ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-08

[全般] 上海、NYの株価堅調⇒景気回復は本物

既に前日流されていた中国国務院の中小企業支援の追加策導入話や、中国当局の投資信託を承認したという報道により上海株価は4.5%上昇した。前日の大幅下落があり昨日の上昇といい株式市場だけではなく為替市場の一喜一憂の動きとなっている。NY株価もその動きに翻弄される場面も見られるものの、結局世界の中心は依然米国であることは確かだろう。昨日のNY米失業保険申請件数は予想より悪化したことで一時ドル円は下落したが、それの影響はなく一時的なものとなった。しかし、その後発表されたフィラデルフィア連銀指数が4.2と景気の節目である0を大きく上回り2007年11月以来の好結果となった。日々景気指標が強弱入り混じるものの、全体的に見ても市場の景気回復期待は本物と見てよいだろう。現にクロス円や原油価格の動向をみてもしっかりした動きが続いているということは投資マネーが活発化しているということだ。一部では外国人が日本株を買い始めているという話もあり円高要因としてみているものもいるが、それは為替市場にとって過去の経験上それほどものはない。材料がないときにその手の話が出てくる頃が多いように思う。いずれにしても、一喜一憂の中で少しずつ回復の動きは強まるだろう。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 下値固め

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY0821_hiashi.jpg

上海株価が大幅上昇したことで市場にはやや安心感が広がった。昨日はNY時間に失業保険申請件数の発表で93円台に割り込む場面もみられたが、前日の安値を更新するまでには至らなかった。リスク許容度の拡大の動きは継続されるものの、全体的に高値圏にいるだけに上値を買っていくにはまだ慎重な見方が強い。しかし、時間調整が終われば再び動き出すと思われ、それまではもみ合いが続くと見る。ドル円の93円台はレンジの底として固めつつあるように見える。時間足のボリンジャーの動きがやっとまともな動きに戻ってきている。下部バンドが93円後半に位置し、日足のフィボナッチでは大きな流れの中で94円が強いサポートとして位置している。今日金曜日は再度下値を試しに行くとしても94円台でNYが引ければ来週は強含みで推移すると見る。

ドル円レンジ予想: 94円75銭~93円75銭(8月19日安値)

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[ユーロ円] 金融政策の変更は

(ユーロ円時間足)


(ユーロ円日足)

EURJPY0821_hiashi.jpg

BOEのボーゼン氏がユーロ圏の経済成長が持続すればECBが一番最初に利上げする可能性があるとの見方を示した。一番最初に利上げするのはBOEと見ていたが、どちらにしても英国と欧州の回復は意外に早いとみている。今日はドイツPMI製造業とPMIサービス業の発表が予定されているが、結果次第ではECBの利上げ期待に火をつける可能性も高そうだ。昨日は殆ど上下往って来いでもみ合いが見られたが、そろそろ上値を試す展開が近いかも知れない。日足と時間足から133円台を固めてきており、今日はボリンジャーの下限バンドの133円70銭近辺がサポートとみる。

ユーロ円レンジ予想: 135円50銭(フィボナッチ50%)~132円70銭

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[ポンド円] 下げの終盤

(ポンド円時間足)


(ポンド円日足)

EURJPY0821_hiashi.jpg

小売売上高は予想を上回る結果となったが、それ程反応はせずドル円の下落につられる形でじりじりと上値の重い展開となった。ダーリング財務相は現在の経済は不確実性が強いと発言したものの、このところ英国側からの発言はネガティブなものが多いようだ。目先は154円割れには買いが並んでいるのか直ぐに買いが湧き出てくるが、再度下値を試す可能性もありそうだ。ただ、値幅か時間調整が終われば上昇に転じると見てよいかもしれない。日足の上昇トレンドとボリンジャーのサポートレベルの152円ミドルが下値の限界とみる。

ポンド円予想レンジ:157円50銭~154円50銭

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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