ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-08

[全般] クロス円高値を更新するか

米第2四半期GDP速報値が-1.0%と予想された-1.5%をやや下回り改善されたことで瞬間的にクロス円が買われる場面も見られた。しかし、米経済の3分の2以上を占める個人消費が大きく落ち込んだことから米国経済の回復は遅れるのではないかとの思惑からリスク回避からドル円クロス円ともに下落した。その後シカゴ購買部景気指数が前月から改善したことで買戻しの動きも見られたが、売りの勢いは続いた。その後IMFが『ドルはやや過大評価されている』等の発言が伝わるとドル売りの下落スピードが加速したことでクロス円の下げは寧ろ抑えられ、最終的に買戻しも入り日足で見るとほぼ全面的に陽線で終わった。結局いいガス抜きが出来たことになったかもしれない。GDPも基本的には予想を大きく逸脱するものではなく、ポジション調整の切っ掛けになっただけと見る。BOEやECBの金融政策を控えるものの、基本的な円売りの動きは今週も継続と見ている。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 調整後は再び

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY0803_hiashi.jpg

時間足で見ると上昇トレンドの手前で下落にブレーキがかかった。他もこのテクニカルを見ながら買い戻しを入れた可能性も考えられる。クロス円も全般的に日中の下げが終わると買い戻しを入れてきた。IMFはドルがやや過大評価されているとしたが、同時に米国経済は徐々に回復しており、下げ止まりの兆しが見えるとも伝えている。ドルの景気回復への期待は依然として継続すると見れば、今週は先週の高値を越えて96円台を試す展開と見る。日足のフィボナッチで見ると半値戻しの96円ミドルが丁度下降トレンドとぶつかる。ただし本日は前日落とされた事から慎重な動きから、取り敢えず先日の高値手前までと見ている。

ドル円レンジ予想:95円50銭~94円50銭

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[ユーロ米ドル] 1.4ドルの底を固め回復

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EURUSD0803_jikanashi.jpg

結局先週は1.4ドルの手前で辛うじて止まり前週の高値レベルまで往って来いとなった。日足を見ると1.43付近が異常に重いレジスタンスになっていることが分かる。ただ、ボリンジャーの中心バンドを底にして大きくリバウンドしてきており、そろそろ上値を試す展開と見る。取り敢えず前週の高値である1.4305を抜けるかどうかがポイントと見るが、ECBの金融政策を控えているだけに、今日は上値を抜けきれないと見る。

ユーロドルレンジ予想:1.4305~1.4170

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[豪ドル円] 原油価格上昇とスティーブンス総裁の発言で

(豪ドル円週足)


(豪ドル円日足)

AUDJPY0803_hiashi.jpg

先週28日にはスティーブンスRBA総裁が「経済については下方リスクを相殺するほどの上方リスクが想定できる」と楽観的な発言を繰り返したことで豪ドルの買い安心感が広まった。更に原油価格が再び70ドル近くまで上昇してきたことも豪ドルにとってはフォローの風となっている。ただ、中国政府が国有銀行に対し貸し出しの規制をするとの動きから上海の株式市場に水を浴びせることにもなり、豪ドルにとっては唯一マイナス要因と見られる。いずれにしろ、週足では80円の天井が当面上値を抑え、6月の高値である80円ミドルを上抜けするには何かの切っ掛けがないと難しいかもしれない。ただ、流れとしては豪ドルの買い意欲は強く、高値更新の時期はそう遠くはないと見る。

豪ドル円予想レンジ: 80円40銭(6月11日)~78円50銭

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