ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-06

[全般] 材料は後講釈か

ドル円がNY市場で日本時間の23時半過ぎ辺りから上昇に転じた。ドルが買われたというよりも円売りが進んだと見られる。材料としてはその時間から見てローゼングレン・ボストン連銀総裁の「米GDPは年後半にプラスに転じると予想」との報道が原因と見られるが、その前からNY株式が堅調な動きを見せていたことなども要因と考えられそうだ。しかし、どうもいずれもこじつけというか後講釈のように聞こえてならない。今の相場は材料というよりも、投資マネーなどの動きが相場を動かし始めているように見える。本邦の機関投資家がヘッジ比率を下げてきていることも大きな要因と見てよいだろう。NY株式が堅調に推移すればするほどヘッジ比率を下げて来そうだ。ただ、その動きに乗ってストップを巻き込む動きも見られ、短期的な後追いは禁物かもしれない。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 円売りの動きが中心

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

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どうも此処にきて日本の機関投資家のヘッジ外しの動きやファンドの金利差を狙った投資が入り始めているような動きが見られる。その説明であれば最近お一連の動きが納得できるからだ。ただ、この動きは断続的に出やすいことから、出たときはストップなどを巻き込んだ動きを見せるが時間が経つと押し戻されることが多い。今週は金曜日が米国の独立記念日で休場ということもあり週前半が勝負と見る。本日は前半が上値を試す展開となりそうだが、上値の余裕はそれほどないと見る。クロス円の買いと共にドル売りの動きも同時に見られ、先週の高値付近が限界か。時間足で見ると96円前半がレジスタンスとなっているが、日足を見ると上昇トレンドも下値を支えている。いずれにしてもレンジ内の動きに留まると見られる。

予想レンジ:96円60銭(6月25日高値)~95円50銭

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[ユーロ円] 雲のねじれが転換となるのか

(ユーロ円時間足)


(ユーロ円日足)

EURJPY0630_hiashi.jpg

先日中国が基軸通貨を特定の国の通貨ではなくSDRなどにすべきだという発言が再び焼直され、ドル売りがユーロでも見られた。しかし欧州時間にアルムニア欧州委員が「米国よりも欧州では危機からの回復に時間がかかる」とコメントされると一時的にユーロ売りが見られた。しかし、主役はなんと言っても円売りがユーロを押し上げた。機関投資家と見られるヘッジ外しと見られるユーロ円の買いが押し上げたと見られる。テクニカルで見ると一目の雲に同日ねじれが見られ、相場の転換と見るところもあったか。ただ、このねじれも7月3日に再度現れることから、それまでの動きで終わる可能性も高そうだ。いずれにしても、日足で見る上昇トレンドを下回らない限りユーロ円の底は固そうだ。時間足では当面の天井である135円を抜き、ストップをつけた模様だが、一旦は利食いの売りがこの近辺から出やすいと見る。

予想レンジ:137円80銭(6月15日高値)~134円70銭

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[豪ドル円] 中国の景気やヘッジ外しから

(豪ドル円時間足)


(豪ドル円週足)

AUDJPY0630_syuashi.jpg

中国が非鉄金属の市場価格安定化を目的とした国家備蓄向けの買い付けを継続しないことを明らかにしたとの中国高官の発言が伝わると商品相場の上値が抑えられるとの観測も浮上し、資源国通貨の上値が抑えられる場面も見られたが、一方で上海株の上昇や中国の経済見通しの改善から豪ドルの買いが強まった。NY時間に入るとNYダウが大きく上昇したことが好感されたことや、ドル円の上昇で豪ドル円はレジスタンスと見られた77円50銭を簡単に上抜けした。この高値付近からは利食い売りが見られるかと思われたが、その気配が見られない。買いそびれたところが多いと見たほうが良いかもしれない。
週足の雲の中で転換線が下値をしっかりとサポートしており、雲の上限まで跳ね返される可能性が高まってきたと思われる。

予想レンジ:78円40銭(6月16日高値)~77円00銭

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[南アフリカランド円] 金利期待から堅調

(南アフリカランド円時間足)


先週利下げを見送り、今までの一連の利下げに終止符が打たれたという見方が広まった。ムヴォヴァニ総裁やグマ副総裁が追加利下げに対して否定的な見解を示したことが市場の買いを再び喚起した格好となった。更にNYダウの90ドル余りの上昇が下押ししている。日本からの買いはそれほど見られるわけではないが、市場の安定感が増していることも下支えとなった。ただ、この12円30銭付近は過去に何度か押し戻されているレベルであり、明日のECB政策金利発表前後で一旦利食いが出やすいと予想される。

予想レンジ:12円35銭~12円00銭

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[全般] 今週も手探り状態継続

欧州時間に入ると中国人民銀行がドルに変わる機軸通貨構想の推進を求めたという報道が伝わりドル売りが全面的に加速した。市場は依然として方向感はなく、一時的な情報でとの都度動いているようだ。前回はロシアが基軸通貨をIMFのSDRかもしくは中国元を想定していることを明らかにし、中国もそれ以前から外貨準備の運用の多様化を口にしていた。ただ、市場は将来的な話としては有り得るとしても、今すぐには難しいことを知っている。今回の中国の発言はいずれの中銀も考えていることではあるが、今すぐに行えば自分の首を絞める事になる。したがって、寧ろ米国債を積極的に買って今はドルを上げる事を考えていると思われる。国債の入札では中銀の需要が過去最高額まで膨れ上がっていることからも、それは伺える。反面中国が金を買い増している事は確かだが、その金額は外貨準備の総額から見れば微々たるものだ。いずれにしても、今回の市場の反応は一時的なもので、今週は依然として金利動向を注視しながら方向感を探る動きとなりそうだ。

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[米ドル円] 往って来いから下値を試すか

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY0629_hiashi.jpg

ドル円には方向感は全くないといってよいだろう。何故ならクロス円とドルとの綱引き通貨だからだ。従って上下のレンジがどこからどこまでなのかを知る事がこの通貨を乗りこなすコツと心得た方が良さそうだ。先週金曜日は往って来いとなり、ほぼ安値で引けとなり、戻しが甘いと更に下値を探る展開となりそうだ。戻しレベルは95円55-65銭レベルで、下値のポイントは先週の安値94円85銭付近と見る。抜ければ日足ボリンジャーの下限の94円から5月22日の安値93円85銭とみている。

予想レンジ:95円70銭~93円85銭。

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[NZドル円] 天井を上抜けするにはまだ

(NZドル円時間足)


(NZドル円日足)

NZDJPY0629_hiashi.jpg

NZの今年第一四半期GDPが前期比で事前予想を下回ったことや、売り介入への警戒感が上値を抑えている。NZの経済成長率はこれで5四半期連続のマイナス成長となり、スイスフランや豪ドル等と共に自国通貨を何とか押し下げようとしており、上値は依然重そうだ。しかし、もしNY株価が上昇すればもう一段の買いが進むと思われるが、NY株価の上昇ピッチは非常に遅い。上値のレジスタンスである62円30銭付近を天井に売りで入るのも面白そうだ。

予想レンジ:62円30銭~59円59銭

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[カナダドル円] 底値固めから

(カナダドル円30分足)

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(カナダドル円日足)

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原油価格がナイジェリアの油田攻撃報道などで再び上昇しているものの、徐々に資源国通貨であるカナダの上値が重くなっている。時間足で見ると横ばいが続き、底を固めているという見方が出来る。又、日足でもボリンジャーの下限に跳ね返されており再び中心の21日移動平均線まで戻る気配もある。しかしどうも上値が重くきになる。取り合えず下値を買ってみて、下限を超えたら一旦切って大勢を整えたい。

予想レンジ:83円50銭~82円

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[全般] 金利低下、NYダウ上昇、ドル売り

FOMCでは注目された国債の購入延長の話はなかったものの、今後のFRBの展開を予想させるようなニュースが所々に垣間見られるような一日であった。昨日発表された米第一四半期GDP確報値は予想-5.7%よりも強い-5.5%となったものの、新規失業保険申請件数では62.7万人と予想の60万件よりも弱い数字と強弱入り混じる結果となったものの、心配された7年もの国債の入札は好調に終わり、長期金利が下落に転じた。金利下落はNY株価の上昇を更に押し上げることとなり、リスク許容度の拡大からドルを売って資源国通貨などの買いが強まった。原油価格も70ドルに回復するなどFOMC前のやや楽観的なムードが戻ってきたようだ。FRBは多くの分野で依然機能が損なわれていることから部緊急貸出制度を2010年始まで延長する考えを示し、格付け会社フィッチがカリフォルニアの格付けを引き下げドルが売られる場面も見られたが、ポジション調整的な売りと見られる。

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[米ドル円] 完全に往って来い

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

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完全に往って来いとなったが、上値はやや昨日予想した以上に上昇した。市場は目先の方向感を失ったことから上下を試しに来た観もあり、収まり所を探しているようだが、所詮ドル円はレンジ内の動きから脱しきれないとみる。今朝の未明にドル円は96円20銭付近から急落し窓が空いた格好となったが、一旦その窓を埋める動きが最初は見られるかもしれない。しかし、時間足から見ると下落傾向が継続されており、週末ということから95円付近までのポジションの落としも見られのではないか。

予想レンジ:96円20銭~95円

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[ユーロ米ドル] ポンドユーロ急落

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD0626_hiashi.jpg

ユーロポンドでまとまった買いが見られた。昨日ユーロポンドをやはり大きく売ったところの買戻しの可能性も高いと見られるが、NYダウの上昇に併せてリスク選好のドル売りがユーロの底を押し上げたこともありそうだ。ユーロの買い意欲は依然として衰えは見られず、この2か月ほどの上昇トレンドに再び戻ってきたと見る。しかし、上値は6月初旬につけた1.4 3ドル台は当面の天井と見られ、目先の高値圏に近づいたとも言える。今日は週末ということから新たにポジションを作る動きはなさそうだが、1.4ドルを固めることが出来れば今週の高値である1.41ドル台もあり得る。

予想レンジ:1.4130~1.3930

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[南アフリカランド円] 金利据え置き

(南アフリカランド円時間足)


(南アフリカランド円日足)

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市場の0.5%の利下げ予想に反し、南ア準備銀行は7.5%を据え置くと発表した。更にムボヴェニ総裁は追加利下げの可能性を否定した。同国のインフレは引き続き下方トレンドにあるとしながらも賃金などのインフレリスクは高く、世界経済は来年回復するとの見通しを示した。いずれにしても、この通貨は0.5%の金利引き下げがあっても売り材料にはなりにくく、当面この金利差とNYダウや堅調な原油価格、そして欧州の経済が上向くとの予想が続けば大きな下落はないと見る。ただし、今日は一旦下値を狙う展開を予想する。週末のポジション調整の売りが入ると予想され、下値は昨日の安値である11円90銭付近を目途とみる。

予想レンジ:12円05銭~11円90銭

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[全般] FOMCでは特に言明なし

政策発表が3分ほど送れて発表され何か出るのかと期待したが、結局注目された米国債やRMBSの買い取り規模は据え置かれ、その詳しい内容に突っ込んだ話は聞かれなかった。景気の弱さは続くものの落ち込みペースは減速しており、前回よりも景気は一歩進んだ状況とされた。しかし、金融政策の出口戦略においても特に言及されず、市場はどう反応してよいかはっきりしなかったというのが印象だ。結果的に長期金利は債券が売られた分だけ上昇したものの、一時の4%付近までの上昇は見られず、株価もダウはやや下落したものの市場には大きな混乱は見られなかった。その意味では今回のFOMCは成功ということだろう。今後も9月末の期限までFRBの動向を注視しながら行くことになりそうだ。

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[米ドル円] ニュートラルの動き継続

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

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結局FOMC声明が発表された直後ドルは前面的に上昇し、ドル円も96円付近まで上昇したが、すぐに押し戻された。ドル買いの原因は金利上昇と見られるが、今の市場は金利相場と言うわけではなく、一時的な動きと見てよいだろう。ただ、FRBが今後国債の買い増しを行うかどうかがはっきりせず、市場の懐疑的な動きが今後も続くとみる。ドル円はドルが買われようが売られようが、ほとんどニュートラルの状態であり、今後もレンジ内の動きが続きそうだ。今日は一旦昨日の高値付近を試す展開が先行すると見ているが、結局上下行って来いと見る。

予想レンジ:96円00銭(前日の高値)~94円50銭(6月1日安値、ボリンジャー下限)

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[ユーロ米ドル] 前日から行って来い

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD0625_hiashi.jpg

スイスの介入は対ユーロで入ったとの話からユーロの買いが一瞬強含む場面も見られたが、結局FOMC声明後はドルが全面的に上昇したことからユーロの下落が加速した。結局前日の上げ幅を消す行って来いとなったが、ドル買いの動きは一時と見られユーロは底堅い動きを予想。時間足のボリンジャー下限バンドではバンドウォークが見られたが、数時間前から放れ始めているのが見られる。1.39を底に横ばいからやや底堅い動きか。

予想レンジ:1.4020(時間フィボナッチ)~1.3900

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[スイスフラン円] 介入が功を奏して

(スイスフラン円時間足)


(スイスフラン円日足)

CHFJPY0625_hiashi.jpg

スイス中銀(SNB)はスイスフラン売りの介入を実施したとの話が聞かれ、噂かどうかはっきりしなかったものの、今までのSNBのスタンスから見ると行っても不思議ではないと市場は判断し、スイス売りを仕掛けるところが増えたようだ。時間足を見てもわかるように90円を目の前にして約3円近く一気に下落している。しかし、実際の介入額はわからないが、所詮介入で下落したものは時間が経過すれば戻ってくるものだ。今日はそろそろ下値を確認して来る頃とみている。日足では上昇トレンドが下値をサポートしており、今レベル辺りから戻される可能性が高さそうだ。

予想レンジ:89円10銭~86円75銭(前日安値)

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[豪ドル円] 依然調整売り継続か

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

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時間足のフィボナッチ戻し61.8%のレベル76円70銭近辺で昨日は頭を抑えられている。このまま抜けきれないと再び昨日の安値レベル74円を伺う動きと見ている。もしこの安値を割り込むと日足のボリンジャーの下限バンドが下値目途となりそうだ。

予想レンジ:76円75銭~74円00銭(ボリンジャー下限)

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[ポンド米ドル] ドルがキーポイント

(ポンド米ドル時間足)


時間足でもわかるように大きなレンジ1.66から1.62の間を見事に上下しながら横に這っているチャネルの動きだ。このような相場が実は一番利益を上げるチャンスといえる。そのレンジもそろそろ明日のFOMCで抜け出る可能性が高まったと考える。1.6670を超えれば上昇に弾みがかかりそうだが、下値の1.62を割り込んだとしても1.6のサポートは強そうだ。ポンドの方向を決める大きなポイントはドルの動きだ。明日の未明のFOMCは注目だ。

予想レンジ:1.6600~1.6200

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[全般] ポジション調整一巡

昨日はドルやクロス円が激しい動きとなった。FOMC前のポジション調整は取り敢えずこれで一巡したと思えるが、市場の流動性が低かった為かその後の戻しの勢いも早かった。この辺の動きは短期筋の投機的な動きと考えられる。FOMCは明日の日本時間の未明に発表される予定だが、長期金利の上昇を抑えられるか注目される。年内の利上げをはっきり否定すれば、景気回復期待が剥げ落ちNY株価下落からドル買いに動きそうだ。更にクロス円の下落が始まるだろう。しかし、逆に利上げの可能性も否定されなければ債券が下落し長期金利上昇から株価下落。ただし、こちらの金利上昇は寧ろよい上昇と受け止められればクロス円は底堅い動きと見る。いずれにしても明日のFOMCは要注意だ。

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[米ドル円] 取り敢えず94円台を見たものの

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

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激しい動きの一日となった。96円付近から一旦95円を瞬間割り込み、その後96円手前まで押し戻されてから再度94円台後半まで下落し一往復半の動きとなった。これだけ振らされれば目先のポジションはほとんど振り落とされたと思ってよいだろう。クロス円の買いもドル円の底を一旦押し上げたが、NYの後半はただのドル売りの動きに変わった。今日はそのドル売りの流れが前半は続くと思われるが、徐々に静かな動きに変わると予想する。

予想レンジ:95円88銭(前日NYの高値)~94円50銭(6月1日安値)

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[ユーロ米ドル] 利下げ余地なしの発言

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

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ウエーバー独連銀総裁がECBは利下げ余地を使い切ったと発言し、更にトリシェECB総裁が「現在のユーロ圏の政策金利水準は適切だ」と発言をした。まるで申し合わせたようなタイミングではあるが、これ以上の利下げはないと市場は判断しユーロはほぼ一本調子に買われた。その後も欧州サイドからは利上げは時期尚早だか現在の金利レベルは適正とのコメントが聞こえてきたのは、明日未明のFOMCを意識してのことかもしれない。
いずれにして、この動きはクロス円ではなくドル売りユーロ買いが中心と見られ、それだけユーロのポテンシャリティーが高い現われであろう。今日は少し買い過ぎの反動も出そうだが、底は大分上がってしまったと思う。ただ、6月11日の高値1.4180を今日越えられなければ、一旦1.4ドルを割り込む場面もありそうだ。

予想レンジ:1.4180~1.3975

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[ポンド米ドル] ドルがキーポイント

(ポンド米ドル時間足)


(ポンド米ドル日足)

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時間足でもわかるように大きなレンジ1.66から1.62の間を見事に上下しながら横に這っているチャネルの動きだ。このような相場が実は一番利益を上げるチャンスといえる。そのレンジもそろそろ明日のFOMCで抜け出る可能性が高まったと考える。1.6670を超えれば上昇に弾みがかかりそうだが、下値の1.62を割り込んだとしても1.6のサポートは強そうだ。ポンドの方向を決める大きなポイントはドルの動きだ。明日の未明のFOMCは注目だ。

予想レンジ:1.6600~1.6200

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[全般] リスク回避の動き強まる

世界銀行が今年の世界の成長率が過去最大になると発表。NY株価は200ドル以上の大幅な下落となり、リスクへの懸念が再び拡大している。
FOMCの政策会合を前にポジション調整の動きが依然見られ、特にリスクの高い資源国通貨などのクロス円の売りが続いている。原油価格も66ドル台に下落しNY株価も冴えない動きが更に豪ドルなどの売りに繋がったようだ。先週のスイスに続いて豪州やブラジルの自国通貨売りの動きが見られるようになるなど、通貨にも保護主義的な動きが強まっている。ECBのトリシェ総裁のドル高発言もその一つと考えられる。明日のFOMCの発表前までにもう一段の調整局面も見られそうだ。

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[米ドル円] ドル買いとクロス円の売りに挟まれ

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

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全般的にリスク回避と見られるドル買いが優勢の中でクロス円の売りの勢いがそれを上回る形でドル円の上値はじりじりと押されている。ポイントは先週の安値である95円50銭付近を切れるかどうかだろう。今のところドル円単独の動きがほとんど見られずクロス円がドル円を動かしているように見えるが、このレベルが抜ければドル円の買い持ちポジションの投げなどで95円を割り込む場面もありそうだ。下値目途は6月1日の安値94円50銭付近と見る。このレベルはボリンジャーの下限バンドがやはり94円30銭に位置している。

予想レンジ:96円30銭(先週のNY終値)~94円50銭(6月1日安値)

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[ユーロ円] トリシェ発言で弱含み

(ユーロ円時間足)


(ユーロ円日足)

EURJPY0623_hiashi.jpg

世界銀行が今年の成長率は過去最悪になると発表されるなど、早期の景気回復期待が急速に遠のきNYダウは200ドル近い大幅な下落となった。
トリシェECB総裁は「米国が強いドルについて発言する事は非常に重要だ」と、ユーロを意識的に押し下げる口先介入とも取れる発言だ。また、英国が決断するならユーロ圏すべてが英国を歓迎するなどの発言も結果的にユーロポンドでユーロ売りが加速した。これらの発言は目新しいものではないものの、FOMCの前ということもあり市場は神経質に捉えたようだ。更に欧州時間に発表されたドイツIfo景気動向の数字が85.9と予想をやや上回ったものの、アッベルガーIfoエコノミストは現状は依然として悪いものでECBの1%金利は適切との発言などでユーロは値の重い展開が続いた。ユーロ円は134円ミドル近辺まで一時売り込まれたが先週の安値である132円40銭を目の前に折り返した。時間足で見ても先週の20日からボリンジャーの下限バンドに沿ったバンドウォークが続いており、依然としてクロス円全般の売りの勢いは強いことから、再び下値を試す展開と見る。

予想レンジ133円80銭~131円50銭(ボリンジャーの下限バンド)

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[ポンド米ドル] 短期のポジション調整の動き継続

(ポンド米ドル時間足)


世界銀行が今年の世界の経済成長率が過去最悪になると発表し、リスク懸念が拡大すると消費が落ち込むことから原油の需要も減少するとの見通しも広がった。全般的にリスク度の高い通貨に売りが見られ、ポンドも終日売りが続いた。しかし時間足で見るとまさにレンジ内の動きが続いており、実はいろいろな材料には関係ない動きなのかもしれない。とりあえずレンジに沿って動くのがよさそうだ。目先は1.63を割り込むかどうかで、もし割り込めないと小幅な動きになるとみる。

予想レンジ: 1.6400~1.6200

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[豪ドル円] 豪ドルの売り介入実施

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

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豪州中銀は月報で5月に豪ドルを大量に売っていたことを発表していた。元々NZランドもそうだが、介入に関しては以前から公然と行う国だけにそれほど驚きはないが、ちょうど原油価格が66ドル台へと落ち込むなど、リスクへの懸念が高まる中で豪ドルの売りは加速したと思われる。FOMCを前に、この動きは今日も続くと思われる。先週安値の75円20銭手前で跳ね返されたが、このレベルが抜ければ更に売りが加速すると見る。下値目途はボリンジャーの下限である73円付近と見る。

予想レンジ:76円50銭~72円80銭

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[全般] ムーディーズの格下げ見通しから円上昇

東京時間から弱含みで推移していた円はNY時間に入りムーディーズがカリフォルニア州の格付けをA2に格下げ方向に見直すとの見通しを示した。それを手掛かりにまず始にドル円の下落から始まり、ドルは全面的に下落が始まった。リスク回避の動きであればドルが真っ先に買われるところだが、今回の結果的に米国自身のリスク拡大という観点から安定した円に買いが入ったと見られる。しかし、市場のリスクへの考え方自体その時によってどちらにでも傾くことは過去何度もあり、今回の動きも一過性とみる。来週のFOMCを控え、それまでは全般的にドルを持ちにくい状況が続くと考えたほうがよさそうだ。

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[米ドル円] 95円ミドルを抜けきれずに買い戻される

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

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ドル円は最近米国の状況に素直に動き始めている。先週もカリフォルニアの格下の問題が浮上すると真っ先に売られたのがドル円だった。今週は24日にFOMCの政策金利発表を控える。今回の注目はFRBが国債の追加購入を行うかどうかにかかる。もし購入するのであれば、国債の下落が一段進むことになるが、これがドル売りに繋がるかどうかは微妙だろう。今のセンチメントから見るとドル売りに反応しやすい状況と見られるが、金利差からのドル買いという見方も浮上する可能性もある。いずれにしてもドル円は大きなレンジを割り込むとは思えない。日足で見ると三角持ち合いが見られ、そろそろどちらかに放れるタイミングとみる。放れるとすれば下降トレンドに戻る可能性が高く、下値目標は5月22日の安値93円85銭と見る。逆に先週の安値95円ミドルを抜け切れなければ100円手前までの反発も予想され、今週は波乱含みの展開を予想。

予想レンジ:99円75銭~93円85銭

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注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

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