[全般] イースター休暇の薄商いの中での仕掛け

週末の欧米市場はグッドフライデーのため為替市場は商いが薄く、特に材料もないことから総じて小動きとなった。ただ、日本時間3時に米3月財政収支が1923億ドルの赤字と予想を大きく上回り、ドルは全般的に緩んで引けた。今日もイースター休暇のため欧州市場とオーストラリア、香港などが休場となり、特に突発的な材料がない限り全般的に静かな展開が続くと思われるが、今週は米国金融機関の決算発表を控えているだけに、積極的にドルは買いにくい状況が続くと見た方が良さそうだ。
また、今週は重要な米国経済指標の発表も予定されている。

3月の小売売上高は0.3％の増加、生産者物価指数は2％以下に低下すると見られる。また住宅着工件数が特に注目されるが、全般的にリセッションから抜け出すにはまだ程遠そうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

[米ドル／円] 100円付近の底を拾う動き

（時間足とボリンジャー）

ドルは全般的に上値の重い展開と見るが、クロス円の買いとぶつかりあうためドル円は値動きの狭い展開を予想。100円割れには買いが湧いてくると思われ99円80銭から100円50銭付近での揉み合いとみる。

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[ユーロドル/ユーロ円] 下値、上値を試しても元へ戻る

（ユーロドル日足と移動平均21,90,200日）

（ユーロ円時間足）

ＮＹの終わりにかけてユーロドルは上昇し、ショートは一旦切らされたと見る。このまま上値を追うのは危険だろう。一旦上値を狙うにしても下値の1.3125ドルから1.31ドルの底を固めてから上値を狙うと見る。このまま引き上げても上値は限定的だろう。上値は朝方の高値1.3185ドル付近が目途になりそうだ。もし上に抜けたら1.3225ドルを目指したいところだが、今日はその力もなさそうだ。ユーロ円も朝方の高値132円40銭付近を高値に下値を試す展開と見るが、131円70銭付近を抜くほどではないだろう。

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[豪ドル円／NZドル円] 実需の動きに見せかけて仕掛け中心

(豪ドル円30分足)

(キウイ円30分足)

豪ドル円、キウイ円共に朝方から既に先週の終わりを越えて買われた。今日はシドニー市場が休みにも関わらずこの時間帯に買っているのは東京辺りの仕掛けと見る。実需はこの時間には出てくることは滅多にないためだ。この動きが仕掛けであればこの程度の上昇では利食いは出さずに更に上値を狙うだろう。ただ時間をかけ過ぎたらじりじりと押し戻されると見ている。

キウイ円では上値59円を狙うと考えられる。逆に59円で押し戻される時は昨日のＮＹ終値58円ミドル近辺まで押し戻される可能性がある。豪ドル円は先週の高値72円80銭付近と見て下値は72円付近と見る。

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