ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-02

[全般] 予想を下回る米景気指標

東京の仲値決めの10時近辺で実需筋のまとまったクロス円の売りが出た。特にユーロ円の売りは大きくドル円も連日の動き同様売られやすい地合いとなった。バーナンキ議長の議会証言では特に大きな材料と思われるものは見られなかったが、金融政策転換への期待感はかなり後退した。ただ、ここにきて米国の経済指標が予想とは異なる悪い数値の発表が相次ぐことから市場のセンチメントは悲観的なムードが高まっている。そのため、ギリシャなど一旦落ち着いたと思われた問題に対しても悲観的な見方が強まったともいえそうだ。
昨日発表された米国新規失業保険申請件数も事前予想を上回る悪化となり、米国株式市場も最初は大きく下げて始まった。しかし、引けにかけ急速に持ち直す動きが強まりマイナス50ドルまで回復。今日は週末と月末が重なり実需の売りが東京で出てくるとみられ、上値の重い展開はまだ続きそうだ。

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[米ドル円] 円全面高

(米ドル円日足)


東京時間にまとまったクロス円の売りが出ると円はどの通貨に対しても強含みの動きとなり、ドル円は今月初旬のレベルである88円台まで下落。その後NYダウの回復が強まったことからクロス円も買い戻しの動きが見られドル円も89円台前半に戻された。今日も月末ということから実需筋の売りが出る可能性が強く、上値は限定的とみてよいだろう。ただ、NY市場では昨日の引けにかけての株価の戻しがそのまま継続すればクロス円の上昇が見込まれ、ドル円も一旦は90円付近までの戻しもあり得るとみている。

ドル円予想レンジ:89円70銭~88円50銭

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[ユーロ米ドル] ダブルボトム

(ユーロ米ドル時間足)


特にギリシャの問題が悪化したというわけではないが昨日はユーロ円などの実需のまとまった売りが日本サイドから見られた。下落すると再びギリシャへの不安が高まるなど悪循環とも思える動きがユーロの上値を抑えつけてしまうようだ。昨日はボリンジャーバンドの幅が収束したことから下に放れたものの、前回の安値1.34ミドル手前で折り返したことで目先の底値感が強まったとみる。底値から100ポイント余り戻したレベルには時間足の下降トレンドが位置し阻まれた。このレベルを抜ければボックスのコアの上限である1.36ミドルまでの上昇も期待できそうだ。

ユーロドル予想レンジ: 1.3650~1.3500

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[豪ドル円] 損切りの嵐

(豪ドル円日足)

AUDJPY0226_hiashi2.jpg

実需のまとまった売りが東京市場で出たことでクロス円が全面的に売られる中で特に豪ドルの売りが目立った。先日までの利上げ期待もあり短期的に豪ドルのロングが偏っていただけに、下げ始めると損切りの売りが断続的に見られ下げ幅を拡大した。一目の雲の下限を抜けてからは一旦転換線の80円ミドルで止まったかと思われたが、結局その下にも損切りの売りが控えていたようだ。フィボナッチリトレースである76.4%までの下げの可能性もあるが、下げ止まりが確認されたらこれだけ下げたところであれば買いが再び強まることは間違いない。そのチャンスを待つことにしよう。

豪ドル円予想レンジ:79円75銭~78円75銭

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[全般] バーナンキ議長の証言が終わり

昨日の夜中の12時は久しぶりに激しい動きが見られた。注目のバーナンキ議長の議会証言が始まると同時に米国1月新築住宅販売件数が発表。結果は30.9万件と予想を大きく下回った。この数字は1963年の統計開始以来最低水準となりNYダウは下落。同時にクロス円などが売られるとドル円は一瞬89円80銭をつけた。市場はバーナンキ議長の発言を前にして神経質な状態になり過敏に反応したと見える。バーナンキ議長の発言はまず最初に「ある時点で引き締めを開始する必要がある」というメッセージが出ると市場は素早くドル買いに反応するものの、その後「政策金利は長期間低水準で推移する可能性」という言葉で戻すなど右往左往。しかし、最終的にはこれといった新たな材料は見られず元のレベルに戻り、取りあえず大きなイベントがこれで終了したという雰囲気がある。これによりFRBの出口戦略は公定歩合を上げる前の状態に戻ったともいえるが、現実には金融引き締めへの地ならしが一歩進んだことは間違いない。もう暫く時間が経てば再び出口戦略への期待が高まる時はくるだろう。

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[米ドル円] 議長発言で下を試す

(米ドル円時間足)


予定通りというのが印象だ。バーナンキ議長の発言は予想通り金融引き締めに対しては「長期間政策金利を低水準で推移する可能性」と発言。同時に「ある時点で引き締めを開始する」という内容も示したことで市場の早期引き締め期待は再び後退したものの、含みを残す形で終わった。
結局ドル円も瞬間89円台を試したものの、直ぐに証言前のレベルに戻され下値の堅さを試した格好となった。FRBの金融政策はこれで振り出しに戻ったものの、今後の米国経済指標を見ながら再び金融政策の変更時期を探ることになりそうだ。ドル円も下値を一旦試したことからそろそろ買い戻しの動きがみられそうだ。
時間足ボリンジャーバンドの幅が急速に縮小してきており、そろそろ上に放れるとみる。

ドル円予想レンジ:90円80銭~89円80銭

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[ユーロ米ドル] 材料出尽くしか

(ユーロ米ドル時間足)


ギリシャでは緊縮財政に対し抗議のストライキが勃発し社会機能がマヒしている模様だが、ユーロにはそれほど影響は見られない。また、バーナンキ議長の「欧州は財政問題やユーロの為替レート問題により非常に深刻な課題に直面している」との発言でもそれほど反応しなかった。余計なお世話という気もするが、徐々にユーロの売り材料も尽きてきたようにも見える。時間足では三角もちあいが終息してきており今日は値動きの狭い動きが続くと見る。その後はどちらかと言えば上に跳ねると見るが今日は厳しそうだ。

ユーロドル予想レンジ: 1.3600~1.3500

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[豪ドル円] 落ち着けば買い

(豪ドル円時間足)


RBAウオッチャーのマッカラン氏が3月のRBA会合でほぼ確実に利上げを行うといった見通しを出しているが、それは彼でなくとも市場関係者のほとんどがそう思っている。それで買いが出るというのも情けないが、金利差はやはり魅力だ。市場が落ち着けば次第に買いが強まるとみて良い。上値の目途はフィボナッチの50%戻しである81円10銭とみる。買い場は80円割れだが、もう見られないかもしれない。

豪ドル円予想レンジ:81円10銭~80円20銭

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[全般] 一日で様変わり

欧米ともに先行きへの不安が再び拡大するなかでユーロやポンドが売られドルと円は買われた。東京市場では全般的に調整の動きが見られたものの方向感の乏しいなかで欧州勢は先ずクロス円の買いを進めた。しかし、その後英国の公聴会が始まるとキングBOE総裁は景気回復が脆弱であることや量的拡大の可能性を示したことでポンドが急落。これにつれてユーロ売りも強まった。その後ムーディズによるスペインの一部金融機関の格下げという報道やフィッチがギリシャ4大銀行の格下げ見通しを発表したこと、更にIfoがユーロは過大評価されていると発言したこともユーロ売りを誘った。その後NY市場が始まると米国消費者信頼感指数が予想を大きく下回る46.0と発表。これを受け株価下落と同時にドル円やクロス円も下落した。また、ホワイトハウスがボルカー・ルールを薄めることはないと表明した事も株価下落に繋がり100ドル余りの下げとなった。ヨーロッパやイギリス、そして米国の先行き不安が一日にして湧き起こったように見えるが、それだけ方向感が乏しいとも言えそうだ。この動きもそう長く続くとは思えないが、今日から始まるバーナンキ議長の議会証言では更に金融引き締めの時期が後退する可能性もあり要注意だ。

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[米ドル円] 予想外の90円割れ

(米ドル円日足)


まさか90円を割り込むとは思わなかった。90円台後半で一旦下落が終わり再び買いが強まるとみていたが、ユーロやポンドの下落とともにドルの金融政策転換の時期が遠のいた事が大きい。先週に引き続き消費者信頼感指数が予想を大きく下回ったことで消費関連が悪化していることから利上げの可能性がかなり遠のいたといえる。ただ、今後の指標次第ではこの雰囲気が一日で大きく変わる事もあり得そうだ。取りあえず90円付近から始まった上昇も見事に行って来いとなりそろそろ下落も一服と見る。バーナンキ議長の議会証言では更にネガティブな発言が出るという観測もあり買いにくい状況となった。

ドル円予想レンジ:90円80銭~89円70銭

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[ユーロ米ドル] 安値圏でのもみ合い

(ユーロ米ドル)


ポンドの下落に始まりIfoのユーロが過大評価されているという発言、ギリシャの4大銀行の格下げとスペインの証券会社の格付け引き下げなどからユーロに対する悲観的な見方やユーロ安容認などの観測が強まったことでユーロが再び最安値に迫る1.34ドル台に突入した。ギリシャ問題は既に一旦収まっているものの常に不安感は残り、このような話が出るたびに動揺するといった動きがまだ続きそうだ。市場は方向感が乏しいためとも考えられ、反対に好材料が出れば一気に買いが強まるとみて良いだろう。76.4%戻しの1.35ドルでサポートされたものの、1.34ミドルの最安値付近を再度試す動きもありそうだが、そろそろ下値も限界とみる。まだレンジ内での上下を繰り返す動きが続くとみているが、1.34ミドルが抜けたら一旦ポジションを閉じておくことだ。

ユーロドル予想レンジ: 1.3480~1.3570

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[豪ドル円] 豪ドル高容認と利上げの綱引き

(豪ドル円日足)


RBAのバッテリー副総裁がアジアタイムで「豪ドル上昇は資源ブームの影響でのインフレを抑制する効果があり重要」という発言から豪ドル上昇を容認と捉えられた。東京市場では豪ドルが買われ82円ミドルを付けたものの、欧州時間に入りユーロやポンドの下落につられてクロス円全般に売りが強まった。クロス円の代表格でもある豪ドルが最も売られ80円まで約2円50銭の下げとなった。一目の雲の下限も簡単に割り込み買い手の勢いが完全に失せた状態だ。ただ、この動きも一時的な動きになる可能性が高そうだ。
豪ドルが下がれば再びインフレが進むことにもなり、結局金利引き上げの観測が強まることになる。どちらにしても下げたら買いを入れる動きは継続とみる。

豪ドル円予想レンジ:81円20銭~79円75銭

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[全般] 材料難のなかでの調整

昨日は特に注目する材料もない中でじりじりとドル円やクロス円などを中心に調整の動きが見られた。週明けの東京市場では、先週末に発表された公定歩合の引き上げが早期利上げに繋がらないという複数のFRB理事から相次いで出された否定的なコメントにより、調整の動きが強まった。春節が終わり1週間ぶりに上海株式市場が始まったが、こちらも休み前の準備預金金利を0.5%引き上げた影響で冴えない動きとなった。NY市場に入るとオバマ大統領が医療保険について新たな折衷案を提案したものの共和党の反対は必至で株価は下落。その影響からクロス円の売りも加速した。また、イエレン・サンフランシスコ連銀総裁は米国は引き続き超低金利政策が必要とのコメントでユーロなどの売りが加速しドル円も上値の重い展開となっている。24日、25日に行われるバーナンキ議長の議会証言まで方向感の乏しい動きが続くとみている。

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[米ドル円] 91円前半を割り込み

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

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先週末の公定歩合引き上げにより92円台に乗せたドル円もFRBの早期出口戦略の相次ぐ否定的な発言から押し戻された。公定歩合の発表前のレベルが91円20銭付近で、昨日はそのレベルを下回ってきたことで売り圧力はもう一段強まるとみる。日足の一目の雲の上限を再び下回ってきており、転換線が90円70銭、フィボナッチの半値戻しも90円60銭にありこの付近が意識されそうだ。ただ、ドル高の勢いは変わらないとみて90円台では買いを仕込むチャンスとみている。

ドル円予想レンジ:91円50銭~90円70銭

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[ユーロ米ドル] 底を固める動き

(ユーロ米ドル時間足)


ギリシャ問題がひと段落したと見えたところでドイツ財務相が「ドイツ政府はギリシャ救済に関し何ら決定していない。救済措置に関しても何らコミットメントもない」という発言からユーロ売りが強まった。ギリシャが資金援助の可能性を先日示したことで、その救済がドイツの負担に大きく圧し掛かる事が必死とみた発言とも取れそうだ。ただ、EUの救済における大きな流れの中での発言であり、最終的に何らかの措置を行わざるを得ない状況と見られる中での一時的な影響と見て良いだろう。当面はこのような発言などで振らされる場面も多く見られそうだ。ユーロは前回の高値の1.36ミドルを超えられなかったことで一旦売りが見られたものの、依然として買い戻しの動きは継続とみる。下値は安値前の底値レベルである1.3550ドル付近とみている。

ユーロドル予想レンジ: 1.3660(61.8%戻し)~1.3550

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[豪ドル円] 豪ドル高容認か

(豪ドル円日足)


中国上海総合指数が弱含むなかで豪ドルも先週の上昇の疲れも出たのか一服感が見られた。一目の雲の真ん中で久しぶりの陰線が見られたものの、上昇のトレンドに影響はないものとみて良いだろう。次回の利上げ期待もまだ完全に織り込んでいるとも言えず、先週RBAのスティーブンス総裁が通貨高はインフレを抑えるといった発言から市場は豪ドル高をRBAが容認したとみている。下値としては雲の下限である81円30銭付近が限界とみる。

豪ドル円予想レンジ:82円40銭~81円50銭

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[全般] 米国公定歩合引き上げ

東京の早朝に米国公定歩合の引き上げ報道が伝わるとドルは一気に上昇に転じた。まさに市場ではサプライズとなりユーロは昨年5月以来の1.35ドルを割り込み、ドル円は92円台に突入した。前回のFOMC議事録やバーナンキ議長の議会証言原稿などからは既に何らかの利上げ行動はあるのかと思われていたが、この早い段階での利上げを予想したものは市場にはいなかった。だからこそのサプライズだが、なぜ今の段階で行ったのかこれから徐々に分かるのだろう。中国が春節というのが関係あるとも思えないが、EU会議でギリシャの問題が一旦回避されたことでEU自体も出口戦略の準備を始められる状況になったという事も考えられそうだ。現に昨日はゴンザレスバラモECB専務理事が「ECBは非伝統的手段を徐々に解除していく」と言った発言もあった。ただ、今回の公定歩合引き上げがすぐに金融引き締めに入るという事ではないことを市場も承知しているとみる。それを表すように東京市場で大きく上昇したドルにもかかわらず欧州時間に入ると寧ろドルの売り戻しが始まった。NY市場に入ると米国サイドからもアトランタやセントルイスの総裁がそれぞれ早期の政策変更を否定するコメントが相次いだ。しかし、この動きはで出口戦略を行う前触れであることも間違いなく、今後は米国経済指標の結果を一つ一つ検証していく事になりそうだ。

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[米ドル円] 日米の金利差拡大からの上昇

(米ドル円日足)

USDJPY0222_hiashi.jpg

(米ドル円時間足)


東京市場の早朝に米国公定歩合引き上げの話からドルは全面高。ドル円も92円台は来週にお預けと思っていた途端に一気に91円前半から乗せてきた。今まではクロス円の買いに押されての上昇という動きからドル買いの動きに変わり、ドル円単体の買いが久しぶりに見られた。ただ、欧米時間にはその熱も少しずつ冷め始め本格的な金融引き締めは当面様子見気分が広がり始めた。ドル円も結局91円ミドルまで押し戻されて引けた。このレベルは一目の雲の上限レベルと同じで昨日の上昇分の半値戻しと一致していることから、かなり固いサポートになった。ドルの金利差は既に広がり始めたことで,底値が切り上がっていることから、ここから下げたとしても利上げ前のレベル91円20銭付近は絶好の買い場になりそうだ。

ドル円予想レンジ:92円00銭~91円20銭

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[ユーロ米ドル] ユーロの出口戦略も

(ユーロ米ドル)


米国の公定歩合の引き上げにより一旦収まったユーロ売りに再び火がついた。しかし、今回の売りはユーロ自体の売りではなくドル買いが強まったことによる。ただ、米国が金融引き締めにこれからすぐに動くわけではないことから欧米では冷静な動きが目立った。寧ろ、米国と歩調を合わせるようにECBもギリシャ問題がひとまず遠のいたことで出口戦略を模索し始めた事を注目し始めているようだ。米国の金融政策よりもECBの政策転換の方がニュースとしては新鮮に映る。しかしギリシャ問題は今後も燻ぶり続けるものだけにショートカバーの買いはあってもロングに転じるほどの上昇は期待できない。当面上値は1.38ドルか1.4ドルを天井にもみ合うとみる。

ユーロドル予想レンジ: 1.3660(61.8%戻し)~1.3530

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[ユーロポンド] ユーロ上昇力とポンドの下落から

(ユーロポンド時間足)


ドバイ問題ではイギリスも債権国ということからユーロとポンドが同時に売りが強まったが、ギリシャ問題は国の債務ということから問題は比較にならないほど大きくユーロ売りポンド買いが強まった。そのギリシャ問題が一旦収束に向かい始めたことでその巻き戻しの動きが強まっている。取りあえず急落する前の高値レベルの0.8840付近に近づいていることから一旦上値を抑えられるとみる。しかし、ユーロの出口戦略への思惑が高まればもう一段上を目指すとみている。今年の高値0.9を目指すのか、金曜発表予定の英国GDPを挟み上値を試す展開が見られるのか注目したい。

ユーロポンド予想レンジ: 0.8840~0.8740

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[全般] NY株価の上昇力

東京市場から欧州市場にかけてユーロが再び下落し始め一時最安値1.3530に迫る1.3540を付けた。ドル円も東京の朝方91円37銭と1カ月ぶりの高値を付けた後にだらだらとユーロに引きずられて90円ミドルまで下落するなど、一日置いてギリシャへの不安が再燃したような状況。下落の大きな要因はIMFが金売却を明らかにしたことだ。これにより金が下落するとコモディティー市場が弱含みとなり豪ドル売りも強まった事が背景にある。そのためクロス円が全般に下落したことでリスク回避が強まったように見えた。しかし、NY市場が始まりフィラデルフィア連銀指数が予想を上回り、雇用回復期待が高まった。更に景気先行指標総合指数も10カ月連続でプラスになったことなどから米国の出口戦略が早期に始まるのではといった思惑が高まる。これによりNYダウが100ドル近い上昇となったことでリスク許容度の拡大から再びクロス円が上昇。ユーロも最安値を下抜けすることなく回復した。市場はこのように上下に振らされることで底固めをし始めているとみて良いだろう。今後も各国のファンダメンタルズを見極めながら欧米の出口戦略の行方を探ることになりそうだ。

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[米ドル円] 振り落としながら

(米ドル円30分足)

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(米ドル円週足)


東京市場で一旦高値を付けた後にIMFの金売却の話からクロス円を中心に売りが強まりドル円も90円半ばまで下落した。91円台では実需の売りも見られたようだがドルロングのポジションはそれ程多くはなさそうだ。一度ロングの振り落としをして上昇してきただけに今日はもう一段の上値を試す展開を予想する。ただ、ユーロやポンドに対するドルの下落圧力もあることから上昇幅も限られそうだ。1月21日の高値91円85銭付近はフィボナッチの61.8%戻しのレベルでもあり92円は来週にお預けか。長期下落トレンドを抜ければ今年最高値の93円後半もそろそろ近付きそうだ。

ドル円予想レンジ:91円85銭~90円90銭

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[ユーロ米ドル] 安値更新を回避

(ユーロ米ドル時間足)


ギリシャ問題がひとまず回避されたことで一時は買い戻しも見られたが東京市場では再びユーロの下落が強まった。欧州市場にかけて今年最安値に迫る1.3540ドルまで下落したものの、何とか安値更新は回避することが出来た。しかし、依然としてユーロへの不信感が根強く大きなリバウンドも期待できそうにない。当面安値レベルでのレンジ内のもみ合いが予想される。時間足チャートからみられるように1.38付近から1.35前半でのもみ合いからやや下値リスクは強そうにも見える。今日は1.35ミドルを下回ることがなければ底固めをしながら1.36ミドルから1.37付近までの戻しもありそうだ。

ユーロドル予想レンジ: 1.3550~1.3700

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[豪ドル円] 金の下落のなか買いの強さが目立つ

(豪ドル円日足)


東京の早朝にIMFが金売却の話が伝わると金下落につれてコモディティー全般も売りが強まった。その影響から資源国通貨としての豪ドルやカナダなども売りが強まった。豪ドル円も82円前半で2度高値をつけたことで一旦は利食いの売りも見られたが、最ももみ合いが長く続いた81円20銭付近では買いそびれたところが買いを並べていたようだ。結局NY市場ではNYダウの上昇に伴い82円前半を抜けると82円40銭まで上昇するなど豪ドルの買いの強さは一時的なものではないことが分かるようだ。雲の中間に現在位置しており、ちょうど61.8%戻しのところで抑えられている。今日は雲の上限を試す展開も予想されるが、週末ということからやや上値を試した後に一旦売りも出やすいことから注意したい。

豪ドル円予想レンジ:83円00銭~81円80銭

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[全般] 次のテーマ探し

ひとまずギリシャの混乱は回避したことでユーロなどのショートポジションの買い戻し調整が入ったものの、ユーロ売りが再び強まった。元々資金面での支援はないため問題の先送りをしただけという意識は市場にはあるものの、次のテーマを探す展開に移り始めた事は豪ドルやドル円を見ると明らかだろう。混乱収束はリスク許容度を高めることになり、その結果原油や豪ドル、そしてNYダウなどのリスク商品が上昇している。今日発表された米国住宅着工や鉱工業生産などは改善の傾向を示している。ユーロ自体は今後ギリシャ問題で更にここから売り込まれる可能性は低いとみてよいだろう。
また先ほど発表されたFOMC議事録では出口戦略について話し合われていたことが明らかとなったことで、今後のテーマはドル金利上昇への思惑や、同時にECBの金融政策へと変わっていきそうだ。

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[米ドル円] クロス円の買いが底上げ

(米ドル円日足)


90円ミドルから上には輸出の売りが控えているという話もあり、東京の日中では上値の重い展開が続いた。しかし、欧州時間に入り豪ドルやランドなどの高金利通貨を中心に大きく対円で上昇が始まると、ドル円も90円ミドルを超えてひと月ぶりに91円台に乗せた。ドル円の単体での買いが出たというよりもクロス円に支えられているといった方がよさそうだ。ギリシャ問題がひとまず回避できたことからリスク許容度が高まったことが背景ということであれば、もうしばらくこの動きは続くとみてよいだろう。日足の半値戻しレベルの91円15銭を今朝方上抜けし91円32銭まで上昇している。勢いがあるだけに次のターゲットは61.8%戻しの91円75銭と見る。

ドル円予想レンジ:91円75銭~90円70銭

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[南アフリカランド円] 高金利通貨の筆頭

(南アフリカランド円日足)


南アの財務相が昨日、経済成長を前年のマイナス1.8%からプラスの2.3%へとし、更に来年はプラス3.2%、再来年がプラス3.6%という見通しを発表。ワールドカップも今年は開催されるという事もありGDPへの貢献が大きく期待されそうだ。SARBはインフレターゲット3~6%を守ることを追求することから上限近くを維持することになる。
前回利下げを行い現在の政策金利は7%となっているものの、豪ドルの3.75%などに比べてもこの金利差は魅力的ではある。ギリシャの問題が一時的に回避された事もあり豪ドルと同様に注目され始めたといってよい。日足の一目の雲の下限を突き抜けたことで2月4日の高値12円11銭を目指す展開とみる。

ランド円予想レンジ: 12円11銭~11円89銭

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[豪ドル円] 金利差と利上げ期待

(豪ドル円日足)


いよいよ本格的に上昇が始まったといえそうだ。ギリシャの問題はひとまず回避し、NYダウは昨日も底固めに入る。また、RBA議事録で利上げ期待が高まることから豪ドルへの投資意欲が俄かに活発になり始めたといえそうだ。一目の雲に突入したことで雲の上限の83円台に到達するのは意外に早い段階になるかもしれない。今日は82円ミドル手前辺りで一旦短期筋の利食い売りが出てくる可能性もあり注意が肝心だ。ただ、下げたレベルではしっかりと買いを入れて臨みたい。

豪ドル円予想レンジ:82円50銭~81円50銭

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[全般] EU財務相会合が終わる

ギリシャの財政問題を話し合うEU財務相会合も終わり、具体策というものではないにしろ一応の決着を終えた事で材料出尽くしからユーロを中心に買い戻しの動きが強まった。結果的に市場は今回の会合においては元々資金面での支援は含まれず、ギリシャが自力で努力する旨を示していた。ギリシャはとりあえず3月16日のレポート提出期限まで新たな措置を発表するということで時間的な猶予を与えた格好となる。結局この会合が終わるとひとまずこのテーマは終わったということからショートの買い戻しが始まった。東京時間には豪州のRBA議事録が発表され毎月利上げを行うわけではないという内容に反応し最初は売りが強まったものの利上げの可能性を示したことで買いが強まり始めた。この動きがクロス円全般に買い安心感を漂わせる事なったようにも見える。
今後は暫くギリシャの話はさておき、再び各国の出口戦略に目が向き始めることになりそうだ。

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[米ドル円] ドル安とドル円の上昇

(米ドル円時間足)


一歩ずつゆっくりとだが着実に上昇を続けている。東京時間には一時89円70銭まで下落したことでやや弱気の声も聞こえたものの、寧ろその後は強含みで推移することになった。豪ドル円などのクロス円の買いが強まったこともドル円の上昇を支えたようだ。NY時間に入りぱらぱらとEU財務相会合の結果が伝わり始めると、それ程具体案が示されたわけではなく予想通りの結果が示されたことで材料出尽くし感が広がった。結局ユーロの買い戻しが入るとポンドなどでもドル安の動きが強まった。同時にクロス円も全般的に上昇したことでドル円は目先の上値のレジスタンスであった90円20銭付近を抜けだし90円50銭まで上昇した。時間足を見ても分かるようになだらかな上昇チャネルに入っており、その上下に跳ね返されながらも上昇している。次のターゲットは2月4日の下落前のレベルである91円20銭付近とみる。

ドル円予想レンジ:91円20銭~89円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

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