ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-05

[全般] リスク許容度拡大からドル売り

ストレステストの結果が発表されて、市場には今まで最も懸念されていた金融不安が遠のいたことで、一気に景気に対する悲観的な見方から期待感が広がった。その結果今までリスク回避から買われたドルから資金が逃げ出し始めているようだ。ただ、今回の動きにはいままでと違った動きが見られる。それはクロス円の売りも同時に進行していることだ。今までの動きはNY株価が上昇し、ドルが売られ、クロス円が上昇する、いわゆるドル売り円売りの動きのパターンであった。しかし今回の動きはドル売りの動きが中心となっている。ドルインデックスを見ても4カ月ぶりに80を割り込み始めており、いかにドルが弱いかわかる。ただ、このドル売りの動きはそう長くは続かないと思っている。潮の流れが変化するときには一時的に偏ったポジションンの調整が入りやすい。今回ももしかしたらその動きのようにも思える。クロス円もドル売りの勢いに押され,一旦は利益確定の売りが出ていると考えられる。いずれクロス円の買いチャンスが再びやってくるとは思うが、そのタイミングはもう暫く様子を見た方が良いかもしれない。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円] 上値が重い

(米ドル円日足)

USDJPY0513_hiashi.jpg

ドル円はドル売りの勢いが円売りの勢いを上回り、クロス円の売りにも押され上値の重い展開はもう少し続くかもしれない。日足ではヘッドアンドショルダーのネックラインの96円ミドルを割り込んできており、次のサポートは4月28日の安値95円60銭が意識される。ボリンジャーバンドの下限も割り込み始めているが、騙しの可能性もあるのでトレンド変換化どうかを確認するにはもう数日様子見が必要だろう。
予想レンジ 97円25銭~95円60銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル/ユーロ円] ユーロ上昇の動きは継続

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ円日足)

EURJPY0513_hiashi.jpg


ユーロドルの日足チャートボリンジャーバンドを見ると、5月8日に上層のバンドをブレークし、バンドウオークの始まりのようにも見える。中心の移動平均線も上向きに変わりつつあり、この上昇は本物かもしれない。ユーロ円はまだボリンジャーの上層バンドをブレークしておらず、一旦天井に近いと思われる。ドル円の下落が上値を抑えてしまったようだ。今日は戻しを売って130円70銭近辺を試すと見ている。抜けた時にどこまで下がるか確認したい。
予想レンジ
ユーロドル1.3750~1.3550、
ユーロ円132円80銭~129円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル円] 雲に跳ね返され、上値の重い展開

(豪ドル円週足)


見事に雲に跳ね返されてしまった。ただ、原油価格が一時1バレル60ドル台を付けるなど、コモディティーは堅調に推移し、中国経済も堅調だ。昨日発表の1-4月の都市部固定資産投資が高い伸びを示したことや、自動車販売台数の好調などが支援材料となり、株式市場は大幅に続伸し、豪ドルにとってはフェイバーな風が吹いている。基本的な動きは堅調と見るが、目先は利益確定の売りが継続すると見る。
予想レンジ 74円~72円60銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド米ドル] インフレ・レポ-トに注目

(ポンド米ドル時間足)


昨日のポンドは、先週の予想外のBOEによる資産買い入れ拡大以降、軟調に推移していた、ポンドは昨日の小売売上高などの経済指標が良かった為に、一時的に大きく上昇したが、引けにかけては上げ幅を縮小した。本日発表されるインフレ・レポ-トで弱めのインフレ見通しが出された場合に、追加金融緩和の観測が高まり、ポンドが下落する可能性が高い為と見られる。尚、本日発表される予定であった4月貿易統計はデ-タ-が誤って昨日発表されてしまった為、前倒しで昨日発表された。昨日の高値である1.5350が抜けなければ、短期的にはポンド売り。

予想レンジ 1.5355~1.5230

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[トルコリラ円] 大幅な下げはない

(トルコリラ円日足)


リスク許容量の高まりからトルコリラは、対ドルで値を上げている。また、予想される国際通貨基金との借り入れ交渉が順調に進むとみられている事もサポ-トとなっている。トルコリラは対ドルベ-スでは強含みに推移するので、対円でも、大きな下落はないと判断される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する