ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-02

[全般] ISMなど米国景気指標

昨日はISM製造業指数が58.4と予想の55.5を大きく上回ったことでNYダウは久しぶりに大きく反発した。この数値は04年8月の58.5とほぼ並ぶ高い数値であり、米国景気回復に期待が高まるものとなった。ドルは全般的に売りが強まる中でリスク志向からのクロス円が上昇。結局それまで底堅い動きを示したドル円も先週のGDP発表後の高値と同程度のレベルまで上昇。ISMの数字でここまで市場が反応したのは珍しく、それだけ米国の株やリスク商品が過剰反応的に売られ過ぎたという事もあったようだ。今週はまだまだ米国重要指標が発表される。特に雇用統計は今後の相場の指針となる可能性も高く、その前の仕込みの動きもありそうだ。今日は豪州RBAの金融政策発表を控え、今後の動きを示すものとなるか注目したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] クロス円の買いが底上げ

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY0202_hiashi.jpg

東京の日中は90円前半でもみ合いからやや底堅い動きが続いた。その後米国ISMが発表されると予想を大きく上回ったことでクロス円が上昇。特にリスクの高い資源国通貨の上昇が目立ち、これまで売られ過ぎたと思われる原油や金にも資金が流れ込んだ。円もそれで安全通貨として買われていただけに売りが強まった。高値は前週GDPが発表された後に付けた高値90円91銭と同レベルで折り返したものの、底が徐々に切り上がってきておりそろそろ上値を更新する動きが今日は見られそうだ。まずは豪州RBAの政策金利発表での反応が注目される。ほぼ利上げは織り込み済みではあるが、クロス円への買いの意欲が強く、下落幅は限定的となりそうだ。ドル円も下げたら買いというスタンスで向かいたい。

米ドル円予想レンジ:91円45銭~90円25銭

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[ユーロ米ドル] 調整の戻し

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD0202_hiashi.jpg

久しぶりの戻しとなったが、その上昇も調整の動きと見た方が良さそうだ。
時間足では下降トレンドのラインを越えるまでの上昇とならず、日足では前日の下落幅を超えられなかった。今回の戻しは下落に対する調整の戻しと見るべきだろう。また、日足チャートでは既に先週21日線が200日線を上から下に突き抜け、いわゆるデッドクロスが見られ下降トレンドの力は強そうだ。今週は米国雇用統計など重要な指標発表やECBの金融政策発表も控えもう一段の調整の買い戻しもあるとみるが、この下落が止まるのは簡単ではなさそうだ。今日は1.4ドルの手前の1.3980付近までの戻しが予想される。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3980~1.3875

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[豪ドル円] RBAの金融政策発表

(豪ドル円時間足)


(豪ドル円日足)

AUDJPY0202_hiashi.jpg

昨日のISM製造業の数字が予想を上回ったことでリスク志向の高まりから資源国通貨を中心に上昇が目立つ展開となった。また、NYダウも1万ドル割れを意識していただけに、今回は100ドル以上の上昇となったことで安心感が広がった。寧ろNYダウの上昇が豪ドルを押し上げたといっても良いだろう。既に0.25%の利上げを市場は織り込んでおり、金利を引き上げたとしてもそれ程大きなインパクトはないとみられている。しかし、今回の利上げ予想はあったものの、その前の米国規制案や中国の金融引き締めなどで寧ろ豪ドルは下落しており、金利発表をきっかけに買いが強まるとみる。200日移動平均線がちょうど79円に位置しており、綺麗に反発している。もし利上げがなかったとしても、下げは限定的と見て良いだろう。下げたところを拾うスタンスで臨みたい。ただ、79円が抜けたら一旦止める。

豪ドル円予想レンジ:82円20銭~79円80銭

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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