ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-01

[全般] 菅財務相のパフォーマンス

管新財務相は記者会見においてドル円は90円半ばが適切であると言及した。現職の金融当局者がこのような具体的な為替水準に対して発言するというのはルール違反という事を知ってか知らずか、管氏のパフォーマンスなのか。いずれにせよ、ドル円はそれまで軟調な動きを示していたところを一気にドル買いが進んだ。前藤井財務相が円高容認した事を意識していたのだと思うが、それとは反対に世界に日本が円高阻止に向けて強い姿勢を示した事になる。NY市場では新規失業保険申請件数が発表され、予想された44万件を下回る43.4万件と7週連続で50万件を下回った。この数字は今日の雇用統計には反映されないものの、市場では非農業部門雇用者数がマイナスからプラスに転じるとの観測が広がった。さらにホーニング・カンザスシティー連銀総裁が雇用の拡大は近いとの発言したこともあり、ドルは全般的に強含みで推移した。今日の雇用統計でどこまでドル高が進むか注目したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル] 政策金利発表も影が薄く

(ポンド米ドル時間足)


政策金利は予想通り据え置かれ、2000億ポンドの資産買い入れプログラムの規模もそのまま据え置きとなった。この発表前に管財務相のドル円に対するドル高発言が市場に衝撃を与えた後だけにこの発表も影が霞んでしまったようだ。特にこれといった発言も見当たらず、量的緩和の期限も残りの1か月となり、次回の政策会合がポンドにとっては正念場となりそうだ。ポンドの下落と同時にドル高の動きが止まらず、時間足チャートをみると前回の安値1.5830付近を目指す展開が続くとみる。もし、このレベルがサポートされれば前回の高値である1.62ドル付近までの戻しも期待できそうだ。反対に下のサポートを抜けると1.57ドルまで強いサポートが見当たらない。今日の雇用統計次第というところだろう。

ポンド米ドル予想レンジ:1.6050~1.5750

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[米ドル円] 管財務相の一言で

(米ドル円日足)


昨年12月から始まったドル円の上昇に更に油を注いだような発言が飛び出した。90円半ばが適切であると言及したことでとりあえず市場はそのレベルまで試そうという動きになった。問題はそのレベルで止まるのかどうかだろう。それ以上上昇した時にはどうするのか。現職の財務大臣が特定のレベルに言及するという事がどこまで重要な事なのかを知らされることだろう。今日の雇用統計はかなり期待感が強まり始めており、ドルの出口戦略のタイミングの見直しに繋がるのかどうか。少し走り過ぎにも見えその反動も考えておくことだ。しかし、とにかく95円をみるまでは収まらないという気分が強まっている。

米ドル円予想レンジ:95円00銭~92円80銭

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[ユーロ米ドル] 下落の後は

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD0108_hiashi.jpg

11月ユーロ圏小売売上高、12月消費者信頼感指数などが発表されたが、ユーロにとっては殆ど反応がなく、ドル高の勢いは止まらない。東京時間にドバイでの開発プロジェクトが政府の支払い遅延を理由に一時停止されるといった報道がされ、リスク回避からのドル買いが進む場面も見られた。その後は管財務相の発言一色でユーロも影を潜めたものの、下落は止まらない。1.43ドルの手前でなんとか下落も止まり、順番としてはそろそろ買いが強まるころだ。米雇用統計を控えて微妙なレベルにいる。1.42ドル前半の底が割れるかどうかが次の展開を決めるだろう。

ユーロ米ドル予想レンジ1.4400~1.4270

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