ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-08

[全般] 先週からの調整の動き

NYダウが軟調な動きとなったことから先週の雇用統計で上昇したクロス円を中心に調整の動きが目立った。特に材料で動いたというのではなく、行き過ぎた動きへの反動と見てよいだろう。12日のFOMCを前に今日も調整の動きが続くと思われるが、日中は通貨ごとに個別に動きが見られそうだ。先週からのドル買いの動きが本物かどうかまだ市場は半信半疑といったところだが、今回の雇用統計で景気底打ち期待は本格的な景気回復への道のりの始まりと見るところが多い。暫く一進一退の中で、ドルの復活が本物かを試す動きになりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 底固めの動き

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY0811_hiashi.jpg

先週の米雇用統計発表後につけた高値97円77銭付近を市場は目先意識しそうだ。明日のFOMCを前に金曜日に上昇した値幅分の窓埋めをしていると思われる。本日は東京市場でも実需筋の多くが夏休みをとっており、新たな売りが出るとは思えないが流動性もないことから、上下に振らされる場面もあるかもしれない。下値目途は時間足のフィボナッチ50%戻しのレベルと日足のフィボナッチ23.6%のレベルが96円ミドル近辺を指している。下がってもこのレベルを抜くほどの玉はないと見る。上値はFOMC前に97円77銭を試す力もないだろう。

ドル円レンジ予想:97円77銭(8月9日高値)~96円40銭(フィボナッチ)

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[ポンド米ドル] 経済見通しの引き下げから

(ポンド米ドル時間足)


(ポンド米ドル日足)

GBPUSD0811_hiashi.jpg

これまでの動きではNY株価の下落はリスク回避からドルが買われたが、先週はリスク志向からドルが買われる動きに変わった。昨日は再び株価下落がリスク回避のドル買いとの見方があったが、それは違うだろう。市場は既に前向きなドルの買いに動き始めているように見える。昨日のNYの動きは調整の動きであって、材料があったわけではない。今後もドルはしっかりとした動きと見る。昨日は英サンデーテレグラフが『英国が日本の失われた10年の危機にさらされている』との報道でポンドの売りを誘ったが、それはただの切っ掛けであり、特に注目するような材料と思えない。時間足で見てもほぼ先週の上昇分を戻して往って来いとなったことで、そろそろ一旦底値に近づいたと見る。

ポンドドルレンジ予想:1.6570~1.6335(7月30日安値)

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[ユーロ円] ネガティブ材料が目立つ

(ユーロ円日足)


(ユーロ円時間足)

EURJPY0811_jikanashi.jpg

S&Pがエストニアとラトビアの長期格付けを引き下げたことで、この両国に貸付の多いスウェーデンへの影響が懸念され、ユーロの売りに拍車をかけたようだ。しかし、昨日は材料不足の中でユーロの確定売りが出ていたところであったことから、良い売り材料にされた観がある。実際は明日のFOMCを前にポジションの調整売りと見るべきだろう。
時間足で見ると136円50銭近辺で三角持合が続いた後上方に放れて再び上昇トレンドを割り込んでいるのが見える。その後プルバックでトレンドに戻ってきたが、もしこのトレンドに跳ね返されると再度下値を試す展開も考えられる。その時注意したいのは136円ミドルが抜けるときだ。その時は134円ミドルも視野に入れる必要もありそうだ。

ユーロ円レンジ予想:138円~136円50銭

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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