ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-01

[全般] 神経質な展開

FOMCの後はオバマ大統領の一般教書演説が終わり東京市場ではポジションを再び作り始めたところも一部見られた。しかし、市場は相変わらず方向感の定まらない神経質な展開が続いている。オバマ大統領は前回強い口調で金融規制案を発表したが、今回はそれには触れず、また医療改革についてもトーンダウン。話の主な内容は景気対策法により雇用を150万人創出するといった雇用に重点を当てた中間選挙を意識したものが目立った。それに対する市場の反応はほとんどないものの、イベントが終わったことからポジションは持ちやすいものの、今日は米国GDPの発表を控え依然として荒っぽい動きが予想される。今後の焦点もこれまでと変わらず中国の金融引き締め、ギリシャの動向、そして米国の出口戦略のタイミングとなりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 90円台をキープ出来ず

(米ドル円日足)


ドル円の上値は依然として重い。昨日もFOMCの後には利上げ期待からのドル買いの動きが出たものの、90円ミドルを抜け切ることは出来なかったことから再び売りが優勢に転じNY市場も90円台をキープできずに引けた。今日は米国GDPが発表されることからそれまでは小競り合い程度で推移しそうだが、問題はその前後で89円20銭付近が下抜けするかどうかだろう。反対に89円ミドルから下が固まれば再び90円ミドルを試す展開と見る。週末という事もあり最終的にはショートの巻き戻しが入りやすいことから下値を丁寧に拾うのもよい。ただ、89円前半が割れたら一旦様子をみたい。

米ドル円予想レンジ:90円50銭~89円30銭

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[ユーロ米ドル] 下落が止まらず

(ユーロ米ドル日足)


ユーロの売りが止まる気配を見せない。1.4ドルが底になるのか或いは天井になるのかという攻防が続いているが、どうも天井になる公算が強く見え始めている。ギリシャ問題に加えポルトガルなどへの飛び火も懸念されユーロの結束への懸念が消えない。今日のNY引けレベルで1.4ドルを保つことが出来れば来週は一旦買い戻しも出そうだが難しいかもしれない。次の下値は昨年5月から9月まで続いたレンジの下限である1.3750付近が意識される。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4020~1.3830

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[ポンド米ドル] チリ並みの水準

(ポンド米ドル時間足)


S&Pは英国のリスクがチリやポルトガルと同じ水準と報道。ポンドはこのような発言でも100ポイント下落した。市場では毎日荒っぽい動きが続いているが最もその代表格がポンドと言ってよいだろう。時間足で見ても約200ポイント幅で上下を何度も繰り返しているのが分かる。ポンドのロングもショートも傷だらけになっているところがありそうだ。相場は傷がつくと更に暴れ馬のような動きが続くもので、きょうも右往左往するとみて良いだろう。時間足を見ると下落のトレンドはそれ程見られずレンジの動きが強まっている。現在はレンジの下限に位置しているためそろそろ買いで攻めたい。1.61付近を買い1.6070を割り込んだら切る。上値目標は1.62ミドルだが、余り欲を張ると一気に落とされそうだ。

ポンド米ドル予想レンジ: 1.6275~1.6075

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[全般] FOMCを挟みポジション調整

東京時間で円は大きく買いが先行。昨日は今朝がた発表のFOMCを前にクロス円を中心に売りが強まる展開となった。政策金利の据え置きはほぼ織り込み済みだがその声明文の内容に変化があれば更にリスク回避からの円高が進むとみたようだ。結局そのFOMCが発表では声明文の中の金利見通しに対して長期間という表現に変化がなかったが経済活動に対しては上向きから拡大へと上方修正された。しかし、それらは市場にとってそれ程影響は見られなかったものの政策金利の据え置きに一人だけ反対した事で大きく反応した。カンザスシティーのホーニング総裁は状況が経済や金融などの状況が変化したことで低金利の長期間維持を確約するのはもはや不要と述べた。これによりドルは買われ一時株価も下落に転じた。しかし総じてNY株価は新築住宅販売件数などが予想下回ったものの堅調で推移した。長期金利は3.64%まで上昇した。これからもう一つ今日のイベントのオバマ大統領の一般教書演説が始まることからポジションの手仕舞いが再び入るか注目したい。

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[米ドル円] イベント前の調整

(米ドル円時間足)

USDJPY0128_jikanashi.jpg

(米ドル円日足)

USDJPY0128_hiashi.jpg

東京時間にはFOMCやこれから始まるオバマ大統領の一般教書演説を控えクロス円などのロングのポジション調整が強まる動きがみられた。そのためドル円も日足から見たフィボナッチの50%戻しレベル付近の89円15銭まで下落。その後はFOMC発表後のカンザス連銀ホーニング総裁の長期間低金利への反対表明に反応し90円台まで戻している。一旦FOMCを前にロングの落としとともにショートポジションが出来ていたところでの発言だけにドル円だけが特に反応したようだ。これから始まる演説を前に一旦売りが再び入る可能性もあるが、89円ミドルまでが精々か。寧ろイベントが終われば買いが強まる展開と見る。

米ドル円予想レンジ:90円50銭~89円50銭

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[ユーロ米ドル] 1.4ドル割れ

(ユーロ米ドル時間足)

EURUSD0128_jikanashi.jpg

当面の注目されたサポートである1.4ドルをFOMC後に瞬間下抜けする場面がみられた。しかし、すぐに戻されてはいるものの依然としてユーロ売りの圧力は強まる。ユーロポンドの売りも続いておりいずれ再び1.4ドル割れを試す展開とみる。しかし、これから始まるオバマ大統領の一般教書演説が終了後に下値を試すかどうかだ。もし、抜けきれなければ一旦買い戻しの動きもありそうだ。上値の戻しレベルは1.4150。

ポンド米ドル予想レンジ:1.4150~1.3990

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[NZドル円] 金利据え置き

(NZドル円時間足)


(NZドル円日足)

NZDJPY0128_hiashi.jpg

先ほどRBNZニュージーランド中銀は市場の予想通り2.5%に据え置くことを発表した。
声明文も前回と変わらずNZドル高は輸出の景気回復に足かせになるという文言も残った。しかし、一部では次回あたりから利上げに転じるのではといった思惑もあることから、何処かで買いを狙う動きが見られそうだ。今朝のFOMCの発表後にドル円が上昇したことで底を確認したかどうかを注目。現在レンジ相場内での動きが続いているが、62円75銭を底としてフィボナッチで観測すると63円85銭までの戻しが最初のレジスタンスとなる。

NZドル円予想レンジ:63円85銭~62円75銭

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[全般] 乱高下の原因は

やはり嵐の前の静けさだった。東京時間の朝方は前日の動きを引き継いで堅調に始まったものの中国の金融引き締めへの懸念から円はじりじりと買われ89円台へ。その後米国格付け会社のS&Pが日本をネガティブ見通しに変えるという報道から一気に円は再び売られた。ところがその後再びドル円は下落に転じ昨年12月18日以来の安値を付けるなど方向感のない荒っぽい展開となった。しかし、全般的にはドルは堅調な動きが続いているものの、米国景気指標はまちまちだ。米1月消費者信頼感指数は予想された53.5を上回る55.9と08年9月以来の改善となったものの、11月ケースシラーは―5.32%と07年9月以来のマイナス幅となりマイナスが35カ月連続。強弱入り混じるものだが、市場はそれに対し余り反応しなかった。それは既にその前から大きな動きが続いたことが原因だろう。値が荒っぽい背景には中国や日本の格付けなどアジアの波乱材料だけではない。先週のオバマ大統領の規制案が大きく関係しているに違いない。この規制案が世界に波及するとなれば流動性は極端に低くなる事は間違いない。まだ現実にそれが行われるかどうかは分からないが、そんなイメージが市場の不安心理を高めているのではないか。いずれにしてもまだまだ荒っぽい動きは続くとみる。今日はFOMCやオバマ大統領の一般教書演説もあり注目したい。

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[米ドル円] 日本格付けネガティブ

(米ドル円30分足)


(米ドル円日足)

USDJPY0127_hiashi.jpg

堅調な動きで始まったドル円は上値のレジスタンスである90円55銭まで買われたものの、完全に抜けきれなかった。その後中国の引き締めに対する懸念が高まると、ドル円はじりじりと押し戻され89円80銭の強いと思われたサポートを抜けるとストップが発動され89円ミドルまで下落。クロス円のほとんどが同時に下落したこともドル円の上値を抑えた。その後S&Pが日本の格付け見通しをネガティブに変えるとの報道から一気に上昇。
上下に荒っぽい動きが続いているのは方向感のない証拠だろう。まだまだこの動きは続くとみている。89円30銭付近はフィボナッチの50%戻しであり再び一旦はいいところまで下げたとみる。前回の89円80銭と同様に簡単には割り込まないとみる。もし割り込むようであれば1円下の88円前半まで下落するリスクはあるが、同じ幅で戻しの動きもありそうだ。

米ドル円予想レンジ:90円50銭~89円30銭

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[ポンド米ドル] GDPがプラスに転じたものの

(ポンド米ドル30分足)


ポンド円を含め激しい上下を繰り返している。昨日は英第4四半期GDPが発表された。7四半期ぶりにプラスに転じたものの予想を下回ったことで寧ろポンドの売りが加速。その後ダーリング英財務相が景気支援策を継続する事を示唆したことから利上げ期待は後退し売りに繋がった。しかし、1.60ドルのサポートは依然として強く当面は売り材料出尽くしからレンジ内での動きが続くとみる。

ポンド米ドル予想レンジ:1.6260~1.6075

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[南アフリカランド円] 金利据え置き

(南アフリカランド円日足)


南ア中銀の政策金利が発表され予想通り7.0%で据え置きとなった。しかし、SARB(中銀)のマーカス総裁は複数の委員が利下げを主張していた事を伝え今回の据え置きが利下げの終了にはならないと発言。発表前から既に売りが強まっていたことから発言には殆ど反応はなく寧ろしっかりとした動きとなっている。ただ、今後も利下げの可能性を示唆したことから高値でのリスクは高いものの買い意欲は依然として強い。日足のチャートでは一目の雲に再び突入したものの上昇トレンドに乗っていることから11円70銭付近は買い場とみる。

南アフリカランド円予想レンジ:11円90銭~11円70銭

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[全般] 嵐の前の

昨日は殆ど目立った動きは見られず、今週の重要な経済指標やイベントを前に様子見気分が広がった。先週のオバマ大統領の金融規制案に対して欧州の動きは慎重で、ドイツは5月にベルリンで財務大臣や中銀総裁を招きG20開催を検討しているとの報道。米国主導の金融改革への牽制と見られており、オバマ大統領の規制案が実行されるにはまだだいぶ難関が控えているとみてよい。また、バーナンキ議長の再選にあたっても反対票が増えている事からこちらも米国株価への影響が大きく上値を重くしている要因の一つだ。為替にとってもこれらは大きく影響を及ぼすだけに今後の成り行きに注目したい。昨日発表された米国12月中古住宅販売件数は前月から大きく減少したものの減税策に絡んでの駆け込み需要が前月にあった反動という事でそれ程市場には影響が見られなかった。
本日はドイツのIFO、英国GDP速報値、米国11月ケースシラー住宅価格、1月消費者信頼感指数など重要な指標が相次ぎそろそろ再び動き出す気配が感じられる。

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[米ドル円] 横ばいの動きから底固め

(米ドル円時間足)


89円80銭で跳ね返されてからは殆ど値動きはなく昨日は90円を底に小幅な動きに終始。最近のドル円の動きは急激な動きの後では殆どこのような横這いの動きになることが多くみられる。時間足を見てもわかるように下落後はもみ合いに入り、結果的に元のレベル戻る動きがみられる。今回も前回と同様な動きなるとすればそろそろもう一度90円を割って89円80銭の底の堅さを確認できれば91円台後半までも戻しも見られそうだ。逆に89円80銭を割り込むようであれば89円前半まで強いサポートはみられないことから売り圧力が強まるとみる。

米ドル円予想レンジ:90円80銭(50%戻し)~89円80銭

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[ポンド米ドル] 戻し終了後再び

(ポンド米ドル時間足)


上値のレジスタンスである1.6150を再び抜けるとロスカットも巻き込みながら結局前週末の高値に迫る1.6260付近まで上昇し行って来いとなった。しかし、下降トレンドラインを上には抜けきれずに抑えられていることから、ここで時間をかけて上に抜け出せないと再び下落が始まるとみる。昨日の上昇の要因の一つが本日発表される第4四半期GDP速報値に期待感が高まったこともある。前回のマイナス0.2%からプラス0.4%と予想されており、もしこれが予想を下回るようであれば再び売りに転じる切っ掛けになるとみる。

ポンド米ドル予想レンジ:1.6260~1.6120

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[南アフリカランド円] 本日発表の政策金利

(南アフリカランド円日足)


本日の22時から24時の間に南ア中銀の政策金利発表がおこなわれるが、ほぼ7.0%で据え置きと見られている。この通貨は金利が発表のかなり以前に織り込まれたり、或いは全く反対の動きを見せたりする修正が見られる。ただ、世界的な低金利の中で7%という金利は魅力があり、下落したところでは金利差狙いの買いが着実に入る。ここ最近のNY株価の急激な下落やコモディティー価格の下落がランドの上値を抑えている。今年初旬の高値12円70銭を付けてから下落が続き先週はNY株急落により11円75銭まで下落したことで、そろそろ買いが入りやすい状況とみる。日足の一目均衡表では雲の上限がちょうど11円75銭に位置しており、綺麗に跳ね返されている。今日の金利発表後が買いのチャンスとみる。

南アフリカランド円予想レンジ:12円~11円80銭

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[全般] 金融規制改革ショック

NY株価の下落は止まらない。前日のオバマ大統領の唐突とも言える金融規制改革のショックは簡単には収まらないようだ。NYダウはこの二日間で400ドル以上の下げとなり大きな氷の割れる音が聞こえるようだ。原油も金も下落する中で円の上昇だけが際立つ。トレーディングの規制がこれまで投機として買われたものから資金が引き揚げているためだ。この動き自体はそれ程長くは続くことはないだろうが、一部で懸念されるのはその後に動かなくなってしまうのではないかと言われる。しかし、市場の過剰流動性はこれで終わるわけはなくマネーは必ず利益を求めて動き出すだろう。今週は日米も含む政策金利発表を控え、思惑などから荒っぽい動きは継続と見る。

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[米ドル円] 90円を下回る

(米ドル円日足)


ちょうどフィボナッチの61.8%戻しの89円80銭で一度跳ね返されたものの90円50銭付近で上値が抑えられ再び89円79銭に下げそのままNY市場を引けた。このレベルが抜けるかどうかがポイントとみるが、どうも上値は重そうだ。オバマ大統領の金融規制改革案はまだ尾を引いており、NY株価の下落が止まらない限りクロス円の売りがドル円の上値を抑えるだろう。また、中国の金融引き締めの動きも豪ドル円などの売りを誘う。
ドル円の89円80銭が抜ければ89円付近手前まで下落が一気に進むとみる。

米ドル円予想レンジ90円25銭~89円25銭

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[ポンド米ドル] 英国も米国に追随か

(ポンド米ドル日足)


ブラウン英首相はオバマ大統領のプランはリスク軽減に繋がるという見解を示したことで英国も米国同様金融機関に対し規制を検討しているのではといった懸念が広がった。三日連続の陰線となり61.8%戻しの1.6070付近まで下落し何とか下落スピードは収まったものの、安値低迷の動きが続いている。ユーロポンドの買い戻しの動きが出てきたためこの動きが強まれば一旦は回復出来るとみる。それには1.6150を突き抜けていく力があるかどうかだろう。このレベルで跳ね返されるようであればもう一段の下値を試す展開とみる。

ポンド米ドル予想レンジ:1.6180~1.6070

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[豪ドル円] 米国と中国の株価

(豪ドル円日足)


米国のNYダウの下落が続く限り豪ドルの下落も続いて行くだろう。NY市場始まる前の中国上海株式市場でも新たな中国政府の引き締め観測が浮上するたびに豪ドルやキウイの売りが強まる。日足の一目均衡表の雲のねじれが見られ、ちょうどそのねじれのスパンである80円70銭で止まった。
先週のNY市場ではほぼ安値で終了したことから一旦は買い戻しも入るかもしれないが、投機の買いがまだ投げ切っていないとみられるため上昇トレンドのレベルで底値を確認しないと売りは収まらないだろう。

豪ドル円予想レンジ:81円50銭~79円75銭(12月21日安値)

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[全般] リスク拡大からの円高

前日に続きNYダウは下げ幅を拡大し、それにつれてリスク回避の動きが強まった。
オバマ大統領が『銀行の自己勘定取引や規模、それにリスクテイクに新たな制限を求める』など金融機関に対して新たな規制をすると報じた途端にNYダウは大きく下落。結局ダウは200ドル余りの下落となりリスクが拡大した。先週から米国金融機関の決算発表があり、それに合せて発表したようにも見えるが、かなり厳しい措置であることは間違いない。今後投機的な動きが制限されることでリスクの高いものは調整を余儀なくされるという思惑もあったのだろう。これまではリスク回避からドル買いという方程式が見られたが、昨日は殆ど見られないのは、米国発のリスクという事か。その中で円が買われたのは納得がいくものだが、それはクロス円の売りが進んだためとみられる。しかし、市場は少し反応し過ぎのようにも見え、まだこの荒っぽい動きは続きそうだ。

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[米ドル円] 90円台は辛うじて

(米ドル円)


ここまで円高が一日で進むとは思わなかった。米国金融機関に対する新たな規制はドルを買ってよいのか売って良いのか市場は迷っているようだ。NYダウの急落に伴い各主要通貨は上下に乱高下するなかで、結局金や原油の下落などリスク商品の一つでもある豪ドルやカナダへの売りが強まった。これはドルに資金が逃げ込む動きではなくポジションの調整という事と見た方がよさそうだ。この動き自体はそれ程長くは続くとは思えない。ただ、クロス円の売りはもう少し続くとみるが、むしろ買いのチャンスと見る。ドル円も90円を辛うじて確保したが、一瞬抜けるとしても同様に買いのチャンスと見る。

ドル円予想レンジ91円25銭~89円80銭

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[ユーロ米ドル] 乱高下後に買い

(ユーロ米ドル)


NYダウが大きく下落するとユーロはそれまで買い戻しが強まっていたところを急落。その前に付けた1.4030付近まで再度売られたが結局1.4ドルを割り込まなかったことでやや買い安心感が出たようだ。短期的にはダブルトップを付けた格好で跳ね返されたことから今日は1.4ドル割れはなさそうだが、まだ下値を試す展開は終わったとはいえそうもない。
週末ということからもう一度下を試しに来れば買いがまっているとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.4130~1.4030

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[豪ドル円] リスク回避だけではなく

(豪ドル円日足)


NYダウの急落から原油や金などのコモディティーは一斉に弱含み、それを受けて資源国通貨の豪ドルやカナダも売られた。ただ、コモディティーの下落が今回の下げの要因ではなく市場から投機的な動きが減少するといった見方が強まったためとみる。そうなると一時的な下落という事ではなくなる。しかし、今回のオバマ大統領の規制案はどこまで現実味を帯びるのか欧州などの反応も見ながらの動きとなりそうだ。また、豪ドルの売りを誘った要因として豪州のヘラルド紙が豪州政府鉱山関連の企業に対して最大税率40%を課税する事を検討しているという報道があった。これもコモディティー価格の下落に繋がり豪ドル売りを加速させたが、少し神経質になり反応し過ぎているように見える。もう一段の下げが見られたら買いを入れたい。

豪ドル円予想レンジ:82円20銭~80円20銭

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[全般] ユーロに集中砲火

東京時間に中国当局が一部の大手銀行に月内の融資停止を行うという報道から近く更に預金準備率引き上げを行うとの憶測も広がった。それによりリスク許容度が拡大するという思惑からクロス円の売りが強まり、特にギリシャ問題で売りが強まるユーロに対して市場は売りの集中砲火を浴びさせた。ユーロドルは1.4370付近から一気に下落の勢いを加速させ昨年8月以来の安値を更新した。特にこれといった材料もないだけに何か獲物を見つけたような動きにも見える。最近では切っ掛けが中国発という事が多く中国の動きには注目した方がよさそうだ。今日は東京の11時に中国のGDPや小売売上、CPIなどの重要指標が発表される。特にGDPは今後の中国の引き締めを裏付けるものになるのか注目される。

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[米ドル円] 91円を挟んで一進一退

(米ドル円時間足)


ドル円は91円台前半で東京時間は小幅なもみ合いが続いたが、中国当局の引き締め強化の噂が広がるなどリスク志向の高まりからクロス円の売りが強まった。ドル円の単独の売りというのはそれ程みられず、ユーロ円などの売りに押された感じだ。実際はドル買いの動きが強く、今後も91円を挟んだ一進一退の動きが継続するとみる。今日は11時に中国の経済指標が発表され、リスクとしては引き締めの話に反応しやすくクロス円の売りがどこまで出るのか注目だ。しかし、ドル円の底が90円30銭、90円80銭と徐々に切り上がってきておりそろそろ上値を試す展開と見ている。
ドル円予想レンジ92円05銭~90円90銭

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[ユーロ米ドル] 底割れの展開

(ユーロドル日足)

EURUSD0121_hiashi.jpg


(ユーロドル週足)


中国の金融引き締めの観測が強まるとリスク許容度の縮小から資源国通貨のクロス円の売りが強まると同時にギリシャ問題で燻ぶるユーロに売りが集まった。ユーロドルは前日の安値1.42ミドルを下抜けると損切りも巻き込みながら殆ど戻しらしい戻しもなく下落が止まらない。ユーロ円やユーロポンドの売りも断続的に損切りを付ける動きも見られ、相当上値が重くなったとみて良いだろう。中長期のトレンドもこれで下向きに変わった可能性が高い。次の下値目標は1.4ドルの大台とみるが、それよりも過去のもみ合いが何度か見られた1.3750ドルが視野に入る。
ユーロドル予想レンジ:1.4150~1.4000

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[カナダドル円] リスク回避からの売り

(カナダドル円日足)


中国の金融引き締め観測が強まる中でリスク回避の動きが強まると、資源国通貨の代表でもあるカナダドルが売りを加速。前日に金利据え置きを発表したばかりのカナダは早期利上げ期待が高まったことからやや底堅い動きが見られた。しかし、昨日発表された12月消費者物価指数が予想を下回ったことで利上げ観測は一気に後退。カナダ中銀のカナダドル高を牽制する発言に昨日はフラハティ財務相も同調するなどカナダドル安を助長する発言も相次いだ。テクニカル的には一旦昨日の安値86円77銭で底を見たかもしれない。このレベルはフィボナッチの50%戻しのレベルで、元々カナダドルの人気は高いことから節目では買いが強まりそうだ。
カナダ円予想レンジ:88円~86円75銭

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[全般] NYダウの上昇

連休明けのNY市場は活気に満ちていた。特にNYダウは先週の金曜日に下げた100ドル余りの動きを持ち直して余りある上昇となった。注目されたシティーバンクの決算は赤字となったものの、薬品関係の株価がのきなみ上昇した事が好感されたようだ。NYダウが上昇したことでクロス円、特に豪ドル円やポンド円の上昇が目立った。リスク許容度の高まりからと見られた。ただ、為替市場ではまだ本格的な動きというわけではなく小手調べというところだろう。依然として方向感がなくまだ上下を繰り返す動きが続くとみる。

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[米ドル円] 90円を割り込まずに反発

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY0120_hiashi.jpg

結局ドル円は強いサポートと見られた90円30銭で跳ね返され91円台でNY市場は引けた。下値の目途を試したことで次は上値を試す展開と見る。材料はほとんど見られず、方向感を試すだけという動きが続いており、上値もそれ程大きなものにはなりにくいだろう。時間足のボリンジャーバンドはバンド幅が縮小した後に上に跳ねたことで短期での方向感は上昇トレンドに入ったとみている。ただ、下降トレンドがこの91円前半に位置しており一旦は東京では売りから入るかもしれないが90円台は買いが強まるとみている。日足のボリンジャーでは91円50銭付近に中央バンドが位置しているがとりあえずこのレベルではレジスタンスとなりそうだ。抜ければ50%戻しの92円。

米ドル円予想レンジ:92円05銭~90円85銭

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注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

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