ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-12

[全般] ユーロが市場をリード

格付け会社のフィッチがギリシャの格付けをシングルAマイナスからトリプルBプラスに引き下げたことで、市場にリスクへの懸念が広まりドル買いユーロ売りの動きが活発になった。特に前日のバーナンキ議長発言による米国超低金利長期化の観測が拡大しているところでもあり市場は神経質な値動きとなっている。更にこの動きはドバイショックの衝撃もまだ完全に消化されていないという状況下で世界経済への不安が燻ぶる展開がもうしばらく続きそうだ。先週の米雇用統計で大きな上昇となったクロス円なども再び大きく下落。
オバマ大統領の雇用対策もその嵐に吹き消されたような状況でNY株価も大きく下落している。
上にも下にもオーバーシュート気味に動くだけにロングトショートのどちらも損切りを巻き込む動きが観察されており、今の相場では逆張りは控えた方がよさそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] クロス円主導の下落

(米ドル円時間足)

USDJPY1209_jikanashi.jpg

ギリシャの格下げやドバイ問題の燻ぶりなどでリスク回避からのクロス円の売りが強まるとドル円も88円前半まで押し下げられている。ただ、この88円付近というのは米国雇用統計が発表されてポジティブサプライズから上昇したレベルであり、ここを割り込むのは難しいとみる。もし逆にこのサポートを割り込むようであれば市場のドル円に対するセンチメントも再び弱気が支配する可能性もありそうだ。ただ、今回の下落も上昇もどちらもオーバーシュートするためにサポートが抜けたからといって追いかけると最後にけがをするパターンが見られるので要注意だ。腹八分のデイトレを心がけた方がよさそうだ。
今日は88円割れの様子を見ながらそこをバックに買いで攻めてみたい。

米ドル円予想レンジ:87円75銭~88円60銭

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[カナダドル円] 政策金利据え置き

(カナダドル円時間足)

CADJPY1209_jikanashi.jpg

(カナダドル円日足)

CADJPY1209_hiashi.jpg

カナダ中銀は政策金利を0.25%に据え置くことを発表し、金利見通しもこのまま2010年6月まで据え置くとした。この表現は前回と変わらないもので来週のFRBの政策発表を占ううえでも意識されそうだ。ただ、昨日はギリシャやドバイの格下げ問題からドルと円が買われる中でカナダ円の売りも激しく、サポートレベルと見られた83円ミドルを抜けて半値レベルの82円75銭レベルまで押し下げられた。ただ、日足の上昇と下降トレンドの中心が84円手前近辺となっており、上下に大きくぶれたとしても最終的に振り子のようにこの中心に戻るとみる。

カナダドル円予想レンジ83円75銭~82円50銭

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[ユーロ米ドル] ギリシャの格下げから急落

(ユーロ米ドル日足)


ギリシャの格下げの報道によりユーロの下げは加速。先週後半から見ると1.51ドルから1.47ドルまで500ポイント近い下げとなった。欧州にとってはユーロの下落は願ってもない事で、敢えて支えるつもりはないだろう。寧ろ更に下落してくれればそれだけで金融政策の出口戦略を行いやすくなるとみているに違いない。ただ、この動きもそう長くは続かず一過性の動きになるとみる。ドバイやギリシャ問題もそれ自体が問題というわけではなく、そこからの世界景気全般にどこまで影響するかということから、一時的なリスク回避の動きとみる。今日はまだその余韻が残るかもしれないが、日足の一目均衡表の雲の下限が1.4620付近に位置しており、そのレベル辺りが一旦底打ちと見る。

予想レンジ:1.4775~1.4620

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