ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-11

[全般] 変化は起きるか

FOMCでは何も変化はなかったことから、米国雇用統計に市場の注目は集まった。結果は予想された失業率9.9%を上回る10.2%と悪化したことで発表後ドルは上下に大きく振れる場面もあったが、結局ドルは殆ど前日の終値と変わらないレベルで引けた。結果的に円だけがほぼ全面的に上昇して終わったが、ドル円も最終的に90円付近で終えたことで、レンジを割り込むほどの大きな変化は見られなかった。米国の失業率が2ケタ台に上昇することは既にオバマ政権では年初から予想されたもので、特に驚くことではない。寧ろオバマ大統領はこの結果を受け製造業の輸出促進や法人税減税など追加対策を行うことを明らかにしたことで米国にとってはプラス材料と受け止めてもよいかもしれない。
今回一連の悪化した景気指標が続いたものは景気回復への過程での現象とみると、これで更に底を固めてきたと見る。その証拠にNYダウも結局1万ドル台を回復しており、後は時間的稼ぎからのもみ合いが続いてからということだろう。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] レンジの底まで届かず

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY1109_hiashi.jpg

失業率の悪化からドル円は再び89円台に割り込んだ。しかし、先週の月曜日に付けた安値89円20銭を超えるものではなく89円60銭付近で押し戻されている。結局90円を挟んでのレンジ内での動きとなったが、これだけ揺さぶられても結局90円に戻るということはこれ以上にドル円を売る材料がない限り下値不安は大分払しょくされてきたともいえる。11月はヘッジファンドなどの手仕舞いの動きなどが出やすくそろそろ買い戻しの切っ掛けを窺うことになると見る。今週の下値は先週の安値89円20銭と見て上値を狙う戦略を立てたい。上値目途は日足のフィボナッチトレース50%戻しの92円90銭と見る。

本日の米ドル円レンジ予想: 90円70銭~89円60銭

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[カナダドル円] レンジ内の動き継続

(カナダドル円時間足)


(カナダドル円日足)

CADJPY1109_hiashi.jpg

カナダの10月雇用ネット変化率がマイナス4.32万人と悪化したことから米国の雇用統計と重なり、今後雇用悪化が進むとの見方が強まりカナダ円の下落が強まった。ただ、これまでのカナダドルの強さが寧ろ景気を抑えているというBOCのムラリー副総裁も述べており、カナダドルの下落を寧ろ歓迎する発言が聞かれる。しかし、それだけカナダドルの買いが強い流れができているということであり一時的な下げと見て良いだろう。時間足ではレンジ内の動きが見られ、そのレンジを抜けるだけの下落の強さは見られない。

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[ユーロ米ドル] 下落に対する懸念が鈍化

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD1109_hiashi.jpg

米国雇用統計が予想以上の悪化となった。ECBの据え置きから出口戦略の兆しがみられる中で、ドルからユーロへの動きが強まるかと思われたが結局日足ベースで見ると殆ど大きな変化は見られなかった。1.5ドルという大台乗せは当局の介入警戒感が窺われるものの、今回のドル買いの勢いから見てもいずれ1.5ドルを試しに行く展開と見る。日足のボリンジャーバンドでは中心バンドに沿った動きが続いており、バンドの方向も依然として右上がりの上昇トレンドに変化は見られない。時間足から見ても1.48付近は固まりつつあることから、今週はボリンジャーバンドの上限バンドを目指す展開とみる。

本日ユーロ米ドル予想レンジ:1.4820~1.4920

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