/日本時間)で[豪ドル/円]は、日々線(68円86銭)・6日平均線(68円02銭)・13日平均線(66円12銭)。

 日々線は下向き、6日平均線・13日平均線は上向き。

 日々線は6日平均線・13日平均線を上回る水準を推移。

 豪ドル/円は「押し目買い方針」を維持。

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[トルコ・リラ/円] PKK


[概況]
 マリキ・イラク首相が「PKK(クルド人独立派クルド労働者党)鎮圧」でトルコ支援を約束、20年以上も続いているPKKとの抗争が転機を迎える可能性が高まっている。

 PKKはイラク北部を拠点にトルコを攻撃、PKK鎮圧にはイラクの協力が必須条件だっただけに、トルコは「政情不安」と「経済的損失」を免れることが期待される。

 現時点で、トルコ・リラ/円はリスク回避傾向が和らいだことで買われているが、PKK鎮圧に目処が付けば「新たな買い材料」となる。

[テクニカル(移動平均線)]
 現時点(03月27日/12時/日本時間)で[トルコ・リラ/円]は、日々線(59円24銭)・6日平均線(58円51銭)・13日平均線(57円60銭)。

 日々線は下向き、6日平均線・13日平均線は上向き。

 日々線は6日平均線・13日平均線を上回る水準を推移。

 トルコ・リラ/円は「押し目買い方針」を維持。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。





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[国際原油] NY原油(26日)反発


 NY原油期近5月限は54.34ドル(+1.57ドル)と反発、米株式相場上昇を受け「景気底打ち観測」を背景とした「原油需要回復見通し」が拡大、ファンド・投機筋を中心に買いが先行。

 NY原油時間外取引(12時過ぎ/日本時間・27日)NY原油期近5月限は53.91ドル(-0.43ドル)と下落。

 「需要見通し」巡り思惑が交錯しており、地合は不安定だが、50ドル台に乗せたことで、上昇基調に乗ったとの見方も浮上、「追随買い」が入れば、上昇ペースにも弾みが付く見通し。

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[株式] 反落、調整売りが上値圧迫


 日経平均株価は8626円97銭(-9円36銭)と反落、TOPIX(東証株価指数)も824.53(-2.28ポイント)と反落。

 序盤は米株式相場上昇を引き継ぐ格好で買いが先行したが、中盤以降は高値警戒感を背景にポジション調整売りが増勢を辿り上値を圧迫、小幅ながらマイナス・サイドで取引を終えた。

 東証1部・売買代金(1兆4841億円)、出来高(22億2602万株)。東証一部銘柄(値上がり・741/値下がり・870/横這い・93)。

 このところの大幅な上昇から「高値警戒感」が拡大、目新しい買い材料にも欠けたことから「利益確定売り」に圧された。週末のNY市場動向が注目されるが、上昇基調に乗ったとは言え、地合は安定性を欠いており、上昇力が弱まれば「売り」が誘発される可能性が高い。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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