ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-01

[全般] 米雇用統計を材料に

年初から相場は荒っぽい値動きが続いている。菅財務相の円高発言、米雇用統計の予想以上の悪い数字、菅・ガイトナー電話会談での相場安定などが伝わると一気に値が飛ぶ動きがみられる。それだけ市場の流動性が未だ元の状態に戻っていないということだろうか。特にドルよりも円を中心に相場が動いているようだ。年初から菅財務相の円安誘導から始まっただけに、格好の材料とされたのだろう。ユーロやポンドには今のところ特に材料がなく円に市場の目は向いており、昨日もドル円だけではなくクロス円全般に円が買い戻された。先週末の米雇用統計ショックが月曜日の成人式を一日置いて東京市場から円買いの動きがファンドや個人から見られた。しかし、この動きも方向感がある動きとは見えず、一方向の動きが継続することはまだなさそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 円買いポジション拡大

(米ドル円日足)


中国人民銀行が準備率の引き上げを発表すると、中国の金融引き締めが世界経済にも影響することでリスク回避の動きが強まるというシナリオで円買いの動きが加速。一時東京市場では中国政府系ファンドの担当者が『ドルは底を打ち、円安は更に進む』とコメントしドル円が上昇する場面もあったが、その後の円は一本調子の円高で推移。米国貿易赤字のうち対日貿易赤字が拡大した事も影響したというコメントもあるが、これらの材料は殆ど関係ないとみて良い。先週の米雇用統計で再び米国金融政策の転換が遅れるという観測から短期的な円買いが出ただけと見た方が今後の展開を見誤らないで済む。米国金融政策はまだ流動的で、市場の憶測はまだ方向感が見られないことからの短期的な資金の動きであるなら、そろそろドル円の買い戻しが始まりそうだ。本格的なドル円の上昇が始まった87円35銭から今年高値の93円75銭の半値戻しが90円55銭だ。

米ドル円予想レンジ:91円70銭~90円50銭

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[豪ドル円] 値ごろ感からの売り

(豪ドル円日足)


中国の準備率引き上げなどの報道などを理由に短期的に資金が流れ込んだ豪ドルに売りが集中。対ドルでもかなり高値圏にあっただけに売り材料が少しでも出始めると恐怖感からの売りが出やすい。ただ、この売りはまだ足の速い短期ポジションだけの可能性も高く、落ち着けばすぐに買いを入れてくるとみて良い。38.2%戻しの83円30銭に迫る83円35銭まで下落している。ここでサポートされるようであれば少しもみ合いになるとみるが、抜けてしまうとその下50%戻しの82円40銭までか。ただ、その前には12月4日の高値82円95銭がサポートとして一旦は跳ね返されるとみている。

豪ドル円予想レンジ:84円45銭~82円90銭

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[ユーロ米ドル] 1.45ミドルのダブルトップ

(ユーロ米ドル時間足)


先週の雇用統計の悪化を受けて1.45ドルを上抜いたものの、結局昨日のNY引け値ベースでは1.45ドル台をキープ出来なかった。時間足チャートで見ても1.45ミドルでダブルトップを形成しつつあることから、下の1.44ミドルを抜けると下落が加速するとみる。或いは雇用統計発表後の先週の終値である1.44ドルも損切りが出そうなレベルでもあり、それを狙う展開とみる。

ユーロ米ドル予想レンジ1.4550~1.4400

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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