ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-11

[全般] 産みの苦しみ

NYダウは250ドルの大幅な下落となりドルや円も全般的に買い戻しの動きが活発になった。前日に1万ドル付近まで押し戻されたものの、1万ドルという大台を前に一旦手仕舞いをする動きがあったとみられる。下落のきっかけとなったのはこのところ事前予想を下回る経済統計が相次いだことで、米国の景気回復に対する持続性への懸念が増大したためと考えられる。また、米国大手ノンバンクCTIが破産の可能性が高まったことも悲観的なムードを増長させたようだ。しかし、リーマンショック後の世界的規模の景気対策や金融対策は大きな効果を上げていることは世界の株価の回復を見ても明らかであり、各国が既に出口戦略を視野に動き始めようという機運があることも事実だ。年末に近づいたことで米系ファンドなどがドル売りのポジションを手仕舞う動きも見られたようだが、大きな流れを変えるものではなく景気回復への産みの苦しみとみてよいかもしれない。今週のFOMCと雇用統計の発表で今後の流れが見られそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 90円を底固め

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY1102_hiashi.jpg

時間足を見ると92円30銭付近から約2円下の90円25銭まで下落し61.8%戻しの1円30銭近い戻しとなっている。今回の下落の始まりである91円50銭から2円下が89円50銭付近となり、これは日足の61.8%戻しの89円60銭付近とほぼ同レベルになる。先週の終値ベースではなんとか90円台で終わったことからここからはそれ程大きな下落はないと予想する。先週の安値である89円90銭をもし抜いたとしても89円ミドルが強いサポートとみる。今週はFOMCを前に大きく振れる可能性もあり、下値サポートが抜けたらすぐに手仕舞うことだ。

米ドル円レンジ予想: 90円70銭~89円50銭

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[ユーロ円] ドル買いから更に下値を

(ユーロ円日足Ⅰ)


(ユーロ円日足Ⅱ)

EURJPY1102_hiashi_2.jpg

(ユーロ円日足Ⅲ)

EURJPY1102_hiashi_3.jpg

NYダウの大幅な下落に伴いドルの買い戻しの動きが活発になったことで、特にドルの受け皿とされるユーロの売りが激しく、今週のFOMCを控え更にドル買いが進む可能性も考えられる。日足の一目均衡表で見ると雲のねじれが生じたことやMACDとシグナルが交差したことなどから今後これまでの動きに対して反対の動きが始まる可能性が高まる。先々週に高値の138円ミドルをつけてから下落に転じており、FOMCを境にこの下落が終了するレベルとしてみるとフィボナッチ76.4%戻しの131円25銭がこの上昇トレンドとほぼ一致する。そこから反転するのか、或いは底が抜けてしまえば10月2日の安値129円を目指すと見る。

ユーロ円予想レンジ:133円25銭~131円25銭

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[豪ドル円] 利上げの絶好のチャンス

(豪ドル円日足Ⅰ)


(豪ドル円日足Ⅱ)

AUDJPY1102_hiashi_2.jpg

3日にRBAの金融政策が発表される。市場の予想は0.25%の利上げを見込んでいるものの、市場ではまだ織り込まれてはいないようだ。その前にドルの買い戻しの動きが強まったことで買いを入れずに見守る状況が続いている。もし予想を上回る0.5%の利上げが行われたとしても、その次の日の4日に発表されるFOMCを控えそれ程買われることはないと見る。したがってRBAとしては寧ろ利上げをするには絶好のチャンスとなるだろう。6日には米国雇用統計の発表も控えており、豪ドルではそれ以降に利上げの効果がでてくるとみている。

豪ドル円予想レンジ:82円25銭~79円75銭(フィボナッチ61.8%)

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