ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-02

[全般] 陽射し差し込む

米国の景気回復に懸念が見られたことから、方向感が定まらない動きが続いていたが、ここにきて少し陽射しが差し込んできたようだ。先日発表されたFOMCでは景気の拡大が確認されたが、その時にはまだ直近の経済指標の数値に不安が見られたことで反応は見られなかった。しかし、先週の金曜日に発表された米国第4四半期GDPは景気回復への期待を確かなものにする一歩となった。その他1月のシカゴ購買部協会景気指数速報値は4年ぶりの好調な結果となり、ミシガン大学消費者信頼感指数は上方修正された。更に、コーンFRB副議長は「景気回復に伴い、いずれかの時点で利上げが適切になるだろう」と述べた。先日のホーニング総裁同様利上げに対する発言が徐々に増え始めているのは、景気回復期待への現れだろう。GDPが発表された後に殆どのクロス円が下落し、ほぼその日の安値近くまで戻されて行って来い。しかし、ドル円は底が切り上がり今週に上昇の目を残して終わった。円高ではなくドル高が主流に動き始めたとみるのか今週の動きがカギを握りそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 辛うじて上昇の目を残し

(米ドル円時間足)


NY終値を90円台で引けたことで今週はドル円の上値を試す展開とみる。先週末の動きはクロス円が最後に押し戻されて終わったものの、日足で見ると全般的にそこに近いレベルまで戻ってきただけだ。ここから大きく下落する可能性は低く、むしろドル高の動きが中心となって動き始めるとみる。そうなるとクロス円はそれ程動かずにドル円の底堅さを確認する週と見る。時間足の下降トレンドを上抜いたことで次は90円80銭を今日は試すとみている。抜けて91円30銭までが今回はいっぱいか。

米ドル円予想レンジ:90円80銭~89円80銭

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[ユーロ米ドル] ドル高ユーロ安継続

(ユーロ米ドル日足)


米国第4四半期の予想以上の好調な景気回復をしめした。2003年の6.9%に次ぐ5.7%となり2四半期連続のプラスとなった。また、シカゴ購買部協会景気指数やミシガン大学消費者信頼感指数も好結果となったことからドル高が進んで先週末は終了。今週前半はこの勢いが残る動きが継続と見るとユーロ下落は更に進みそうだ。1.4ドルを先週金曜日に付けきれなかったことから既に第二幕が始まったとみれば次のサポートは1.37ミドルとみる。戻しは先週のGDPが発表される直後の戻し高値である1.3950付近とみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3950~1.3740

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[米ドルスイスフラン] 介入観測もドル高基調をサポート

(米ドルスイスフラン日足)


(ユーロスイスフラン5分足)

EURCHF0201_5funashi.jpg

ユーロスイスでスイス中銀がスイス売りの介入を行ったのではないかという観測が広がりユーロスイスは1.4640付近から1.4760まで一気に急伸、その後は1.47付近まで戻しもみ合いとなった。BISの買いも見られたという噂も広がったもののBISもSNBもコメントは控えた。毎度のことだがSNBの介入の噂は殆ど噂でしかなく、多分それに近い動きが見えた事を材料に仕掛けの買いが入ったと思われる。しかし、それとは別に米国のGDPの数値が予想以上の景気回復を示した事がドル買いを促した事がドルスイスの上昇に繋がった主因とみる。一時当面の上限と見られた1.060ドルを超え1.0670ドルまで上昇。NYの引け値ベースでは1.06ドル台を確保した。今週はドル買いの強さが継続するとみており、次のレジスタンス1.08ドル付近は78.6%戻しの1.0790レベルとほぼ重なる。
その前には9月4日の高値1.07ドルが意識されそうだ。

米ドルスイスフラン予想レンジ: 1・0700~1.0560

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