ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-10

[全般] 週末の調整後は

米国大手銀行のバンクオブアメリカの第3四半期決算が予想以上に悪化したことや、10月ミシガン大消費者信頼感指数も予想を下回ったことでNYダウは下げに転じた。元々1万ドル台に乗ったことで目先の達成感からの売りを入れるいいタイミングとなったと見れば、それ程市場はネガティブに捉えているとは思えない。少しもみ合いは続くだろうがリーマンショック前の1万2千ドルあたりをいずれ試す展開とみてよいだろう。市場はリスク回避からのドルや円を買う動きが見られるといったコメントもあるが、それは単に週末の調整と見るべきだろう。先週はポンドの動きが市場をリードしており、BOEの金融政策の変化を期待し、ポンド円などの買い戻しが中心となったように見える。今週もポンドの値動きに注意したい。もう一つ注意しなければいけないことは米中の関係だろう。米国が中国元の切り上げ圧力をかけ始めれば、中国は米国債などの売却を仄めかす可能性があり、一時的にドル売りの動きに傾くかもしれない。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 当面の底打ちか

(米ドル円時間足)

USDJPY1019_jikanashi.jpg


(米ドル円日足)


先週末ドル円は調整の売りも見られたものの90円台にしっかりと乗って引けた。今週も底堅い動きが続くとみてよいだろう。元を辿れば民主党が政権をとったことで藤井財務相の円高容認発言がきっかけとなったことで下落が始まった。その頃のドル円レベルは92円付近であったこともあり、とりあえずそのレベルを試す展開は続くと見る。次のターゲットはフィボナッチ38.2%戻しの91円75銭。ここは7月に2度ほどサポートとなったレベルであり、一旦上値は抑えられそうだ。ただ、ポンド円などの買い戻しの勢いはまだ続くとみれば、この程度で終わるとは思えない。その上の61.8%戻しの94円付近が意識される。

ドル円レンジ予想: 91円75銭(フィボナッチ38.7%)~90円20銭

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[豪ドル円] 一部豪州銀行の破たんリスクも

(豪ドル円時間足)

AUDJPY1019_jikanashi.jpg


(豪ドル円日足)


先週末のアジア時間にIMFが豪州の銀行に破たんリスクがあるという警告をしたことで、朝方から強含みで始まった豪ドルは一旦頭を抑えられる展開となった。ただ、クリーン豪州貿易相が豪ドルの上昇はファンダメンタルズを反映しているとの発言から豪ドルの上昇容認と受け止められた。また、RBA総裁が豪ドルは対ドルで1.10ドルに達する可能性があるとの認識を示すなど豪ドルの買いに拍車をかけるような発言が見られた。しかし、結果的にNY後場に入っても豪ドルの売りが強まる中、日足のローソク足では宵の明星が現れた。これは天井を暗示する星であり、今週は押し下げられる可能性が高いとみる。

豪ドル円予想レンジ:83円75銭~82円20銭(時間足フィボナッチの61.8%戻し)

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[ポンド円] 週足ベースで雲に入る

(ポンド円週足)


BOEの金融政策の変更に対する市場の見方が俄かに高まった事から、今までの投機的な売りの買い戻しが一斉に入り始めたようだ。ポンドドルというよりも寧ろポンド円で相当なボリュームの買いがみられた。先週後半の二日間で6円50銭近い上昇となったことでも分かる。週足の一目均衡表では雲に実態部分がすっぽりと入り込んでいるのが見られる。
また、日足ではダブルトップを付けたサポートラインを終値ベースで先週は引けたことで、強気のサインとみてよいだろう。次の上値ターゲットは50%戻しの151円40銭付近とみる。

ポンド円予想レンジ:151円40銭~147円50銭

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