ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-01

[カナダドル円] 政策金利据え置き

(カナダドル円時間足)


(カナダドル円日足)

AUDJPY0120_hiashi.jpg

予想通りBOCは政策金利を0.25%に据え置いた。09,10年度経済成長見通しが下方修正されたことでカナダドルが高過ぎる事を挙げた。一時的に売りが強まったものの最終的に買いが優勢となりほぼ高値で引けている。NY株価が上昇したことでリスク許容度の高まりから資源国通貨の代表であるカナダドルに買いが集まった事が押し上げた要因だろう。目先もこの動きは続くとみるが、NYの株価次第という事もあり今日のNYダウは注意してみたい。

カナダドル円予想レンジ:89円25銭~88円20銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル] そろそろ調整の売りも

(ポンド米ドル日足)


ポンドの上昇力の強さが目立ち、特にユーロポンドの売りが強まった。英国消費者物価指数が予想の2.6%を上回る2.9%と発表されたことで俄かに利上げ期待が強まった。キングBOE総裁は暫くインフレが3%を上回る状態が続く可能性があると発言。英国はインフレターゲットをとっていることから上限の3%を超えて行くと金利を上げなくてはならない状況になる。金利上昇期待でのポンド買いは大分織り込まれているとみられ、そろそろ一旦調整の売りが出てもおかしくはない頃だ。日足の一目均衡の雲の上限が1.6480に位置しており、天井となる可能性が高いとみる。

ポンド米ドル予想レンジ1.6450~1.6250

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[全般] クロス円中心の動き

ルーサーキング誕生日という事で昨日はNY市場が休場ということもあり市場はブリュッセルで行われているユーロ圏財務相会合に焦点が集まっている。ギリシャ問題が中心となるとみられるが、既にノボトニーオーストリア中銀総裁やショイブレ独財務相などEUがギリシャを救済しない事はまず間違いないだろう。市場はネガティブ材料としてほぼ織り込み済みと見て良いが、結果が発表されればユーロは一時的に売りが強まるとみる。
東京市場ではクロス円の買い一色で円がじりじりと買われたものの、欧州市場に入ると再び売りが強まり最終的には円が全般的に高く終わった。特に材料はなく先週からの円高の流れを引き継いでの動きの中で本日か連休明けとなる米国勢の動きが注目される。

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[米ドル円] もみ合いの中円高が進む

(米ドル円時間足)


先週の流れを受けて円高がやや進んだ。特にクロス円を中心に上値の重くなった事もドル円の下落を誘った。特に材料はなくドル円も下値のサポートである90円55銭を抜けずに安値近辺でのもみ合いが続いている。本日NY勢がこの下値を試しに来るのか、或いはこのサポートが固いとみて再び買いで入ってくるのか注目したい。どちらかと言えば、一旦は下値を試さない限り下が固いのかどうかを確かめられないことから、下落リスクの方がやや高いとみるが、90円割れを見るのは難しそうだ。時間足のボリンジャーバンドを見るとバンドの幅が狭まってきているのが分かる。こういう時はそろそろどちらかに放れるサインでありチャンスは逃さないようにしたい。

米ドル円予想レンジ:91円70銭~90円55銭

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[カナダドル円] 移動平均線がサポート

(カナダドル円時間足)


カナダのフラハティー財務相はカナダドルのボラティリティーが大きいことに懸念を表明したことでカナダドルの売りが強まったものの、底堅さは依然として変わらない。資源国通貨としては豪ドル以上にそのポテンシャリティーは高い通貨だけに売られるにしても限界がありそうだ。本日はカナダの政策金利が発表されるが据え置かれることは間違いないとみられ、その後のカーニー中銀総裁のインフレに関する発言に注目が集まる。どちらかと言えば金利の引き締めに今後動きが転換する可能性が高いとみられている。
日足チャートではボリンジャーの中心バンドである移動平均線に近付いており87円ミドルは強いサポートになりそうだ。

カナダドル円予想レンジ:89円25銭~87円50銭

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[ユーロ米ドル] 目先底堅い動き

(ユーロ米ドル時間足)


ブリュッセルで行われているユーロ圏財務相会合ではギリシャの救済に対してEUが積極的ではないことを改めて表明する可能性が強く、そうなるとスペインなどへの今後のEUの対応は同じものになることからユーロに対しての懸念は残る。しかし、既に市場は今回の結果に対してはほぼ織り込み済みということもあり一旦は売られる場面があっても買い戻しが強まるとみている。時間足チャートでは76.4%戻してのレベル1.4335ドル付近で跳ね返されており、このレベルが再度サポートされるか注目したい。

ユーロ米ドル予想レンジ1.4500~1.4335

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[全般] 決定打が乏しく

先週末は本日がマーチンルーサーキングデーで祝日ということから米国は3連休を前にドルの買い戻しが強まった。しかし、ドル円はクロス円の売りに押され寧ろドル安で引けている。クロス円では特に豪ドル円の下落が大きかったこともある。注目されたモルガンチェース第4四半期決算は収入ベースで予想の262億ドルを10億ドル下回ったことで失望感が広がったが、それ程影響がある数字でもない。1月のミシガン大消費者信頼感指数も予想の74.0を下回る72.8となったことでNYダウの下落を加速させたものの、これも大勢にそれ程影響があるとは思えないものばかりだ。今週の発表される材料も米国住宅着工件数や生産者物価指数の発表を控えるが、どれも決定打に欠けたものばかり。新規失業保険申請件数がやや注目か。先週先々週と雇用統計を筆頭にネガティブな結果が多かっただけに、今週は良い結果に対しては敏感に反応しそうだ。

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[米ドル円] サポートの90円ミドルを超えられず

(米ドル円2時間足)


ドルは全般的に買い戻しの動きが見られた中でドル円だけが売られる結果となった。クロス円の売りが上値を押し下げたものだが、ドルの買い圧力も依然強い。今日は米国の祝日という事で動きは乏しいとみるが、チャート上のフィボナッチ50%戻しのレベル90円55銭のサポートの強さが目立つ。このレベルから90円にかけてはドル買いのポジションの仕込みレベルとみる。相場にはまだ方向感の定まらないため当分レンジ内での上下の繰り返しが続くとみている。

米ドル円予想レンジ:91円70銭~90円55銭

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[豪ドル円] ヘッド&ショルダー

(豪ドル円時間足)


中国中央銀行は12月の新規融資が前月から増加していたことを発表した。それにより、中国の新たな金融引き締めの動きが近々あるのではといった思惑が強まった。先日準備率を引き上げたばかりということから、周辺諸国の通貨が売られやすく、特に上昇の大きかった豪ドルからの短期的な資金の移動が見られた。3連休前という事もあり少し売られ過ぎた観もあるが、チャートではヘッド&ショルダーの形がきれいに出来上がりつつある。ネックラインの83円30銭が抜けるとストップロスの売りが出るとみて良いだろう。

豪ドル円予想レンジ:84円60銭~83円50銭

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[ユーロ米ドル] ECBの月報待ち

(ユーロ米ドル時間足)


アジア時間にはドイツのメルケル首相の辞任の噂が広がり、更にドイツ経済相は「ギリシャとアイルランドの状況はユーロとってリスクになり得る」と発言。また、ユンケルユーログループ議長はギリシャの救済に消極的な姿勢を示すなど、ユーロにとっては売り材料ばかりが飛び出した。結果的にユーロは1.45ドル台を維持できずに下落が始まり1.43ドル前半まで約200ポイント近い下落となった。ただ、昨年末からのレンジの中での動きが続いており、 1.4280付近にあるレンジの下限を抜けるには材料がもう一つ足りない。今週は木曜日にECBの月報が発表されるが、今まで悪い材料が出ていただけに、経済に対して前向きな内容であればユーロ買いの動きも見られるだろう。

ユーロ米ドル予想レンジ1.4440~1.4300

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[全般] 一喜一憂米の経済指標

米国12月小売売上高は予想されたプラスの0.5%を大きく下回るマイナス0.3%と発表されドルは全面的に売りが強まる展開となった。更に、同時に発表された新規失業保険申請件数も予想よりも悪い数字であった事もドルへの失望感につながった。一つ一つの指標発表で一喜一憂する動きを繰り返すというのはそれだけ方向感をつかめずにいるという事だろう。欧州ではECBが予想通り金利据え置きを発表し、トリシェ総裁の発言にも従来の強いドルは重要との内容を繰り返し、これといった驚くようなものは見られなかった。米国長期金利は30年債の入札が堅調な結果となり低下。原油価格も軟調な地合いとなり一時的なドル売り材料と捉えられた。
本日から米国金融機関の決算発表が始まり、週末ということからドルの買い戻しの切っ掛けとなるか注目したい。

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[米ドル円] ダブルボトムか

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY0115_hiashi.jpg

ドル円は12日に付けた安値90円73銭の手前90円84銭まで下落し跳ね返されている。90円55銭は何度か書いているように12月9日の安値と今年の高値の50%戻しのレベルであり、このレベルを抜けるかどうかがポイントになりそうだ。もし抜けても90円を割り込むまでの勢いはないとみている。中国の更なる準備率の引き上げの噂も聞かれドル円の上値を抑えているが、もし否定されれば円売りに反応しそうだ。

米ドル円予想レンジ:91円70銭~90円55銭

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[豪ドル円] 中国や原油の動向がカギ

(豪ドル円時間足)


原油価格が軟調な地合いとなり、更に中国の準備率のもう一段の引き上げの噂などから豪ドルはもうしばらく高値を抜けずにもみ合いが続きそうだ。当面83円付近から86円付近のレンジでのもみ合いとみるが、週末のポジション調整が入るとすれば一旦85円ミドルから上は売りが強まるとみている。ただ特段の材料が出なければ下値も84円付近を抜けて大きく下げる勢いはないだろう。

豪ドル円予想レンジ:85円50銭~83円70銭

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[ユーロ米ドル] ECBの政策会合ではノーサプライズ

(ユーロ米ドル日足)


昨日のECB金融政策決定会合では予想通り金利が据え置きとなり、その後のトリシェ総裁の発言においても特段これまでの内容と変わった事が見られないことから、ノーサプライズとなった。昨日はポンドの上昇が強まりユーロポンドの売りが一部見られたことからユーロドルの上昇も限られた。前日に付けた高値1.4580付近は日足のフィボナッチ38.2%戻しのレベルであり、結局今週に入り4日間頭を抑えられている。今日このレベルを超えられないと週末ということから一旦売りが強まる可能性が高いとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ1.4550~1.4400

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[全般] 好材料と悪材料

米国12月財政赤字がマイナス919億ドルと過去最高の赤字額を記録。更に、記録開始以来の15か月連続の赤字になった。しかし、市場は全く反応しない。また、未明に発表された米国ベージュブックは予想とほぼ変わらず小幅な改善を示したが、これも市場では反応は薄かった。この内容ではFRBの政策に影響はないという判断だ。昨日の動きで特に目立ったと言えば原油価格が79ドル台で終わったという事だが、軟調な地合いがここ数日続きリスク回避の動きが目立つことだろう。中国の準備率引き上げが原因とされるが、それ程の材料とも思えず、依然材料探しというところだ。年末から発表される米国経済指標などでは好悪入り混じるものだ。それに対し、市場はFRBの今後の政策動向を探ろうとするのものだが依然として不透明なことから方向性がつかめずにいる。ただ、ファンドなどの円売りポジションなどは大分解消されたとみて良いだろう。年末からのドル売りもほぼ元のレベルに戻ってきていることから、また振り出しに戻ったといえる。明日からは米国金融機関の決算が発表されるが、これは意外に大きな動きを見せるかもしれない。注目したい。

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[米ドル円] ポジションはニュートラルに

(米ドル円時間足)


結局ドル円は12月の上昇時から今年の高値の50%戻しである90円60銭付近手前で折り返したことで、一旦ポジションもニュートラルに戻ったとみて良いだろう。他のユーロやポンドもややドル売りの偏りが見られるが、気になるポジションでもなさそうだ。昨日は91円50銭付近で上値を抑えられてからはもみ合いが続いている。このレベルは元々ドル円にとってはバランスの良いレベルと見られており、ここから上下どちらに行ってもおかしくはない。ただ、それは短期的な投機の動きであれば行って来いとなるだろう。流れは昨年12月からのドル買いがまだ優勢であり、91円割れは拾いたい。

米ドル円予想レンジ:91円90銭(38.2%)~91円00銭

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[豪ドル円] 原油価格の下落が上値を抑える

(豪ドル円時間足)


前日は中国の準備率引き上げで豪ドルの売りが強まったが、原油価格の下落もネガティブな要因とされるものの、昨日は堅調な地合いとなった。本日は豪州12月の失業率が9時半に発表予定だが、予想は前月の5.7%に対して5.8%と増加するとの観測が多い。新規雇用者数も1万人と前回の3.12万人から減少とネガティブな要因となりそうだ。ただ、大分織り込み始めている事もあり、予想を上回れば買いに反応しやすいとみる。時間足を見ると83円前半でダブル底を付けたようにみるが、反対に84円75銭を超えられずに押し戻されるとヘッド&ショルダーの形にもなり、再び83円前半を試す展開も考えられる。今日明日でその結果が見られそうだ。

豪ドル円予想レンジ:84円75銭銭~83円70銭

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[ユーロ米ドル] ECBの政策会合の後

(ユーロ米ドル日足)


ユーロの買い戻しの動きが強いものの、1.45ミドルを天井にもみ合いが続いている。
昨日BOEのバーカー政策委員が英国経済は第4四半期でおそらく成長したという報道などでポンドの買いがユーロポンドの売りに繋がった事もあったようだ。ただ、1.45ドル近辺は昨年の上値を超えられずにいた強いサポートでもあり、ここをキープできるかどうかは正念場とみる。今日のECBの政策会合では1.0%で据え置きと見られるが、トリシェ総裁の発言で特別今までと変化がなければ売りが強まるとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ1.4550~1.4400

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[全般] 米雇用統計を材料に

年初から相場は荒っぽい値動きが続いている。菅財務相の円高発言、米雇用統計の予想以上の悪い数字、菅・ガイトナー電話会談での相場安定などが伝わると一気に値が飛ぶ動きがみられる。それだけ市場の流動性が未だ元の状態に戻っていないということだろうか。特にドルよりも円を中心に相場が動いているようだ。年初から菅財務相の円安誘導から始まっただけに、格好の材料とされたのだろう。ユーロやポンドには今のところ特に材料がなく円に市場の目は向いており、昨日もドル円だけではなくクロス円全般に円が買い戻された。先週末の米雇用統計ショックが月曜日の成人式を一日置いて東京市場から円買いの動きがファンドや個人から見られた。しかし、この動きも方向感がある動きとは見えず、一方向の動きが継続することはまだなさそうだ。

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[米ドル円] 円買いポジション拡大

(米ドル円日足)


中国人民銀行が準備率の引き上げを発表すると、中国の金融引き締めが世界経済にも影響することでリスク回避の動きが強まるというシナリオで円買いの動きが加速。一時東京市場では中国政府系ファンドの担当者が『ドルは底を打ち、円安は更に進む』とコメントしドル円が上昇する場面もあったが、その後の円は一本調子の円高で推移。米国貿易赤字のうち対日貿易赤字が拡大した事も影響したというコメントもあるが、これらの材料は殆ど関係ないとみて良い。先週の米雇用統計で再び米国金融政策の転換が遅れるという観測から短期的な円買いが出ただけと見た方が今後の展開を見誤らないで済む。米国金融政策はまだ流動的で、市場の憶測はまだ方向感が見られないことからの短期的な資金の動きであるなら、そろそろドル円の買い戻しが始まりそうだ。本格的なドル円の上昇が始まった87円35銭から今年高値の93円75銭の半値戻しが90円55銭だ。

米ドル円予想レンジ:91円70銭~90円50銭

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[豪ドル円] 値ごろ感からの売り

(豪ドル円日足)


中国の準備率引き上げなどの報道などを理由に短期的に資金が流れ込んだ豪ドルに売りが集中。対ドルでもかなり高値圏にあっただけに売り材料が少しでも出始めると恐怖感からの売りが出やすい。ただ、この売りはまだ足の速い短期ポジションだけの可能性も高く、落ち着けばすぐに買いを入れてくるとみて良い。38.2%戻しの83円30銭に迫る83円35銭まで下落している。ここでサポートされるようであれば少しもみ合いになるとみるが、抜けてしまうとその下50%戻しの82円40銭までか。ただ、その前には12月4日の高値82円95銭がサポートとして一旦は跳ね返されるとみている。

豪ドル円予想レンジ:84円45銭~82円90銭

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[ユーロ米ドル] 1.45ミドルのダブルトップ

(ユーロ米ドル時間足)


先週の雇用統計の悪化を受けて1.45ドルを上抜いたものの、結局昨日のNY引け値ベースでは1.45ドル台をキープ出来なかった。時間足チャートで見ても1.45ミドルでダブルトップを形成しつつあることから、下の1.44ミドルを抜けると下落が加速するとみる。或いは雇用統計発表後の先週の終値である1.44ドルも損切りが出そうなレベルでもあり、それを狙う展開とみる。

ユーロ米ドル予想レンジ1.4550~1.4400

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[全般] 菅・ガイトナー電話会談

昨日菅財務相とガイトナー財務長官は電話で為替安定が望ましいということで一致した。来月の5日6日に開かれるG7を前にしての調整とみられる。しかし、市場は菅財務相の就任発言でドル円が上昇したのを修正されたという捉え方も一部であった。その直後にドル円は東京の安値を下回ると更に円高が進んだ。結局その動きはユーロやポンドにも波及しドル安が進んだものの、それは一時的で買い戻しの動きが強まった。しかし、ドル円の戻しは限定的となっている。まだ年明け第2週ということから方向感のない展開が続いており、先週末に発表された米雇用統計が予想よりも大きく悪化した事が後を引いているとみられる。ただ、ホーニング・カンザスシティー連銀総裁は「政策は失業率が10%でも引きしめられる」「FRBは長期間という文言変更について議論するだろう」と語ったことで、FRBの出口戦略は予想以上に早まるという観測も今後強まる可能性が高まればドル高が進むと考えられる。しかし、今のところFRBの内部では色々な考えが出ているという事は否めないものの、そのような意見が出てきたという事は今後変化が現れる兆候とも取れそうだ。

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[米ドル円] 菅財務相発言の反動

(米ドル円時間足)


菅財務相の年初に示した円安容認発言に対して、今回のガイトナー財務長官との電話会談がその訂正と市場は捉えたことからドル円は急落。発言前のレベルをやや下回るレベル91円85銭まで下落した。このレベルは年初の高安の76.4%戻しと同じレベルで、テクニカルな下落と見ることができる。年初の91円23銭を下回らないことからまだ方向を探る展開と見て良いだろう。特に本日は注目材料がないものの、米貿易収支の数字が予想と大きく異なれば上下どちらでも仕掛けられそうだが、このレベルから下はそろそろ固くなるとみる。東京はもう一段の下値を試す展開と見るが、91円ミドルからは買い下がりとみる。

米ドル円予想レンジ:92円50銭~91円50銭

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[豪ドル円] 調整後もみ合いか

(豪ドル円30分足)


(豪ドル円週足)

AUDJPY0112_syuashi.jpg

昨年12月から上昇を続けている豪ドル円だが、年末年始にかけてもその勢いは止まらず堅調な動きが続いている。先週の米雇用統計で一旦は84円ミドルまで下落したものの、直後には買い戻しが強まり下落前の高値を更新。昨日もドル円が大きく下落する場面でも豪ドルの強さを改めて見せられたような上昇が続いている。ただ、週足のフィボナッチでは86円付近というのは一つのレジスタンスであり、一旦このレベルでは修正の動きがあるかもしくはもみ合いと見る。30分足でも23.6%戻しのレベルで一旦抑えられており、しばらくドルの方向感が定まるまで様子を見るレベルか。

豪ドル円予想レンジ:86円00銭~85円00銭

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[ユーロ米ドル] 山の高値1.45ドルを越え

(ユーロ米ドル日足)


目先の大きなレジスタンスであった1.45ドルを昨日超えたことでユーロ相場は新たな展開を予想させる。ただ日足で見ると38.2%戻しのレベル手前で一旦押し戻されていることから、短期間で元のレンジに戻る騙しの動きになるのか、今日明日の動きを見たいところだ。米国雇用統計の悪化がドルの受け皿であるユーロ買いに向かったとみているが、ドルの出口戦略が早まる観測が広がれば、再びユーロ売りが強まるだろう。昨日のホーニング・カンザスシティー連銀総裁は「政策は失業率が10%でも引きしめられる」「FRBは長期間という文言変更について議論するだろう」と語ったものの、一方でブラード・カンザスシティー連銀総裁は低金利がしばらく続くという発言もあり、一枚岩ではないことは確かだが、早期利上げの意見が見られ始めた事は今後の相場に影響を及ぼすだろう。

ユーロ米ドル予想レンジ1.4590(12月16日高値)~1.4425

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[全般] 雇用統計の激震

12月の米国雇用統計が発表された。非農業部門雇用者数は8.5万人減少し発表直前の予想がゼロ、或いはプラスになるといった観測に対し大幅なマイナスとなったことで市場には激震が伝わった。先週は雇用統計前に発表されたISMなど雇用状況が改善されていただけに今回の結果は市場の失望感を一層増大させたといえる。発表後のドルは全面的に下落し、特にドル円は前日に菅財務官の円安誘導でドル高が進んでいた分だけ大きく下落が進んだ。ただ、それでも下落幅は年末からのドル高を覆すほどのものではなくレンジ内の動きで収まった。この結果が今後の流れを変えたかどうかを判断するにはまだ早そうだ。最近の雇用関連の改善されたものが来月に反映することから、今回だけの雇用統計で米国金融政策が決まるとは言えない。ただ、当面はドル買いには慎重にならざるを得ないだろう。まだ市場は始まったばかりであり、短期的には下値の目途を探る展開とみる。

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[米ドル円] 菅財務相発言の反動

(米ドル円時間足)


予想以上に米国12月の雇用統計結果が悪かったことからドルは全面安となった。ドル円は菅財務相の円安誘導発言で高値圏にいただけにその反動は大きかった。しかし、結果的に92円を割り込むことはなく円安レベルで先週のNYは引けている。引け値は92円70銭で今年の始値は92円90銭付近と殆ど同レベルとなったことで1週間のローソク足で見ると十字線で方向感がないことを示している。また、雇用統計後の安値は92円30銭付近で跳ね返され5日に付けた安値91円25銭からは1円近く上で止まった。これをみるとまだドル買いの勢いがまだ続くとみて良いだろう。もし、今週91円を割り込むようであれば90円25銭までの下げもあり得そうだ。

米ドル円予想レンジ:93円50銭~92円25銭

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[豪ドル円] 高値を更新

(豪ドル円時間足)


(豪ドル円日足)

AUDJPY0111_hiashi.jpg

雇用統計後に昨年の高値85円30銭を抜け86円まで付けた。菅財務相の円安発言もあり円キャリーの動きが豪ドル円に見え始めたという。ただ、豪ドル買いは既に12月に入り始まっており、それは市場が安定し始めたという認識が強く金利差を再び取りに来ているという事だろう。上昇スピードが早過ぎるのは気になるがこの動きは今後も続くだろう。先週の雇用統計後に85円25銭から84円65銭まで瞬間的に下落したが、一気に元のレベルまで戻したことで、それは証明されたといえる。一部損切り注文が付いたはずだがそれ以上に買いの意欲が強かったということだろう。その後は上昇を続けほぼ高値圏で引けている。本日9時半には12月ANZ求人広告件数が発表されるが、この結果から14日に発表される雇用統計への期待が高まれば更に買いは強まるとみる。或いは、もし悪い数字の場合は下げたところを拾って行くことにする。

豪ドル円予想レンジ:86円50銭~85円40銭

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[ユーロ米ドル] レンジを脱しきれない

(ユーロ米ドル時間足)


米国雇用統計前にユーロ圏の失業率が発表され、予想が9.9%に対して10.0%と悪化。10%台は98年8月以来ということからじりじりとユーロ売りが進みこの日の安値1.4265を付けた。その直後に米国雇用統計が予想よりも悪化したことでユーロドルが上昇し、結局売り買いの力が相殺された格好となった。結局前日の高値1.4445の手前で抑えられており時間足でみてもレンジ内の動きから放れていない。週初めは先週末の買いの勢いが残っており、もう一段の上値を試す展開とみるが1.45の大台の手前から売り上がり、完全に抜けたのであれば本格的な上昇が始まるとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ1.4480~1.4270

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注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

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