ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-10

[全般] トンネルを抜け出した

米国第四半期GDP(速報値)が3.5%と5四半期ぶりにプラスに転じた。2007年の第3四半期以来のプラスで長いトンネルをやっと抜け出したという安ど感からNYダウは約200ドル近い大幅な上昇となった。今回のGDP数値は政府の支援策などが大きく影響しており手放しでは喜ぶほどのものではないが、当然支援策があってこそ今回の回復はありえなかったものである。それに対してこの数字は信用できないという見方は変な話ではある。当然今後もプラス成長が続くかはわからないが、少なくともこれまでの最悪な状況からプラスに転じたことは確かで、NYダウの大幅上昇は素直な反応とみたい。いずれにしても、ここ数日続いた悲観的なムードが払しょくされリスク志向の動きから原油や金や資源国通貨のクロス円の買いが急速に息を吹き返しドルも下落した。ドル円はクロス円の上昇圧力がドル売りを増したことで上昇に転じた。今日はNYダウが1万ドルを超えたレベルで引けるかどうか注目だ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 底値割れの警戒感薄まる

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY1030_hiashi.jpg

昨日の予想通りドル円は50%戻しのレベルである90円15銭手前で折り返し急速に上昇に転じた。クロス円の買いが大きく作用したことは確かだが、ドル円本体でも買いが待ち構えていたと思われる。時間足からフィボナッチリトレース61.8%戻しのレベルである91円60銭近辺で上昇を抑えられており一旦は押し戻される場面もありそうだが、前回の高値である92円30銭付近を再び目指す展開が予想される。NYダウが今回のGDPの数字で本格的に上昇に転じるかどうかは不透明ではあるが、上昇への地ならしという動きとみれば後は時間の問題と考える。ドル円も結局90円を割り込まなかった事で当面底割れの警戒感が薄まったとみている。

米ドル円レンジ予想: 91円90銭~90円70銭

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[ユーロ円] 上値は限定的

(ユーロ円時間足)


(ユーロ円日足)

EURJPY1030_hiashi.jpg

ECBのある高官が匿名で「ECBはユーロドルの1.5ドルを歓迎しないだろう。G20はユーロ高に対する懸念を強める可能性がある」という報道があった。しかし、これはマーケットでは周知のことで、今回1.5ドル台をキープできずに押し戻されたのはその表れでもある。
昨年は1.6ドル台で介入警戒感から急落したこともあり、当面は1.5ドルを意識する動きが続くと思ってよいだろう。ユーロ円でみると138円ミドルは今年何度も頭を押さえられたレベルでここを抜けることは相当難しそうだ。時間足でみると半値戻しで一旦落ち着いたものの、76.4%戻しの137円台までの戻しを見て下げたところを拾うのも面白そうだ。

ユーロ米ドル予想レンジ:137円00銭~134円70銭

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[豪ドル円] 米GDPがプラスに転じた

(豪ドル円時間足)


(豪ドル円日足)

AUDJPY1030_hiashi.jpg

米国7-9月期GDPが3.5%と5四半期ぶりにプラスに転じたことでNYダウが200ドル余り上昇。これにより原油や金価格が上昇したことクロス円の中でも資源国通貨の上昇が目立った。時間足では76.4%戻しの84円20銭までは届かなかったもののほぼ前日の下げ分を取り戻した格好となった。この形には方向感が見られなくなることから今後は横ばいもしくはシンメトリカル・トライアングルの形で収束する可能性が高まると見る。今日は週末でありまた月末ということもあり、買い戻しの動きは前半見られそうだが、NY終値ベースでやや押しこまれて終わるとみる。

豪ドル円予想レンジ:84円25銭~82円50銭

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