ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-08

[全般] 週末と月末調整の動きが終われば

連日高値更新を続けたNYダウは週末マイナス36ドルと小幅ながら下落して終了。特に悪い材料があったわけではなく、寧ろミシガン大学消費者信頼感指数が上方修正されるなど、相変わらず景気回復改善の兆しを示すものが見られた。週末ということや月末に近いことから利益確定の動きが中心となったとみる。為替市場もアジア時間では今までの円売りの流れが見られたが、NY株価下落に伴いクロス円を中心に円の買戻しが強まった。日本の総選挙では民主党が政権をとれば超低金利からの脱却が早まるとの見方もあり円高と主張する向きが多かったようだ。最近の報道でも円高の見方を示すものが多いが、このような話が多く聞かれるときこそ、円の買い持ちが増えている時が多い。今週は週初で円の上昇が見られなければ、円売りの動きが強まると見る。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 93円割れがなければ

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY0831_hiashi.jpg

日足チャートでみた7月から8月にかけての高安からとったフィボナッチ76.4%戻しのレベルが93円20銭レベルだが、先週はそのサポートレベルで辛うじて折り返した。このレベルは7月にも何度か試しに行って抜けきれずに跳ね返されたポイントだ。93円がこれでかなりのクルーシャルポイントになったと考える。もしこのレベルが抜けるようであれば、7月10日の安値91円75銭を試す展開が予想される。逆にサポートを抜けきれない場合は数ヶ月続いたレンジの上限を試す展開とみる。更に、米国雇用統計の結果次第ではそれ以上の上昇が見られるか注目。今年の3月にNY株価が底打ちしてからは過去5回に渡り雇用統計の発表後はドル円の下落が見られる。この構図が崩れて初めて上昇に転じるとすれば、大きな転換点になるだろう。

ドル円レンジ予想: 94円60銭~93円20銭

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[豪ドル円] 買われ過ぎの調整が始まるか

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

AUDJPY0831_jikanashi.jpg

RBAウオッチャーが10月の会合で利上げの可能性が高まった事を指摘したことで豪ドルの買いが一時強まる場面が見られた。ここに来て豪州サイドからは利上げを意識させる発言が多く聞かれるようになり、市場も利上げが早い段階で行われるというコンセンサスが強まる中で、それを再確認したことになる。ただ、豪ドルは既に金利だけではなくコモディティー価格の上昇や中国の景気回復期待で買われ過ぎの観もあり、積極的に買いを入れにくい。寧ろ一旦利益確定の売り場を探す展開とみる。時間足では三角もち合いが見られ、本日は上昇トレンドのレベルまで下落すると見る。

豪ドル円レンジ予想:79円00銭~77円 70銭

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[ユーロ米ドル] 三角もち合いの収束

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD0831_hiashi.jpg

先週のユーロドルの動きを見ると急激に上昇、或いは下落した後はもみ合いが続きその窓を埋める動きが目立つ。ただ、チャネルを見てもはっきりと上昇トレンドを示している。しかし、1.45ドルというのは07年後半から08年にかけてもみ合いが続いたレベルであり、昨年12月末につけた高値1.47ドルをそろそろ意識し始めるレベルでもある。そろそろ天井に近づきつつあるという不安が高まるレベルでもある。時間足では1.4220から1.42ドルが強いサポートと見られるが、抜けたら最も危険なポイントとなった1.4ドルが再び試されるかもしれない。

ユーロドル予想レンジ: 1.4360~1.4200

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[全般] 市場の強さを証明

中国が国内素材産業に対して過剰設備の抑制方針を明らかにしたことなどで豪ドルなどのクロス円が下落に転じた。元々クロス円の地合いが弱かったことから円は全般的に買いが進み、ドル円は一時93円ミドル近辺まで下落した。
NYの朝方に米国第2四半期GDPの改定値がマイナス1.0%と発表され予想マイナス1.5%よりも良い数字となったもののNYダウは軟調な出足となった。その後FDIC預金保険公社による「問題を抱えた米銀は第2四半期に416行に増加する」との声明を受け、更にダウは下落した。しかし終わってみるとNYダウは小幅ながら年初来高値を更新した。少し前であれば、FDICのこのような報告が出ればNYダウは急落していたところであろう。ところが今では反対に株価が上昇すると云う事は如何に市場の地合いが強いものであるかを物語るものだろう。悪い状況では出せない数字を発表できる状況になったと云う事だ。NY株価が上がろうが下がろうが、クロス円が売られる状況というのはクロス円が好材料を先取りし過ぎた調整とみる。

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[米ドル円] 節目のサポートを割るか注目

(米ドル円日足)


上海総合指数の下落や、中国の素材産業への規制の話から豪ドルなどを中心に円高が進み、更にNY市場ではNYダウが今年最高値を更新しても円の上昇は強まっている。どちらにしても円の買われる状況となった。これは材料とかの問題ではなく、クロス円の調整や月末要因などの需給相場のためと考えたほうが良さそうだ。直近の日足からのフィボナッチをみると93円16銭に強いサポートが見られ、その手前で下落は止まっている。ここで踏み止まれば再び上昇に転じ可能性が高そうだが、今年の高安のフィボナッチで見ると92円ミドルがサポートになり、93円16銭が抜ければ更にそのサポートも見られそうだ。

ドル円レンジ予想: 94円25銭~93円15銭

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[豪ドル円] 短期的な戻しの後に再度下値を

(豪ドル円時間足)


(豪ドル円日足)

AUDJPY0828_hiashi.jpg

中国の国内素材産業に対する規制は豪州からの輸入の減少を引き起こすということから豪ドルはアジア時間に下落。地合いの悪さはその前から続いていたことから更に弱気に転じた。しかし、欧米市場に入るとNY市場の株価上昇につられる格好で最終的に陽線で終了するなど、方向感が定まらない動きとなっている。しかし、調整的な下降トレンドが始まった可能性もあり、週末や月末に近づいていることもあり、再び売りの調整が入ると見る。

豪ドル円レンジ予想:78円80銭~77円 30銭

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[南アフリカランド円] 三角もち合いの収束

(南アフリカランド円日足)


(南アフリカランド円時間足)

ZARJPY0828_jikanashi.jpg

NY株価の動向に大きく左右される事が多いランド円だが、徐々にその影響が薄れているように見える。また、原油などコモディティー価格の上昇にも反応が鈍い。クロス円全般に上値が抑えられ始まりが見られる中、特に資源国通貨であるランド円の下げのリスクが気になる。今年に入り最も大きく上昇した通貨がランド円で、その調整が入れば下落率も高いと予想できそうだ。日足でも三角もち合いの収束が見られ、放れるとしたら下の可能性が高まる。今日は時間足の下降トレンドで跳ね返されたら売りで攻めてみたい。

ランド円予想レンジ: 12円~11円60銭

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[全般] 米景気先行きへの不安

良い材料が引き続き発表されている。米7月新築販売件数は先週の中古住宅販売件数の改善に引き続き予想を大きく上回った。これにより米国住宅市場の底打ちが鮮明になったといえよう。しかし、米株式市場はそれに対して慎重な姿勢に変化してきたようだ。結局NYダウも前日とほぼ変わらずプラス4ドルという小幅な上昇にとどまった。先日もオバマ大統領が市場の過熱感を抑えようとする発言が聞かれたが、暫くはしゃぎ過ぎは禁物かも知れない。ダウの1万ドル台に突入するタイミングは難しそうだが、遅かれ早かれその時が来るだろう。その前の助走段階と見ると、目先はクロス円の上値は重い展開となりそうだ。

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[米ドル円] 横ばい継続

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY0827_hiashi.jpg

新築住宅販売件数や耐久財受注の好調な動きに対しても株価や為替市場は前日とほぼ同じ動きとなった。餌に吊られて落とし穴に落ち込まないようにといった慎重な構えが伺える。
NY株価がもみ合い状態に入り始めているため為替市場も当面動きが取れない。動きが止まればドル円はじりじりと上値が重くなるだろう。今日は昨日の安値を試し、抜ければ8月21日の安値93円40銭が意識される。

ドル円レンジ予想: 94円60銭~93円40銭

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[豪ドル円] 下値リスクが徐々に高まる

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

AUDJPY0827_jikanashi.jpg

RBAのコーベット委員長が「豪ドルの金利はやがて上昇する必要がある」との発言もあり、前回のスティーブンス総裁のコメントを後押しする格好となった。しかし、ここ最近このような豪ドルにとって買い材料が出ても反応が鈍くなってきている。どうも一旦天井をつけた可能性がある。時間足で見ても下降を表すように切り下げてきているのが見える。前回の安値77円15銭から77円を割り込むとストップオーダーを巻き込むかもしれないが、材料不足でそこまで突っ込むだけの力はないと見る。

豪ドル円レンジ予想:79円10銭~77円

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[ポンド円] 下値サポートを抜ければ

(ポンド円日足)


特に材料があったわけではないが、じりじりと上値が切り下げっており、上昇トレンドのレベルである152円を抜けるのか注目される。152円20銭付近は7月22日の安値でもあり、昨日は辛うじて跳ね返されている。今日は15時に英ネーションワイド住宅価格の発表を控えており、それを機に下値トライがあるか注目。次のサポートは日足のフィボナッチ76.4%戻しの150円60銭だろう。ここは7月14日の安値であり強いサポートと見る。

ポンド円予想レンジ: 153円30銭~150円60銭

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[全般] 米国経済指標の改善やバーナンキ議長の再任

バーナンキFRB議長の再任が決定し市場の金融市場に漂っていた不透明感はこれで払拭されたといってよいだろう。更に昨日発表された8月米消費者信頼感指数は6.7ポイントと市場の予想を大きく超える上昇を示した。これは消費者が持っている先行きの景気回復への期待がいかに高いかを示している。また、ケースシラー住宅価格指数が2ヶ月連続の上昇となり、住宅価格下落の終焉が近づいていることを示した。NYダウは一時100ドルを超える場面も見られたが、最終的にその上昇幅は縮小して終わった。オバマ大統領の「米経済は、依然として回復から程遠い状況だ」との悲観的な発言が市場の過熱気味の勢いに水をさした格好となった。なかなか良いタイミングでの発言だといえるだろう。余り急激に上昇すれば、その反動で再びせっかく芽生えた回復も後戻りしかねないだろう。クロス円も全般的に上値の重い展開となったが、こちらもやや先食いした分の調整的な動きと見る。根本的な景気回復の勢いは今後も続くと見ればここで一旦調整がはいる方が長期的な上昇に繋がるだろう。昨日はスイスやカナダから自国通貨高に対する牽制発言が飛び出した。口先介入だけでは流れは止まらないことを承知の上だろうが一時的な効果は見られた。

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[米ドル円] 慎重な動き継続

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USDJPY0826_jikanashi.jpg

一時93円80銭付近まで円買いが加速し、このままドル円の下落が続くと思われたが、米消費者信頼感指数やケースシラーの予想を超える改善などで歯止めがかかったといえる。NY株価の堅調な動きに対してクロス円の上昇が鈍くなってきている。NYダウは1万ドルをそろそろ意識し始めているようにも見え、上昇にためらいが見られる。市場のコンセンサスが固まるまではこの調整が続くと見る。今日は昨日の安値を越えるかどうか試す展開もありそうだが、抜けきれずに底固めの動きに終わると予想する。

米ドル円レンジ予想: 94円90銭~93円80銭

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[スイスフラン円] スイス高への牽制発言

(スイスフラン円時間足)


(スイスフラン円日足)

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ジョーダンSNB理事はスイスフランの上昇に対する行動を行うと口先介入を行った。スイスはデフレの状態が続き消費者物価も直近ではマイナス1.2%と59年以来の落ち込みを記録し、次回もマイナス0.5%と予想するなどネガティブ発言が多い。スイス円は一時89円ミドルを超える勢いだったが、その発言後は一円下の88円ミドル近辺まで押し戻された。しかし口先介入の効果は一時的なものであることを市場は承知しており、いずれ買いが強まるだろう。しかし数日はそうは言っても直ぐに上値を買いにくく、おとなしい動きが続くと見る。時間足では三角もち合いが見られ、その収束場面では上放れする可能性が高そうだ。

スイスフラン円レンジ予想:89円50銭~88円20銭

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[カナダドル円] カナダドル高への牽制

(カナダドル円時間足)


(カナダドル円日足)

CADJPY0826_hiashi.jpg

スイス中銀の口先介入に続きBOC副総裁は「カナダの上昇は重要なリスクだ」と述べ通貨高の牽制が市場では大きく反応し、88円付近から86円ミドルまで下落した。クロス円全般的に上値が重かったこともあり、効果が倍増した観もある。カナダはスイスフランとは違い資源国通貨と云う事もあり、上昇力は強くいずれ90円の高値を超えていくものと見る。昨日は特に原油価格の下落も足を引っ張った格好だ。下値サポートは半値戻しの86円40銭でしっかり昨日は止まったものの、まだ下落の勢いは残っているように見える。次のサポートである85円35銭が意識されそうだ。

カナダドル円予想レンジ: 87円75銭~85円35銭

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[全般] 円買いの材料は多いが

昨日は特に注目する材料もなく、市場は先週末発表された米中古住宅販売件数の数字を受けて上昇したクロス円の調整の動きが見られた。東京時間では先週のリスク志向の動きで始まったものの、欧州市場に向けて本日発表のリッチモンド連銀製造業指数や消費者信頼感指数などを前に、一旦ポジションの手仕舞いに動いたところも見られた。ここに来て円高の材料が多く見られる。8月後半には本邦機関投資家の外債償還に伴う円転が出やすいということや、外人主導による日経株価の買いの話、そして日米の長期金利逆転が円買いの動きを活発化させるといった話だ。又、ユーロの買い持ちポジションがここに来て減少していることで、ユーロ円の売り[円買い]が出やすいという見方もある。しかし、日経株価にしろ、機関投資家の円転にしろ、既に殆どその動きは終わっていると見てよいだろう。問題は今後も続くのかということだ。日米の金利差逆転にしてもそれが直ぐに円買いに繋がると云う事は考えにくい。円の金利を求めて円を買おうという海外の投資家がどれほどいるのか。寧ろ日本人の投資家がどう動くかだ。国内にいても金利が上がったわけではなく、今後も高金利通貨への投資は継続とみる。

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[米ドル円] もみ合いから底固め

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USDJPY0825_jikanashi.jpg

円売りの材料が多く見られる中、ドル円は94円割れを固めてきているように見える。ただ、クロス円の上昇がここに来て高値警戒感が高まり始めており、ドル円の上値も限定的と見る。今日から米国の経済指標など注目材料の発表が相次ぐため日中は動きにくい状況になりそうだ。暫くNY株価の動向を見ながらの動きになるだろう。NYダウの1万ドル乗せはそう遠くはないだろう。NY株価の堅調な動きはドル円やクロス円の底を支えるものであるが、景気回復が本格的になればドルの上昇に繋がる可能性もあり、その流れの変わり目に今いるかもしれない。それまでもみ合いが続きそうだ。

ドル円レンジ予想: 95円25銭~94円25銭

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[ユーロ円/ユーロ米ドル] 高値警戒感があるものの

(ユーロ円日足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD0825_hiashi.jpg

ヘッジファンド勢のユーロの買い持ちポジションがここに来て急激に減少しているという話が聞かれる。確かにポジションは減少しているがユーロ円やユーロドルの動きを見ても分かるように、それ程目に見える下落がないのは何故だろう。それは投機のファンドの動き以上にドル離れが原因と見る。中東勢やBRICSなどはドルの代替通貨としてのユーロを仕込んできており、それらの需要がユーロを支えていると見てよいだろう。今日はもみ合い相場が続くと見るがやや上値は重そうに見える。東京勢は一旦売りから入る可能性が高そうだ。

ユーロ円レンジ予想:135円80銭~134円

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[ポンド円] 悲観的な発言が多い

(ポンド円日足)


(ポンド円時間足)

GBPJPY0825_jikanashi.jpg

ここ最近英国サイドからの発言はポンドにネガティブなものが多い。昨日も英タイムズで「英国の税収、政府の予想の3倍以上となる20%減になる」という報道がポンド売りの切っ掛けとなったようだ。短期的に下値を探る展開はまだ継続すると見るが、中長期での上昇トレンドに変化はないと見る。日足の上昇トレンド近辺の下げがあれば買いやすくなるだろう。今日は時間足の三角もち合いの収束する動きと見る。

ポンド円予想レンジ:156円25銭~153円50銭

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[全般] 最も注目される米住宅関連指標

中国上海総合指数は銀行の自己資本比率引き上げを計画しているとの報道から下落したものの、中小企業支援の追加策導入を決定したとの報道が追い風となり全面高で終わるなどアップダウンの激しい動きとなった。その不安定な株価の動きに対して為替市場はリスク回避の動きが強く、円やドルが買われる動きが目立った。しかし、NY時間に入ると米国7月中古住宅販売件数が予想を大きく上回る改善を示し、更にバーナンキFRB議長が「世界経済、米国経済はリセッションから脱却しつつあり、金融崩壊の不安は明らかに薄れた」との発言からリスク志向が再び高まった。NYダウは今年最高値の9500ドル台で引け、それにより原油価格は73ドル台まで上昇。クロス円も堅調な動きを示し、ドル円も94円台で引けたことで底堅い印象が強まったといえそうだ。やはり米国の最も注目される指標は住宅関連であり、今週はその住宅指標を含めた需要指標が多く発表される。月曜は新車買い替え支援策が打ち切られるのを皮切りに6月ケースシラー住宅価格指数、消費者信頼感指数、7月新築住宅販売、8月ミシガン消費者信頼感などが発表予定。一喜一憂するものの、バーナンキ議長の発言からも分かるように世界の景気回復傾向は続きそうだ。ただ、実態経済が追いついてこない所に市場の不安は常に付きまとう状況も変わらない。

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[米ドル円] NY終値94円台

中国株価に振らされリスク回避とリスク志向の動きが交錯し、方向感の定まらない動きが続いた。元々ドル円には方向感はなくレンジの動きと見る方が分かりやすい。一時93円40銭付近まで下落したが結局NY終値ベースでは94円台で引けたことで今週は底を固めてレンジの上限を試す展開とみる。今日は米国の新車買い替え支援策が打ち切りとなることで、NY株価の動向が気になるが、既に市場は織り込み済みと見るとそれ程大きな影響はなさそうだ、先週末の上昇に対する反発で下落する場面があったとしても景気回復への期待が変わるというわけではない。日足ではフィボナッチの半値戻しである94円75銭付近まで戻され、このレベルはレジスタンスとみる。時間足から見ると一旦NY時間に上昇した値幅の半値戻しの94円05銭がサポートみる。

ドル円レンジ予想: 94円75銭~94円05銭

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[NZドル円] 堅調な動きとなった

(NZランド円日足)


(NZランド円時間足)

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NZランドはキーNZ首相の発言で堅調な動きとなった。首相は元メリルの為替ディーラーであったことから、介入では簡単にNZドルの上昇を抑えられないことを知っているだけに「政策決定者がNZドル高に対し出来ることは限られている」と述べたことでNZドルは買われている。これは一時的な動きではあるが、上昇のトレンドは変わらないだろう。短期的には、この発言後だけに介入警戒感は薄まっているだけに、実際にRBNZが何かのアクションを行えばNZドルはショックが大きそうだ

NZランド円レンジ予想: 65円30銭(8月14日高値)~62円45銭(フィボナッチ38.2%)

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[ポンド円] 下値を確認すれば160円も

(ポンド円時間足)


(ポンド円日足)

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ポンドドルで1.66ドル台がキャップを作り始めているが三角もち合いが形成されており上値を試すか注目される。ポンド円は時間足で153円ミドルが底を固めてきているため、ドル円の動き次第ということになりそうだが、ドル円は底堅いと見る。ポンド円の日足チャートでは上昇トレンドが続いており、下値が上昇トレンドで跳ね返されれば160円台を目指すものと予想する。

ポンド円予想レンジ:156円50銭~153円50銭

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[全般] 上海、NYの株価堅調⇒景気回復は本物

既に前日流されていた中国国務院の中小企業支援の追加策導入話や、中国当局の投資信託を承認したという報道により上海株価は4.5%上昇した。前日の大幅下落があり昨日の上昇といい株式市場だけではなく為替市場の一喜一憂の動きとなっている。NY株価もその動きに翻弄される場面も見られるものの、結局世界の中心は依然米国であることは確かだろう。昨日のNY米失業保険申請件数は予想より悪化したことで一時ドル円は下落したが、それの影響はなく一時的なものとなった。しかし、その後発表されたフィラデルフィア連銀指数が4.2と景気の節目である0を大きく上回り2007年11月以来の好結果となった。日々景気指標が強弱入り混じるものの、全体的に見ても市場の景気回復期待は本物と見てよいだろう。現にクロス円や原油価格の動向をみてもしっかりした動きが続いているということは投資マネーが活発化しているということだ。一部では外国人が日本株を買い始めているという話もあり円高要因としてみているものもいるが、それは為替市場にとって過去の経験上それほどものはない。材料がないときにその手の話が出てくる頃が多いように思う。いずれにしても、一喜一憂の中で少しずつ回復の動きは強まるだろう。

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[米ドル円] 下値固め

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

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上海株価が大幅上昇したことで市場にはやや安心感が広がった。昨日はNY時間に失業保険申請件数の発表で93円台に割り込む場面もみられたが、前日の安値を更新するまでには至らなかった。リスク許容度の拡大の動きは継続されるものの、全体的に高値圏にいるだけに上値を買っていくにはまだ慎重な見方が強い。しかし、時間調整が終われば再び動き出すと思われ、それまではもみ合いが続くと見る。ドル円の93円台はレンジの底として固めつつあるように見える。時間足のボリンジャーの動きがやっとまともな動きに戻ってきている。下部バンドが93円後半に位置し、日足のフィボナッチでは大きな流れの中で94円が強いサポートとして位置している。今日金曜日は再度下値を試しに行くとしても94円台でNYが引ければ来週は強含みで推移すると見る。

ドル円レンジ予想: 94円75銭~93円75銭(8月19日安値)

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[ユーロ円] 金融政策の変更は

(ユーロ円時間足)


(ユーロ円日足)

EURJPY0821_hiashi.jpg

BOEのボーゼン氏がユーロ圏の経済成長が持続すればECBが一番最初に利上げする可能性があるとの見方を示した。一番最初に利上げするのはBOEと見ていたが、どちらにしても英国と欧州の回復は意外に早いとみている。今日はドイツPMI製造業とPMIサービス業の発表が予定されているが、結果次第ではECBの利上げ期待に火をつける可能性も高そうだ。昨日は殆ど上下往って来いでもみ合いが見られたが、そろそろ上値を試す展開が近いかも知れない。日足と時間足から133円台を固めてきており、今日はボリンジャーの下限バンドの133円70銭近辺がサポートとみる。

ユーロ円レンジ予想: 135円50銭(フィボナッチ50%)~132円70銭

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[ポンド円] 下げの終盤

(ポンド円時間足)


(ポンド円日足)

EURJPY0821_hiashi.jpg

小売売上高は予想を上回る結果となったが、それ程反応はせずドル円の下落につられる形でじりじりと上値の重い展開となった。ダーリング財務相は現在の経済は不確実性が強いと発言したものの、このところ英国側からの発言はネガティブなものが多いようだ。目先は154円割れには買いが並んでいるのか直ぐに買いが湧き出てくるが、再度下値を試す可能性もありそうだ。ただ、値幅か時間調整が終われば上昇に転じると見てよいかもしれない。日足の上昇トレンドとボリンジャーのサポートレベルの152円ミドルが下値の限界とみる。

ポンド円予想レンジ:157円50銭~154円50銭

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[全般] 中国株式とNY株式の差

中国の株価が大幅に下落する中NY株式市場は昨日から続伸した。中国が金融引き締めを強化するという観測が再燃したことが売りを加速させたとされる。結局中国上海総合指数はこの2週間で約20%の下落となり市場はNY株式の下落に繋がるとの思惑からクロス円の売りが加速した。しかし、NY市場は最初軟調な動きで始まったものの、追加の景気刺激策が実施されるとの観測からしっかりとした動きに転じ最終的に61ドルの上昇。そのNY株式の動きにクロス円も連動し、アジアで売られた分をほぼ押し戻し往って来い。
為替市場は中国株式とNY株式を見ながら方向感の見られない動きが続いている。中国株式の下落は弱気を表す20%を割り込んだと見られるものの、年初から50%以上の上昇となっていることから、その流れを変えるものではなさそうだ。又、昨日遅く中国の新華社通信による「中国国務院、中小企業支援の追加策導入を決定」との報道がなされ、今日の上海総合指数は持ち直す可能性が高いといえる。いずれにせよ、中国やNY株式に一喜一憂されるものの、リスク志向の動きは変わらないと見る。原油価格も昨日は再び72ドル台に乗せるなど、投機マネーが活発な動きを示しているということがその証拠だ。円高の動きもリスク回避と云う事ではなく、レパトリなど一時的な機関投資家の動きとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 売られ過ぎか

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USDJPY0820_jikanashi.jpg

下値の94円付近はかなり強いサポートと見ていたが、昨日はあっさりと割り込んできた。その近辺では損切りの動きも見られたものの、売り切りの玉もあったように見える。8月の後半は本邦の機関投資家の外債による円転玉が出やすいことが背景にあるかもしれない。しかし、実際の金額は市場が思うほどはないと思われるが売りの材料にされている観がある。やや売られ過ぎた可能性もあり、そろそろ調子に乗って売ると火傷をしそうなレベルに見える。時間足で見てボリンジャーの中心バンドの94円25銭近辺で跳ね返されるかどうか注目。跳ね返されると7月22日の安値93円10銭まで目立ったサポートがない。
中国株の動向に注目したい。

ドル円レンジ予想: 94円90銭~93円10銭(7月22日安値)

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