ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-08

[全般] 欧州と米国のシーソーゲーム

米国の雇用統計で米国の景気回復期待でドルが買われ、FOMCでリセッション終了を確認したとの認識が市場に広がった。当然米国の景気が底を脱出すると見られれば、後を追う欧州もいずれ同様に景気回復期待が高まるのは道理だろう。そのサインが昨日の独仏ユーロ圏の第二四半期GDPが事前の予想を上回る強い数字に表れたと云う事かもしれない。ただ、あくまで予想を上回ったという事であり、実際ユーロ圏のGDPは-0.1%の成長率は5四半期連続のマイナス成長で、米国の先週の動きが見られなければそれ程マーケットは反応しなかったかもしれない。同日に米国の小売売上高が予想の0.8%から-0.1%と大きく下回りドルが売られた分だけユーロが強含みで推移することになったと思われる。こちらも個人消費が既に弱いことは市場も分かっていた事ではある。いずれにしてもこの動きは世界経済が景気後退からの脱出が始まる動きを表すもので、欧州と米国が交互に底を上げていく過程だとみる。この次はドルが買われる番になりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円] 欧米の動きに引きずられて

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USDJPY0814_jikanashi.jpg

薄商いの中で米小売売上高が3ヶ月ぶりに前の月を0.1%下回りドル円、クロス円ともに大きく売られる結果となった。その前には欧州のGDPが予想を上回る回復を見せるなど、ドルが売られやすい状況にあったことも影響したようだ。特にこの時期は市場の流動性が低くなっていることもあり、値動きが極端になりやすい。ドル円は時間足を見ても完全に往って来いの様相となった。日足のフィボナッチでは半値戻しが94円75銭を示しており、もう一段の下値を試す展開も予想される。しかし、来週辺りからはドルが再び買われる番になるとみており、良い買い場を与えてくれていると思われる。ドル円はトレンドがなくレンジ相場からはまだ抜け切れないと見るが、抜けるとすれば上に抜けていく確率が高そうだ。

ドル円レンジ予想: 96円25銭~94円75銭

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[南アフリカランド円] 利下げをしたとしても

(南アフリカランド円時間足)


(南アフリカランド円日足)

ZARJPY0814_hiashi.jpg

SARB(南ア準備銀行)は政策金利を0.5%引き下げ7.0%とすることを決定した。SARBはインフレターゲッティングを採用しており、インフレターゲットが3-6%レンジから外れると金融政策でコントロールを行う。今回もその一環ではあったが予想は据え置きと見られていただけにサプライズではあった。しかし、このランドという通貨は今まで金利をいじっても、その場では殆ど為替に影響したことがない。寧ろユーロやポンドの動きに影響されやすく、今回もユーロ高に引きずられる場面も見られた。最もランドに影響するのはドルの動きであり、それはエマージング通貨の宿命でもある。日足の上昇トレンドが下値をサポートしている。この通貨は大きく下がったところをしっかりと拾うことがポイントだ。時間足、日足ともに11円70銭がサポートを示しておりその下は買い場とみられる。フィボナッチの61.8%のレベルである11円50銭を挟んだレベルを拾いたい。

ランド円レンジ予想:12円05銭~11円60銭

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[ユーロ米ドル] 上昇に転じたが

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD0814_hiashi.jpg

欧州時間に発表されたドイツとフランス、ユーロ圏の第2四半期GDPが予想以上に強い結果となったことや、メルケル首相が「おそらく経済は底に達し、下落は終わった」と述べ、先日のFOMCの声明と同様に景気後退の終了宣言とも取れる発言が飛び出た。これによりユーロは上昇に転じたが、一時的な動きと見る。結局米国の後を追いかけるのがユーロであり、ドルが次に買い材料が出ればユーロは再び売りに転じるだろう。時間足からドルが買われ始める1.44近辺までの戻しが限界か。

ユーロドル予想レンジ1.4400~1.4200

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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