ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-12

[全般] 日銀政策決定会合も終わり

前日のFOMCではドルの低金利政策が予想よりも早期に解除されるとの思惑が広がりドル買いに動いた。その次の日に日銀白川総裁は会見で物価上昇率のマイナスは許容していないと語りデフレファイターとしての強い姿勢を示した。米国や欧州などの出口戦略に前向きな姿勢に対して日銀の更なる緩和を示したことで金利差からみると円売りの動きは更に強まることになりそうだ。結果的にドル円は90円台後半まで上昇し90円ミドルで引けクロス円も全般的に底堅い動きがみられた。NY市場では東京時間の24時を過ぎたあたりで米系が大量にユーロドルの売りを出したとされユーロが大きく値を下げる場面が見られた。しかし引けにかけては急落前のレベルまで戻すなど、薄商いのなかで仕掛けの入りやすい状況だ。今週はクリスマスに向かって値動きも徐々に狭くなるだろうが、こういう時は今回のような最後の仕掛けをするところも現れそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 底堅さ継続

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY1221_hiashi.jpg

日銀の白川総裁は今後もデフレを抑えるために更なる緩和を継続することを示した。市場は会見後にはそれ程大きな動きを見せなかったものの、米国や欧州の異常な超低金利政策からの脱却に向けた姿勢とは逆に超低金利が今後も長期化する日本とのギャップを感じ取ったのか円売りが徐々に進んでいる。クロス円でも円売りが週末という事もあるだろうが豪ドル円なども堅調な動きとなったことからドル円もそれに併せて底が切り上がっている。時間足ではきれいな上昇チャネルに入っており、日足では一目の雲を一時超える場面もあり、NY引け値も雲の中にある。急激な上昇はないとみるが今週は10月27日の高値92円ミドル近辺までの上昇もみられそうだ。

米ドル円予想レンジ:91円30銭~89円75銭

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[豪ドル円] 中国の影響

(豪ドル円時間足)


(豪ドル円日足)

AUDJPY1221_hiashi.jpg

中国が住宅価格の投機的な動きに対して歯止めをかける方針を打ち出したことで中国上海株が下落。一時豪ドル売りが加速し78円ミドル近くまで下落した。しかし、その後は原油価格の上昇やファンド勢の買いが底を支え、対円でもドル円の上昇に支えられ80円ミドルまで値を戻している。ただ、時間足では下降トレンドが上値を抑えており日足をみると一目の雲の下限が上昇に歯止めをかけている。クリスマスにかけてもう一段の買いが期待されるがそれ程大きな上昇はないとみる。

豪ドル円予想レンジ81円~80円

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[ユーロ米ドル] 依然上値は重いものの

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD1221_hiashi.jpg

東京から欧州市場にかけて一旦前日の底値であった1.44台へ戻したもののNY時間に再び売りが強まった。ECBがユーロ圏銀行の評価損予想を650億ユーロ、約13%引き上げる見通しを発表したことでクレジットクランチのリスクが高まった事が売りにつながった。
また、ギリシャの財務相がムーディーズもギリシャの格付けに対して引き下げる可能性を示唆した事で再び懸念が広がったことがユーロの上値を重くした。しかし、大分ポジション的にはロングの投げも終了に近いとみる。日足のフィボナッチ61.8%戻しのレベル1.4280とほぼ同レベルの1.4260ドルまで下落し、ひとまず戻されている。このレベルを抜けると1.40台まで特にサポートは見られないものの、一旦底打ちに近いとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ1.4480(10月2日安値)~1.4300

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