ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-02

[全般] NYダウの1万ドル割れ

辛うじて1万ドルを保っていたNYダウも終値ベースで割り込んで終了したのは昨年11月4日以来という事になった。心理的なレベルであるだけに、先週はその恐怖感がリスク回避の動きを強めていた事もあったと思われる。ただ、一旦割り込んでしまえば恐怖感は寧ろ和らいでしまうもので、そろそろ第一弾の円買いは終わりに近いのかもしれない。問題は世界の株価下落をもたらしたといえるギリシャの財政問題の動向だが、こちらも新たな展開が出ない限り一旦消化してきているとみることもできる。
昨日は特に重要指標の発表はなかったものの、ブラード・セントルイス連銀総裁が3月末で期限を迎えるMBS資産買い入れプログラムを「一段と拡大するとは見込まず」と延長には否定的な発言を示した。更に、今年下半期にはFRBの資産売却を開始する可能性などを示唆したことで出口戦略の見直しはこの時期から始まるのではといった憶測も広がった。また、ブロッサー・フィラデルフィア連銀総裁も失業率が容認できる水準に達する前に利上げすべきとの発言もあり今後の市場のテーマは再び米国の金融政策に向き始めている。
ただ、一方でローゼングレン・ボストン連銀総裁からは緩和的な政策を継続することに積極的な発言なども聞かれ1枚岩ではないことを示している。今後はその発言などから一喜一憂しそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 横ばいからの次の展開

先週の木曜日の安値88円51銭を底に安値圏でのもみ合いが続いている。先週の雇用統計発表後でも結局上下に振れたものの、そのレンジ内での動きとなっている。ドル円単体での動きはほとんど見られず、ドル円を動かしているのは依然クロス円とみてよい。クロス円の下げもここにきて一服し始めていることがドル円も動きが取れないというところだ。NYダウが1万ドル割れで引けたことから、ややリスクへの恐怖感が和らいでくる可能性がある。今後は再び米国の金融政策に注目が集まるとすれば要人発言に敏感に反応しそうだ。とりあえず当面は先週の安値88円ミドルがサポートされるかどうか注目されるが、抜けたとしてもそれ程ドル円では大きな動きはないとみる。

米ドル円予想レンジ:89円80銭~88円80銭

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[ユーロ米ドル] 欧州から米国へ

(ユーロ米ドル時間足)


ギリシャの財政問題もG7ではかなり話し合われたようだが、特にサプライズ的なものは出ずに終わったことでやや安心感が広がったようだ。もみ合いから徐々に買い戻しが入り始めているものの、戻しのレベルとしては前回の上昇幅が参考になる。前回は1.38ミドルから1.4025まで約170ポイントの上昇。今回の安値が1.36付近から170ポイント上が1.37ミドル付近までの戻しと見ると、ちょうどフィボナッチの38.2%戻しの1.3750付近と一致する。このレベルを上抜けするようであれば、61.8%戻しの1.38ミドルまでの戻しが期待できそうだ。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3760~1.3620

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[豪ドル円] クロス円の先行指標

(豪ドル円時間足)


RBAが前回利上げを据え置いたことにより豪ドル円は4円近く下げたことで、今回のクロス円の下落に火がついたとも言える。その豪ドルもやや下げ止まりの動きが見られるのは原油などが下げ止まったことなどもある。ただ、本格的に下げ止まるかどうかはまだ予断を許さない。前回の安値である76円付近を下抜けすれば再び売りの勢いが出るとみて良いだろう。逆に下落後の戻し高値である78円付近を抜ければ買い安心感が強まるとみる。
そうなればクロス円全般にも買いが強まる可能性が高いとみる。
豪ドルは基本的に金利差からの買い意欲は強く次回の利上げ期待がいずれ近いうちに強まるとみれば一旦76円台で買いを入れておきたい。

豪ドル円予想レンジ:78円~77円

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