ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-12

[全般] 反応はドル高

東京から欧州市場にかけてドル円は大きな動きは見られなかった。しかし、欧州時間が始まる時間帯にムーディーズがギリシャの格付けをA1からA2に引き下げたことでユーロが一時下落。しかし既に格下げは織り込み済みだったことや格下げの幅が小さかったということもありすぐに買い戻しが入った。その後は再びじりじりとドル高方向に向かい始め、ユーロドルはその日のほぼ安値圏の1.42ミドルで終了した。
NY時間に発表された米国第3四半期GDP確報値は事前予想よりも下方修正され、一時ドル売りに反応したものの、その後11月中古住宅販売件数が予想を上回ったことで再びドル売りの動きが強まり、結局ドル上昇トレンドの動きに変化は見られなかった。市場の薄商いのなか指標の悪い結果に対してよりもドルにとって良い数字に反応しやすく、ドルを買いの勢いの強さを感じさせる。
今日も新築住宅着工件数の発表を控えているものの、良い数字に反応しそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 日銀総裁発言

(米ドル円日足)


日足のローソク足をみると12月10日から9日間で一日を除いてすべて陽線で推移。ここにきてのその上昇の角度は更に早まってきている。ボリンジャーバンドでも上限ではバンドウオークが始まっておりこの勢いはまだ続きそうだ。目先は10月27日高値92円30銭がターゲットと見る。白川総裁のデフレに対する強い姿勢を示したことで、ドルとの金利差が今後拡大するのではという思惑がドルサポートになっており、それを覆す材料がない限りドル買い戻しの動きが見られそうだ。ただ、一旦大台である92円手前では実需の売り注文が並んでいる可能性もあり跳ね返される場面もあり得そうだ。

米ドル円予想レンジ:92円30銭(10月27日高値)~91円10銭

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[NZドル円] 第3四半期GDP

(NZドル円30分足)


(NZドル円日足)

NZDJPY1223_hiashi.jpg

朝方発表されたニュージーランドの第3四半期GDPは予想の0.4%を下回るマイナス0.2%に悪化。NZドル円は64円ミドルから64円手前まで売られている。イングリッシュ財務相はNZの成長はまだ弱く、輸出競争力を改善しなくてはならないと述べた。輸出競争力を付けるという事は通貨であるNZドルの下落を望むということでもあり、NZドルの上値を抑えて行こうとする動きは更に高まりそうだ。ただ、昨日はロシアが準備通貨として豪ドルを加えるという話もあり、豪ドルが底堅くなれば同時に同じオセアニア通貨のNZドルの上昇にもつながりかねない。ドルの上昇により対ドルではNZドルが売られる傾向が継続される中で、ドル円の上昇がその底を支えており当面レンジの動きがまだ続くとみる。

NZドル円予想レンジ64円50銭~63円90銭

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[ユーロ米ドル] ドルの上昇とユーロの下落

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD1223_hiashi.jpg

ユーロドルの下落の背景には米国経済指標の改善からのドルへの前向きな評価が一つ。もう一つにはギリシャなどのソブリンリスクから来る欧州への懸念の広がりがあげられる。その二つの動きがユーロの上値を重くしており、特に年末ということからこれまでのポジションの偏りを修正してきているとみる。時間足をみるとここにきて横に流れている時間が長くみられるが、下降トレンドにそろそろぶつかる手前にきているのがみえる。そろそろ下降トレンドに沿って再び急落の可能性が高そうだ。下値目標は日足のフィボナッチリトレース76.4%戻しの1.4080付近とみる。

ユーロ米ドル予想レンジ1.4300~1.4080

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