ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-12

[全般] 円安の動き

予想通り烈しい相場展開が見られた。特にポンドの上昇が凄まじく前日の下落分をそのまま押し戻すなど方向感を探る展開は続く。
昨日は特に材料はないものの米国のシカゴ購買部協会景気指数が予想された55.1を大きく上回る60.0と発表されたことでFRBへの早期出口戦略への期待が高まったという。それ程大きな影響を与えるものとは思えないものの、今後の方向性を見極めようという動きの現れだろう。米国7年債入札は軟調に終わり長期金利はやや上昇。株式や原油、金などの相場もこう着状態にもかかわらず為替市場だけは活気づいている。
市場はドルが主導で動いてのではなく各通貨はそれぞればらばらな動きとなった。その中でも円安の動きが目立ち、クロス円は全般的に上昇しているのが特徴的だ。
来週発表される雇用統計などを待たずに通貨ごとに、本日も方向を見定めようと思惑だけが先行しそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 上昇力を試す正念場

(米ドル円日足)


ドルが全般的に強いという事ではなく円安の動きが主導しているとみるべきだろう。目先のレジスタンスとして意識した92円50銭も簡単に抜いてしまったが、一部実需の売り注文はあった模様で、一旦は上値を重くしている。しかし、クロス円などの上昇がドル円の底を上げており次の上昇を待つように92円ミドル近辺でNYは引けている。次のターゲットは最も意識されるフィボナッチ50%戻しの93円10銭だ。大晦日に抜けるのか来年明けになるのか、いずれにしても正念場に差し掛かっている。

米ドル円予想レンジ:93円10銭~92円10銭

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[ポンド米ドル] 材料は関係なしの行って来い

(ポンド米ドル時間足)


(ポンド米ドル日足)

GBPUSD1231_hiashi.jpg

前日の急落から昨日は殆ど行って来いとなる急騰。材料は殆ど見られずディーリングに徹した動きであり、余り複雑に考えない方がよさそうだ。これがポンドの真骨頂というべきか。このような動きはまだ続くのがポンドで、これにより何処かで方向を見つけて行くことになりそうだ。日足をみていると収束とは反対に拡散する動きがみられるが、これも収束と同じで終わったところで動き出した方向について行く事を示唆している。次も始まった方向に付いて行くとすれば、そろそろ下か。

ポンド米ドル予想レンジ1.6100~1.5900

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[ユーロ米ドル] インフレ期待の後退

(ユーロ米ドル時間足)


1.44ドルを維持できずに押し戻されたことで上値の重さが懸念される。時間足では高値から失速し始めており1.42付近を再び試す展開が予想される。昨日はユーロポンドの纏まった売りが見られ0.8930を一時割り込み、一層ユーロの上値を重くしていた。逆にいえばユーロの単独の動きは余り見られないことから、まだ方向感を掴めないでいると思われる。ユーロ圏のマネーサプライが統計開始以来のマイナスとなったことで利上げ期待は後退するなか今日の大晦日は下値への勢いが高まるかもしれない。

ユーロ米ドル予想レンジ1.4360~1.4180

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[全般] クリスマス休暇明け2日目

英国がボクシングデー明け、欧米はクリスマス休暇明けの2日目ということで値動きが徐々に戻りつつある一日だった。
東京市場では中国上海株式市場が温家宝首相の景気刺激策に前向きな姿勢を示したこともあり続伸。それを見た欧州勢はリスク志向が高まるとの思惑からドル売りからスタート。特にユーロやポンドに対してドルは売り込まれて始まったものの、NY市場では寧ろドル高の動きが加速。カウンターパンチを食らった格好となった。休暇明けの2日目ということで市場はまだ方向感を探りながら上下を模索する典型的な相場となっている。この動きは年明けまで続くとみるが、最終的に昨日の動きもそうだが市場はドル買いの動きに敏感に反応するようになっている。米国消費者信頼感指数が発表されたが予想とほぼ変わらず52.9と発表されてことで市場は殆ど反応薄となった。その後ポンドがストップを巻き込みながら大きく売りが出るとユーロやドル円に対してもドルは買いが強まる動きを示した。
今日もドル上昇の動きに拍車かかるとみるが、まだまだ上下に振らされる動きが続きそうだ。

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[米ドル円] 底が切り上がる

(米ドル円時間足)


東京市場から欧州市場にかけてはリスク志向の高まりからドル売りが強まったものの、ドル円はクロス円の買いが支える形となり91円70銭近辺でのもみ合いに終始。その後NY市場でポンドが大きく売られると今度は欧州とは全く反対にドル買いが強まった。方向感が見られないものの、上下どちらに反応しやすいかを市場は試しにきたようだ。結果的に昨日はドル買いが優勢となったことでドル円も久しぶりに92円台に上昇した。しかし、既に東京勢は殆ど正月休暇に入っており売り買いの注文は薄く、92円台での実需の売りもショートのストップも見当たらない。このような時のオーダーは遠くのチャートポイントに殆どが置かれている事が多いため、次の節目は92円ミドル付近とみる。
時間足のボリンジャーバンドは幅が狭くなっているのが見られるが、これは流れが変わる前兆とみられる。そろそろもう一段の上昇も期待できる。

米ドル円予想レンジ:92円50銭~91円70銭

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[ポンド米ドル] ボクシングデー明けで

(ポンド米ドル30分足)


(ポンド米ドル日足)

GBPUSD1230_hiashi.jpg

相変わらずポンドドルは烈しい動きだ。ボクシングデー明け早々市場は動き安い通貨を探り結局ポンドにターゲットを絞ったようだ。英国は付加価値性減税を年内で終了する事になり、それにより景気回復の時期が欧米と比較して遅れるのではといった思惑からポンドが急落した。しかし、その前に大きく上昇していたことからただの切っ掛けを与えただけと見る。その程度の材料で元々動くものではなく、30分足でもわかるようにロングの利食いから損切りを巻き込んだだけとみる。日足チャートも見ても流れを作るというよりも上下のレンジ内での下限を試しにきているとみる。下限目途は1.5750付近とみるが、1.57を割り込むと景色が変わる可能性もある。

ポンド米ドル予想レンジ1.5950~1.5750

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[ユーロ米ドル] 1.44ドル台を保てず

(ユーロ米ドル日足)


目先の上限と見られた1.4415ドルを昨日は上抜くと断続的にストップが散見され1.4460近くまでユーロは対ドルで上昇した。しかし、NYの午後にポンドが急落するとその動きにつられてユーロも急落。結局行って来いとなり、単に上値の重さを確認しに行ったようにもみえる。結局1.44ドル台をキープ出来なかった事から次は底値を探る展開と見る。日足でも上髭の長い陰線ができたことで1.42付近を試す展開と見る。抜ければ1.40ドルの大台までそれ程時間はかからないとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ1.4400~1.4220

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[全般] クリスマス休暇明け

予想以上に値動きの乏しい一日となった。東京市場ではドルと円の金利差拡大を視野に買われて始まったものの、結局91円50銭を中心に小幅な展開が続き、海外市場でも動意は殆どなかった。クロス円は全般的に底堅く、豪ドル円などは個人の買いも散見される中で堅調な動きが続いている。米国ダラス連銀製造業活動指数が24時半に発表され3.8%と予想された2.0%を上回る好結果となったものの、市場の反応は殆ど見られない。ただ、来週末に発表される米国雇用統計を控えているだけに、今後期待が高まる可能性もある。
本日は米国消費者信頼感指数が発表予定で、予想は53.0と前回の49.5を上回ると期待される。クリスマス休暇明けの二日目ということからそろそろ何かに反応する可能性もあり、今日から少し気を引き締めたい。

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[米ドル円] 底堅い動き継続だが

(米ドル円日足)


日本勢は海外と反対にそろそろ休みを取り始めているようだ。東京市場では昨日と同様に今日も値動きは期待できそうになく、NY時間に発表される米国消費者信頼感指数を待つことになりそうだ。昨日は週明けの東京市場では買いが先行したものの長くは続かずもみ合いに終始。高止まりの中で上値を試したいというところだろうが少し時間をかけ過ぎているように見える。そろそろ一旦91円付近まで下押ししないと動きが取れそうにない。レンジの上限下限では逆張りで攻めたいが、他通貨に比べて値幅は期待できずクロス円などで動いた方が効率はよさそうだ。

米ドル円予想レンジ:92円00銭~91円25銭

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[豪ドル円] 雲の中に突入

(豪ドル円日足)


日足の一目均衡表では終値ベースで雲の下限を上回った。下降トレンドに対しても若干ではあるが頭一つ出たように見える。東京時間でも個人の買いが散見されたようだが、動きがない市場では金利差を求めて買い意欲は強くなりやすい。雲の中では値動きが早まる可能性もあり、一気に82円ミドル近辺までの上昇も期待できそうだ。ただ、米国経済指標発表後はポジション調整のため戻される可能性もあり注意したい。

豪ドル円予想レンジ82円40銭~81円00銭

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[ユーロ米ドル] 1.44ドルの攻防

(ユーロ米ドル時間足)


先週の木曜日に付けた高値1.4416ドルをわずかに昨日は下回る1.4414ドルを付けて折り返している。12月18日に1.44ドルを付けに行ってから今回は3度目になるが結局上抜け出来ずにいる。市場は更にドルを売りたいという意欲は強そうだが、それに伴う買いの力がまだなさそうだ。本日発表の米国消費者信頼感指数で予想を大きく外した場合上値を試す可能性の方が高そうだが、それでも前回の高値を超えられないと再び安値を更新する可能性がありそうだ。

ユーロ米ドル予想レンジ1.4450(フィボナッチ61.8%)~1.4250

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[全般] クリスマス休暇明け

先週後半は最後のポジション調整の動きがみられたが、ドル売りの反動は余り見られなかった。これらの動きをみるとドルショートがそれ程いないという事だろうが、寧ろまだロングの巻き戻しが終わっていないという事も考えられる。今週は年末最後の週ということで日本勢は本格的な休みに入るが、海外勢はこれからがスタートとなる。今までの流れを引き継ぐ動きとなるのか反動の動きが見られるのかだが、ポジションの状態をみると反動は余り期待できないだろう。あったとしても戻しは限定的とみる。
本日は特に注目される材料はないが年末にかけて雇用や消費関連の指標が相次ぐだけに来年の動きを予想するうえで重要な週となりそうだ。

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[米ドル円] 上昇力を残す

(米ドル円日足)


クリスマス休暇を前にポジション調整の動きがみられたものの、殆どドル売りの動きはなく寧ろ高止まり状態で引けた。日足を見ても三日連続で陰線が出ているが下値は91円を割り込むことがなく91円50銭を挟んで収束がみられた。先週までの動きをみると個人などの売り上がりの動きがみられ、短期的にはショートのポジションが目立つ。92円を上抜けすれば断続的に損切りを巻き込む動きも予想され、もう一段の上値を試す展開とみたい。ただ、その前にもう一度91円の底を試す動きから始まる可能性もあり、余り慌てて買うと苦しいスタートになりそうだ。

米ドル円予想レンジ:92円30銭~91円25銭

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[豪ドル円] もち合い収束から

(豪ドル円日足Ⅰ)


(豪ドル円日足Ⅱ)

AUDJPY1228_hiashi_2.jpg

ボリンジャーの中心バンドを一旦上抜けしたもののすぐにバンドに戻されている。下降トレンドラインが上値を抑えており徐々にその下のサポートラインに向かうとみる。一目の雲の下限が天井を形成しておりまだ1月初旬まで継続しているが、2週目を境に雲のよじれが見られることから流れが変わるのはその頃になりそうだ。

豪ドル円予想レンジ81円00銭~80円00銭

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[ユーロ米ドル] ユーロの買い戻しの弱さ

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD1228_hiashi.jpg

先週の買い戻しの動きは結局直近の下落に対して50%戻しの1.44ドル付近で上値を抑えられている。日足ベースで見ても23.6%の1.4435ドルにも届かず上値の重さが印象的だ。
休み明けの海外ではポジションが軽くなっているだけに再び売りで攻めてくる可能性が高そうだ。ただ、売りを攻める前にもう一度ショートを引きずり出す動きがあるか。上値目途としては1.45ドルを超えて行くか注目したい。

ユーロ米ドル予想レンジ1.4500~1.4250

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[全般] ドル安、円高

東京市場から欧州市場においては殆ど動意のみられない動きとなった。特に材料もなく本格的なクリスマス相場が始まったような市場であった。しかし、前日と同様にNY市場はまだ元気が残っていたようだ。米国11月の新築住宅着工件数は予想の43.8万戸を
大きく下回る35.5万戸と発表され、同時に発表された11月ミシガン消費者信頼感指数確報値も78.0と予想の79.1を下回る結果となったことからドルは全面的に売りが強まった。
短期のポジションの解消の動きと思われるが、薄商いのなかのため一方向に動きやすい状況となった。このような市場では結局時間が経てばもとに戻る動きが最後に見られ、逆張りが効果的だ。
NYダウは殆ど経済指標からの影響はみられず前日とほぼ変わらずの動きとなった。
クロス円で全般的に底堅い動きが見られたのはドル円の下落幅が比較的少なかったせいもある。今日からは週末にかけては殆ど相場は動かず、期待はできないだろう。

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[米ドル円] 米国指標の悪化

(米ドル円5分足)


(米ドル円日足)

USDJPY1224_hiashi.jpg

米国新築住宅販売件数は予想を大きく下回り、同時にミシガン大学消費者信頼感指数も悪化したことでドルは薄商いの中久しぶりに売りが強まる展開が見られた。ドル円も発表後約50ポイントの下落となったがその後はじりじりと下落前のレベル付近まで値を戻した。結局短期のデイトレの動きだけが今の相場を動かしているということになる。日足をみると長い陽線が続いた後に陰線の坊主がみられる。ただ、実体部分がそれ程大きくはないことからまだ反転のサインとはいえない。そろそろ今週の相場もこれで収束の動きに向かいそうだが、今日はやや上値の重い展開とみる。

米ドル円予想レンジ:91円85銭~91円25銭

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[ポンド米ドル] 議事録公開、ノーサプライズ

(ポンド米ドル30分足)


(ポンド米ドル週足)

GBPUSD1224_syuashi.jpg

欧州時間に発表されたBOE議事録では資産買い入れプログラム規模を据え置くという決定が全会一致という内容が示され、予想通りとなった。全くサプライズ的な内容は見られなかったことで市場は全く反応せず。しかし、その後の米国経済指標の結果を受けてややドル売りの動きが見られポンドの買い戻しが見られたが、その後は結局元のレベルまで戻すなどポンドの下落傾向は根強そうだ。ユーロポンドの買い戻しの動きも一部で見られ対ユーロに対しても上値は重い。週足ベースで見るとダブルトップのネック部分を抜けると下落が早まる気配は見受けられるが今日から本格的な休暇が始まる中で値動きは限定的となるだろう。

ポンド米ドル予想レンジ1.6000~1.5900

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[ユーロ米ドル] ユーロ上昇も上限まで届かず

(ユーロ米ドル時間足)


NY時間までは殆ど動意が見られなかったユーロもNY時間に入ると徐々に買い戻しの動きが見られた。24時に発表された米国新築住宅着工件数やミシガン消費者信頼感指数が予想を下回ったことでユーロの上昇は強まったものの、結局1.44ドルのレンジの上限にまでは届かず失速。いかにユーロショートが少ないかを物語るものだ。今日明日は殆ど動きはみられなくなりそうだが、戻しは売られやすい動きとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ1.4375~1.4275

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[全般] 反応はドル高

東京から欧州市場にかけてドル円は大きな動きは見られなかった。しかし、欧州時間が始まる時間帯にムーディーズがギリシャの格付けをA1からA2に引き下げたことでユーロが一時下落。しかし既に格下げは織り込み済みだったことや格下げの幅が小さかったということもありすぐに買い戻しが入った。その後は再びじりじりとドル高方向に向かい始め、ユーロドルはその日のほぼ安値圏の1.42ミドルで終了した。
NY時間に発表された米国第3四半期GDP確報値は事前予想よりも下方修正され、一時ドル売りに反応したものの、その後11月中古住宅販売件数が予想を上回ったことで再びドル売りの動きが強まり、結局ドル上昇トレンドの動きに変化は見られなかった。市場の薄商いのなか指標の悪い結果に対してよりもドルにとって良い数字に反応しやすく、ドルを買いの勢いの強さを感じさせる。
今日も新築住宅着工件数の発表を控えているものの、良い数字に反応しそうだ。

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[米ドル円] 日銀総裁発言

(米ドル円日足)


日足のローソク足をみると12月10日から9日間で一日を除いてすべて陽線で推移。ここにきてのその上昇の角度は更に早まってきている。ボリンジャーバンドでも上限ではバンドウオークが始まっておりこの勢いはまだ続きそうだ。目先は10月27日高値92円30銭がターゲットと見る。白川総裁のデフレに対する強い姿勢を示したことで、ドルとの金利差が今後拡大するのではという思惑がドルサポートになっており、それを覆す材料がない限りドル買い戻しの動きが見られそうだ。ただ、一旦大台である92円手前では実需の売り注文が並んでいる可能性もあり跳ね返される場面もあり得そうだ。

米ドル円予想レンジ:92円30銭(10月27日高値)~91円10銭

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[NZドル円] 第3四半期GDP

(NZドル円30分足)


(NZドル円日足)

NZDJPY1223_hiashi.jpg

朝方発表されたニュージーランドの第3四半期GDPは予想の0.4%を下回るマイナス0.2%に悪化。NZドル円は64円ミドルから64円手前まで売られている。イングリッシュ財務相はNZの成長はまだ弱く、輸出競争力を改善しなくてはならないと述べた。輸出競争力を付けるという事は通貨であるNZドルの下落を望むということでもあり、NZドルの上値を抑えて行こうとする動きは更に高まりそうだ。ただ、昨日はロシアが準備通貨として豪ドルを加えるという話もあり、豪ドルが底堅くなれば同時に同じオセアニア通貨のNZドルの上昇にもつながりかねない。ドルの上昇により対ドルではNZドルが売られる傾向が継続される中で、ドル円の上昇がその底を支えており当面レンジの動きがまだ続くとみる。

NZドル円予想レンジ64円50銭~63円90銭

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[ユーロ米ドル] ドルの上昇とユーロの下落

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD1223_hiashi.jpg

ユーロドルの下落の背景には米国経済指標の改善からのドルへの前向きな評価が一つ。もう一つにはギリシャなどのソブリンリスクから来る欧州への懸念の広がりがあげられる。その二つの動きがユーロの上値を重くしており、特に年末ということからこれまでのポジションの偏りを修正してきているとみる。時間足をみるとここにきて横に流れている時間が長くみられるが、下降トレンドにそろそろぶつかる手前にきているのがみえる。そろそろ下降トレンドに沿って再び急落の可能性が高そうだ。下値目標は日足のフィボナッチリトレース76.4%戻しの1.4080付近とみる。

ユーロ米ドル予想レンジ1.4300~1.4080

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[全般] Xmas休暇前の調整

特に材料があったわけではないものの、為替相場全般に値幅のある動きとなった。かなり今週に入り参加者が減っており投機的なものもそれ程見られないようだが、Xmas休暇や年末年始に向かって最後のポジション調整が出ているように見える。特に円の動きが活発となっている。昨日日銀白川総裁が某TV番組に出演し、デフレが今後も進行するのであれば更なる金融緩和策を打ち出すとのデフレと闘う姿勢を強く打ち出したことで円売りの動きが加速したようだ。通常この程度の話では相場は動かず、それだけマーケットが薄いという証拠だろう。ただ、それでも動くのがこういう時期の相場で、今日は米国GDPなどの重要な指標が発表されるだけに、特に動きやすい日になりそうだ。

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[米ドル円] 日銀総裁発言

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY1222_hiashi.jpg

日銀の白川総裁が日本の某テレビ番組に出演しデフレに対して強い姿勢で臨むことを示したことで円安は更に進んでいる。先週の日銀発表を再度焼き直しただけではあるがもし、彼の発言がなかったとしてもドル円は91円台に乗せるのは時間の問題であったと思う。市場が薄商いの中で損切りも含め一方向に傾きやすいというということだろう。時間足のチャネルの上限に位置していることから東京では一旦利食いの出やすい状況となりそうだ。実需の動きもこのレベルでは出やすいこともある。ただ、一旦始まった円売りの動きは簡単には終わらないとみる。目先は10月後半に付けた高値レベル92円台前半とみている。

米ドル円予想レンジ:92円30銭(10月27日高値)~90円80銭

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[ポンド米ドル] 議事録公表

(ポンド米ドル時間足)


明日の23日には12月10日に行われた政策決定会合における議事録が公表される。金利や資産買い入れプログラムは据え置かれたものの、量的緩和はあと2カ月で完了するという声明があった。来年2月に出口戦略のスタートが見られるという事になるがその決定に際し全会一致かどうかに焦点が集まりそうだ。休みを次の日に控えて全く動かない可能性の方が強いが、ユーロポンドなどのポジション調整が入ると材料にされやすい。どちらに傾くかといえばドル高の動きが強いだけに10月13日に付けた安値である1.57付近までの下落もあり得そうだ。

ポンド米ドル予想レンジ1.6120~1.5900

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[ユーロ米ドル] 依然上値は重いものの

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD1222_hiashi.jpg

シュタルクECB理事が「ユーロ圏の失業率、更なる悪化を覚悟する必要がある。金融機関の更なる損失拡大の可能性に留意必要」と発言したことでユーロは弱含む展開となっている。今回のユーロ売りの背景には欧州金融機関のクレジットクランチも含まれることから過剰に反応している。時間足をみると今までの下落パターンから少し変化が見られるものの依然として反発の兆しが見られない。今日の米GDPの結果如何では更なるドル高ユーロ安の動きに繋がりそうだ。

ユーロ米ドル予想レンジ1.4350~1.4050

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[全般] 日銀政策決定会合も終わり

前日のFOMCではドルの低金利政策が予想よりも早期に解除されるとの思惑が広がりドル買いに動いた。その次の日に日銀白川総裁は会見で物価上昇率のマイナスは許容していないと語りデフレファイターとしての強い姿勢を示した。米国や欧州などの出口戦略に前向きな姿勢に対して日銀の更なる緩和を示したことで金利差からみると円売りの動きは更に強まることになりそうだ。結果的にドル円は90円台後半まで上昇し90円ミドルで引けクロス円も全般的に底堅い動きがみられた。NY市場では東京時間の24時を過ぎたあたりで米系が大量にユーロドルの売りを出したとされユーロが大きく値を下げる場面が見られた。しかし引けにかけては急落前のレベルまで戻すなど、薄商いのなかで仕掛けの入りやすい状況だ。今週はクリスマスに向かって値動きも徐々に狭くなるだろうが、こういう時は今回のような最後の仕掛けをするところも現れそうだ。

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[米ドル円] 底堅さ継続

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY1221_hiashi.jpg

日銀の白川総裁は今後もデフレを抑えるために更なる緩和を継続することを示した。市場は会見後にはそれ程大きな動きを見せなかったものの、米国や欧州の異常な超低金利政策からの脱却に向けた姿勢とは逆に超低金利が今後も長期化する日本とのギャップを感じ取ったのか円売りが徐々に進んでいる。クロス円でも円売りが週末という事もあるだろうが豪ドル円なども堅調な動きとなったことからドル円もそれに併せて底が切り上がっている。時間足ではきれいな上昇チャネルに入っており、日足では一目の雲を一時超える場面もあり、NY引け値も雲の中にある。急激な上昇はないとみるが今週は10月27日の高値92円ミドル近辺までの上昇もみられそうだ。

米ドル円予想レンジ:91円30銭~89円75銭

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注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

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