ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-01

[全般] ユーロに集中砲火

東京時間に中国当局が一部の大手銀行に月内の融資停止を行うという報道から近く更に預金準備率引き上げを行うとの憶測も広がった。それによりリスク許容度が拡大するという思惑からクロス円の売りが強まり、特にギリシャ問題で売りが強まるユーロに対して市場は売りの集中砲火を浴びさせた。ユーロドルは1.4370付近から一気に下落の勢いを加速させ昨年8月以来の安値を更新した。特にこれといった材料もないだけに何か獲物を見つけたような動きにも見える。最近では切っ掛けが中国発という事が多く中国の動きには注目した方がよさそうだ。今日は東京の11時に中国のGDPや小売売上、CPIなどの重要指標が発表される。特にGDPは今後の中国の引き締めを裏付けるものになるのか注目される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 91円を挟んで一進一退

(米ドル円時間足)


ドル円は91円台前半で東京時間は小幅なもみ合いが続いたが、中国当局の引き締め強化の噂が広がるなどリスク志向の高まりからクロス円の売りが強まった。ドル円の単独の売りというのはそれ程みられず、ユーロ円などの売りに押された感じだ。実際はドル買いの動きが強く、今後も91円を挟んだ一進一退の動きが継続するとみる。今日は11時に中国の経済指標が発表され、リスクとしては引き締めの話に反応しやすくクロス円の売りがどこまで出るのか注目だ。しかし、ドル円の底が90円30銭、90円80銭と徐々に切り上がってきておりそろそろ上値を試す展開と見ている。
ドル円予想レンジ92円05銭~90円90銭

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[ユーロ米ドル] 底割れの展開

(ユーロドル日足)

EURUSD0121_hiashi.jpg


(ユーロドル週足)


中国の金融引き締めの観測が強まるとリスク許容度の縮小から資源国通貨のクロス円の売りが強まると同時にギリシャ問題で燻ぶるユーロに売りが集まった。ユーロドルは前日の安値1.42ミドルを下抜けると損切りも巻き込みながら殆ど戻しらしい戻しもなく下落が止まらない。ユーロ円やユーロポンドの売りも断続的に損切りを付ける動きも見られ、相当上値が重くなったとみて良いだろう。中長期のトレンドもこれで下向きに変わった可能性が高い。次の下値目標は1.4ドルの大台とみるが、それよりも過去のもみ合いが何度か見られた1.3750ドルが視野に入る。
ユーロドル予想レンジ:1.4150~1.4000

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[カナダドル円] リスク回避からの売り

(カナダドル円日足)


中国の金融引き締め観測が強まる中でリスク回避の動きが強まると、資源国通貨の代表でもあるカナダドルが売りを加速。前日に金利据え置きを発表したばかりのカナダは早期利上げ期待が高まったことからやや底堅い動きが見られた。しかし、昨日発表された12月消費者物価指数が予想を下回ったことで利上げ観測は一気に後退。カナダ中銀のカナダドル高を牽制する発言に昨日はフラハティ財務相も同調するなどカナダドル安を助長する発言も相次いだ。テクニカル的には一旦昨日の安値86円77銭で底を見たかもしれない。このレベルはフィボナッチの50%戻しのレベルで、元々カナダドルの人気は高いことから節目では買いが強まりそうだ。
カナダ円予想レンジ:88円~86円75銭

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