ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-01

[全般] 乱高下の原因は

やはり嵐の前の静けさだった。東京時間の朝方は前日の動きを引き継いで堅調に始まったものの中国の金融引き締めへの懸念から円はじりじりと買われ89円台へ。その後米国格付け会社のS&Pが日本をネガティブ見通しに変えるという報道から一気に円は再び売られた。ところがその後再びドル円は下落に転じ昨年12月18日以来の安値を付けるなど方向感のない荒っぽい展開となった。しかし、全般的にはドルは堅調な動きが続いているものの、米国景気指標はまちまちだ。米1月消費者信頼感指数は予想された53.5を上回る55.9と08年9月以来の改善となったものの、11月ケースシラーは―5.32%と07年9月以来のマイナス幅となりマイナスが35カ月連続。強弱入り混じるものだが、市場はそれに対し余り反応しなかった。それは既にその前から大きな動きが続いたことが原因だろう。値が荒っぽい背景には中国や日本の格付けなどアジアの波乱材料だけではない。先週のオバマ大統領の規制案が大きく関係しているに違いない。この規制案が世界に波及するとなれば流動性は極端に低くなる事は間違いない。まだ現実にそれが行われるかどうかは分からないが、そんなイメージが市場の不安心理を高めているのではないか。いずれにしてもまだまだ荒っぽい動きは続くとみる。今日はFOMCやオバマ大統領の一般教書演説もあり注目したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 日本格付けネガティブ

(米ドル円30分足)


(米ドル円日足)

USDJPY0127_hiashi.jpg

堅調な動きで始まったドル円は上値のレジスタンスである90円55銭まで買われたものの、完全に抜けきれなかった。その後中国の引き締めに対する懸念が高まると、ドル円はじりじりと押し戻され89円80銭の強いと思われたサポートを抜けるとストップが発動され89円ミドルまで下落。クロス円のほとんどが同時に下落したこともドル円の上値を抑えた。その後S&Pが日本の格付け見通しをネガティブに変えるとの報道から一気に上昇。
上下に荒っぽい動きが続いているのは方向感のない証拠だろう。まだまだこの動きは続くとみている。89円30銭付近はフィボナッチの50%戻しであり再び一旦はいいところまで下げたとみる。前回の89円80銭と同様に簡単には割り込まないとみる。もし割り込むようであれば1円下の88円前半まで下落するリスクはあるが、同じ幅で戻しの動きもありそうだ。

米ドル円予想レンジ:90円50銭~89円30銭

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[ポンド米ドル] GDPがプラスに転じたものの

(ポンド米ドル30分足)


ポンド円を含め激しい上下を繰り返している。昨日は英第4四半期GDPが発表された。7四半期ぶりにプラスに転じたものの予想を下回ったことで寧ろポンドの売りが加速。その後ダーリング英財務相が景気支援策を継続する事を示唆したことから利上げ期待は後退し売りに繋がった。しかし、1.60ドルのサポートは依然として強く当面は売り材料出尽くしからレンジ内での動きが続くとみる。

ポンド米ドル予想レンジ:1.6260~1.6075

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[南アフリカランド円] 金利据え置き

(南アフリカランド円日足)


南ア中銀の政策金利が発表され予想通り7.0%で据え置きとなった。しかし、SARB(中銀)のマーカス総裁は複数の委員が利下げを主張していた事を伝え今回の据え置きが利下げの終了にはならないと発言。発表前から既に売りが強まっていたことから発言には殆ど反応はなく寧ろしっかりとした動きとなっている。ただ、今後も利下げの可能性を示唆したことから高値でのリスクは高いものの買い意欲は依然として強い。日足のチャートでは一目の雲に再び突入したものの上昇トレンドに乗っていることから11円70銭付近は買い場とみる。

南アフリカランド円予想レンジ:11円90銭~11円70銭

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