ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-10

[全般] 米国金融機関の決算発表で

米国のコロンバスデーで米国債券市場は休場。NYダウは一時マイナスに落ち込む場面も見られたが終わってみれば60ドル高としっかりした動きとなった。ただ、株高→ドル安という構図に少しずつ変化が出始めたのか、寧ろドルも底堅い動きが目立った。サマーズNEC委員長は今年下期の潜在成長率以上の景気拡大の可能性があり、米国住宅市場安定の最初の兆候が見え始めていると述べるなど、前日のバーナンキFRB議長の発言を後押しするものだ。全米エコノミスト協会の8割強が「景気後退は終了」と判断する結果が出たことも今後の金融政策転換に期待が高まりそうだ。ただ、先週からのドル買いはショートカバーの動きが中心なだけに、依然として市場のセンチメントは懐疑的なものと見られる。
FRBの金融緩和転換の時期が早まるとの観測が実際のものになるのか、それはドル安のトレンドを変えるのか重要な転換となる。その見極めの第一弾として、今週の米大手金融機関のシティーグループやJPモルガンチェースの決算発やFOMC議事録を見極めることになる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 90円台に乗せたものの

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY1013_hiashi.jpg

先週はバーナンキFRB議長の発言を機にドルのショートカバーが入り、週明けの東京では一時90円台に戻した。しかし、再びNY時間に入るとドル売りが先行し89円台半ばまで押し戻されるなど、依然ドルの上値は重そうだ。時間足でみるとトリプルトップを形成しており89円60銭を下回ると短期的に売りが加速しそうだ。また、日足では下降トレンドのレジスタンスで跳ね返されており、今日は一旦下値を試す展開もありそうだ。ただ、休み中に90円台ミドルを試したことで、89円前半を割り込まなければ再度上値を試す動きを予想。

米ドル円レンジ予想: 90円15銭~89円25銭

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[ユーロ円] 高値を抜けきれないと

(ユーロ円時間足)


(ユーロ円日足)

EURJPY1013_hiashi.jpg

先週末からのドル円の上昇に伴いクロス円が全般に底堅い動きとなった。昨日は日本や米国の祝日でそれ程動かないとみられたものの、上昇の勢いは継続された。NY株価の上昇に伴い原油や金が強含むものの、ドル売りがそれ程見られないというのはまだショートのしこりがあるかもしれない。ただ、ユーロドルの動きをみるとユーロの強さに衰えが見られないため、ユーロ円も下値は限定的と見る。時間足をみると頭が少しずつ下げてきており、23.6%戻しの132円30銭を下回ると131円70銭付近まで抵抗はあまりなさそうだ。日足では下降トレンドの手前で折り返しており、ローソクの上髭も出ていることで今日はやや上値の重さが気になるところだ。ボリンジャーの中心移動平均線を下回ると下限のバンドまでの下げも視野に入る。

ユーロ円予想レンジ: 133円30銭~131円70銭

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[ポンド米ドル] レンジの下限を瞬間割り込む

(ポンド米ドル時間足)


(ポンド米ドル日足)

GBPUSD1013_hiashi.jpg

バンドの下限とみられた1.5750を先週末は一瞬割り込み1.5725を付けて跳ね返された。既にネックラインを9月24日に割り込んでおり上値の重い展開が続く中、いつレンジを下回るか注目された。しかし、それ程下値が崩れる気配は見られなかったのは、だいぶ売り過ぎた可能性もありそうだ。今までの動きをみるとドル売りの流れに反して対ポンドではドル高の動きとなっていた。今週はFOMCの議事録や米金融機関の決算発表を控えているだけに、ドル売りの動きに変化があれば、ポンドでは寧ろドル売りの動きになる可能性も見られるかもしれない。もし下抜けすると、下値目標はフィボナッチ50%戻しの1.5340を目指す展開と見る。

ポンド米ドル予想レンジ:1.5920~1.5725

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