ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-12

[全般] 一旦の調整が終わり

アラブ首長国連邦のドバイとアブダビの問題に協力して対応するとの報道でドバイショックがひとまず後退した。それにより市場の関心は再び米国の経済に戻りつつあるとみる。アジア時間には中国PMIが50を9カ月連続で上回ったことや、ユーロ圏のPMI速報値が上方修正されたことなどもあり世界各国の株価は再び上昇に転じている。米国10月住宅販売保留が予想のー1.0%から3.7%と強い結果になり、米国自動車販売も好調な販売見通しから米国の景気回復期待が強まった。NYダウが強まると再びリスク志向が強まりドル売りクロス円買いが進んだ。唯一戻しが不十分な動きを示しているのが円の動きだ。日銀が昨日臨時の金融会合を開き金利0.1%で10兆円の資金供給を行うと発表したが、効果は限定的と見られ寧ろ失望の円高が進む結果となった。ある意味では間接的な介入が失敗したと市場は認識したのかもしれない。まだ、本格的な回復とまではいかないが円高の勢いはこれでひとまず収まったとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 暫くもみ合いから底堅い動きか

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY1202_hiashi.jpg

下落前の安値からとったフィボナッチ50%戻しの87円50銭でドル円は押し戻された。更に時間足では安値から今回の高値のフィボナッチ38.2%戻しの86円ミドルでサポートされている。今日はこのサポートレベルを下回らなければ再び87円ミドルを試す展開と見るが、ドル売りの動きが全般的に戻ってきていることから値動きは鈍くなるだろう。サポートを抜けたとしても50%戻しの86円15銭を超えることはなさそうだ。

米ドル円予想レンジ87円50銭~86円15銭

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[カナダドル円] ロシアの買い

(カナダドル円時間足)


(カナダドル円日足)

CADJPY1202_hiashi.jpg

ドバイショックの不安が払しょくされ、アジアや欧米の景気指標が好感されたことから世界の株価が上昇に転じるとコモディティー価格も再び堅調な動きとなった。資源国のカナダドルもそれにつれて買いが強まるなか、ロシア中銀が「カナダドルの購入を数カ月以内に決定する可能性がある」としてカナダの買いが強まっている。時間足でみるとFOMCの発表前後のレベルである25日の高値83円85銭付近と61.8%戻しとが重なるため、戻しの高値目標とみる。

カナダドル円予想レンジ83円85銭~82円25銭

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[豪ドル円] 予想通りの利上げで

(豪ドル円時間足)


(豪ドル円日足)

AUDJPY1202_hiashi.jpg

RBAは市場予想通り0.25%利上げし、これで3カ月連続の利上げとなった。中国やアジアなどの景気回復などから資源の輸出が好調なことが大きく影響しているということだ。
ただ、発表直後は纏まった売りも見られ下落するなどある程度織り込まれていたとみられるが、その後は再び買いが強まっている。今後は利上げのペースが鈍化するとの見方が強いものの、アジアの景気回復見通しから今後も堅調な動きとなりそうだ。今回の下落でも76円ミドルがサポートされており、当面の底を見たと思う。今日は71.6%戻しの81円台を目指す展開か。

予想レンジ:81円05銭~79円70銭

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