[全般] 米雇用統計発表で市場に変化
今回の動きの中で今までと全く違う動きが見られた。今までであればリスク志向の動きはドル売り円売りの動きになったのだが今回はドルが全面高になったことだ。これは何を意味するのかといえばドルをリスクと考えなくなってきたということだ。それは今回の雇用統計の改善で、米国経済が本格的に底を打つとの見方が確信に近いものに変化したという事だろう。ただオバマ大統領だけではなく市場関係者もいずれ失業率が二ケタ台に乗るのは間違いないと考えていることも確かだ。とりあえず来月の雇用統計まではこのドルの動きは継続と見て良いかもしれない。
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[米ドル円] ドル買いの動きと円安の動きが底上げ


NY株上昇=ドル売り円売りの動きが、昨日はドル買いと円売りが同時に起こった。
上値のレジスアンスと見られた96円ミドルをあっさりと越え次のレジスタンスである97円70銭まで一気に上昇してきた。クロス円の買いとドル売りの綱引きで上値は限定的と見られたものが、今回は全く予想を超えたドル買いの動きに正直言って意外感が強かった。これは一時的な動きとも見られないこともないが、今後もこのような動きが増えてくる可能性が高まったように思う。東京市場の特徴として、久しぶりの新値で始まるときは実需の売りがとりあえず出てくるものだ。一旦は押し戻される場面もあるかもしれないが、この上昇は数日続くと見る。次のターゲットは99円前半とみる。
予想レンジ 99円15銭(フィボナッチ76.4%)~96円75銭
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[豪ドル円] クロス円の強さの象徴が豪ドル


クロス円全般の動きがそうだが、雇用統計後の急上昇した後はほとんど高値で横這いの動きとなっており、一切調整の売りも出てこないでNY市場を終えた。これはクロス円の買いの強さを表していると言ってよいのかも知れない。普通なら週末のポジション調整を入れてくるものだ。前日のBOEやECBの政策発表もあったことからポジションはだいぶ軽くなっていた事はあるだろうが、それにしても落ちがなさ過ぎる。いずれにしても、クロス円のポジションはまだ軽そうだ。その中で最も買いやすい通貨がこの豪ドル円と見るが、それだけに手が出しにくくなっているかもしれない。利食いを入れながらの上昇だから強いとも言えそうだ。高値を超えた事で次の高値はフィボナッチで見ると85円ミドルと見る。
予想レンジ:85円55銭(61.8%)~80円60銭
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[ポンド米ドル] 週足で上髭


前日BOEが資産買い入れプログラムを500億ポンド拡大したことでポンドが急落し、「景気も予想以上に深刻と見られる」など悲観的なムードが漂う中でRBSの純損失拡大のニュースが飛び込み、ポンドが売られ易い状況が見られた。そこで今回の米雇用統計の改善され、ポンド売りを更に加速させている。NYでの動きはポンドが売られたというよりもドル買いが進んだと言ったほうが良いのだろうが、このドル買いの動きはどうも今後も場面場面で見られるかもしれない。その動きを考えるとポンドの下げはまだ継続されそうだ。週足では上髭が出ており、日足のボリンジャーの中心バンドと上昇トレンドがちょうどぶつかるのが見える。そのレベルは6月から上値を抑えられた1.65レベルにあたる。このレベルで持ちこたえられれば再び買いの意欲がわいてきそうだ。
予想レンジ: 1.6780~1.6500
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
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