ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-08

[全般] FOMC,見事な采配

注目されたFOMCは市場の影響を最小に留める内容となった。FOMCの焦点ともなった国債買取り枠を延期するのか、そして拡大するのか注目されたが、FRBはその中間の「10月まで延期をするが枠の変更はない」とした。更に金融緩和の出口政策に関しても、前回の声明にあった金利に関するものについては「長期間低水準を維持する」から「非常に低い水準を維持」として「長期間」という文言を削除した。これによりFRBが景気判断を上方修正し始めてきたという事が伺えることから、金融緩和政策から引き締め方向に転換する時期が市場の予想よりも早まる可能性を示唆したと取れる。しかし、なんとも今回の声明は緻密に練って出してきたと言う印象が強い。これではマーケットも一方向に動きにくくなった。しかし、FRBが今までよりも強く景気回復への兆しを意識しはじめたということだろう。時間が経てば市場もそれを素直に受け取る事になるだろう。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 見事に往って来いに終わり

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USDJPY0813_jikanashi.jpg

先週の米雇用統計でドル買いの動きに大きな変化が起きたと思ったものの、結局発表後の上昇分を全て打ち消す95円付近まで下落した。しかし、逆に見れば、95円の底を再度ためしに来たことでその硬さを確認したことになったかもしれない。FOMCの声明は確実に景気後退期は終わったと云う事を宣言したようなものだ。これで、時間が経てば本格的にドルの上昇が始まると見る。取り敢えず今日はまだ市場は迷いが残る動きになりそうだ。昨日の声明後のドル円の上下の幅である95円後半から96円後半の値幅内でもみ合いとみる。

ドル円レンジ予想: 96円75銭~95円75銭

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[カナダドル円] 資源国通貨として買いはしっかり

(カナダドル円時間足)


下げは丁度38.2%戻しのレベルである85円90銭付近で折り返した。カナダの6月新築住宅指数は9ヶ月連続でマイナスとなり、国際商品貿易も3ヶ月連続でマイナスになるなど、カナダ売りの材料は多かったものの、結局この通貨は米国の動きに最も影響されるという事だ。NY株価の上昇により再び資源国通貨としての買いが強まった。時間足からフィボナッチで計算すると61.8%の89円ミドル近くまでの戻しは期待出来そうだ。下値は一旦38.2%戻しで跳ね返されているが、今日の日中は上下まだ昨日のレンジ内でもみ合いが予想されるが、上昇の余力を残していると見る。

カナダ円レンジ予想:89円30銭~86円90銭

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[豪ドル円] 週足の一目雲の上に

(豪ドル円週足)


(豪ドル円日足)

AUDJPY0813_hiashi.jpg

NY株価の上昇により東京時間で下落が続いた豪ドルも再び活気ついて上昇。結局下落はFOMC前の調整の動きであったようだ。今回の声明は豪ドルにとっても非常に追い風となることだろうが、今日明日と週末にかけてはもみ合いながら、底値を固める動きになりそうだ。週足では一目の雲の上に顔を既に出しており、今週の終値が80円台で引ければ来週以降も強い動きと見る。日足では長い下髭が出たことで底値感が高まりそうだ。

豪ドル円予想レンジ81円25銭~78円

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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