ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-02

[全般] EU財務相理事会への期待は

中国は預金準備率を0.5%引き上げた。CPIが予想を下回ったことから利上げは先送りと見ていたが2カ月連続となる利上げを実施。中国側の金融緩和政策はそのままという政府見解にも限界があり、市場は大きく反応。これによりクロス円はNY株価下落観測が高まる事からクロス円が一斉に売られた。特に中国に大きく影響される豪ドルの下落幅は大きく、それによりドル円も上値を押し下げた。しかし、NY市場では米小売売上高が予想を上回り、更に米企業在庫が予想を下回ったものの構成項目の中で小売が改善されたことでクロス円の買いが強まった。米国の良い部分に強く反応しようという動きが見られたのは、米金融政策の転換への期待感の高まりなのかもしれない。結果的にNYダウもマイナス45ドルと下げ止まって引けた。本日から始まるEU財務相会合でのギリシャ支援への具体策が出るか見守る中でショートポジションは大分買い戻したとみる。ただ、金融支援がない限り具体策と言っても限界があることを市場は感じているはずで、ユーロの大きな上昇はいずれにしても期待できないとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 上値試す展開

(米ドル円時間足)

JPYUSD0215_jikanashi2.jpg

少しずつだが底が切り上がってきており、辛うじてNY終値ベースで90円台を保った。中国の準備預金金利を引き上げたことで90円台から急落したものの、東京市場の安値とほぼ同値で跳ね返された。これにより底値の堅さを確認したとみたのか再び買いが強まりその前の高値90円33銭を上回る90円40銭を付けた。米国小売売上が発表される前の90円前半からの上値はやや買い過ぎたように見え、それが最終的に利食い売りを出したことで押し戻されたとみる。今日と明日にEU財務相会合があることから、ドル円単独でこのレベルから買いを入れるのは難しそうだ。ただ、流れは穏やかだが徐々に下値が切り上げており、今後も上昇が続くとみる。最終的に91円を抜けるかどうかだが、その前に76.4%戻しの90円60銭で一旦抑えられそうだ。

ドル円予想レンジ:90円60~89円80銭

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[ユーロ米ドル] EU財務相会合待ち

(ユーロ米ドル時間足)


EU首脳会談では具体的な策が示されず、結局今日から始まる財務相会合に持ち越しとなった。ただ、具体策と言っても資金支援をギリシャは要求していないということから、どこまでの支援が示されるかは疑問が残るものだ。また、ギリシャ問題を何とか抑えたとしてもポルトガルやスペインなどの問題が今後もユーロの足を引っ張る事になり、ユーロの試練は今後も続くとみる。今日はその発表待ちということで動きにくく、途中結果からの一喜一憂の動きが予想される。時間足のボリンジャーバンドでは中心線で上値を抑えられていることから、下限のバンドを付けに行く動きを予想する。

ユーロドル予想レンジ:1.3675~1.3550

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[豪ドル円] 中国の金融引き締めでも

(豪ドル円日足)


豪州雇用統計の改善から利上げ期待が高まり、2月4日に付けた高値に迫る80円台を付けた直後に急落した。中国の準備預金率の引き上げによりNYダウ下落の思惑からと、中国経済の停滞がオーストラリアからの輸入減に繋がるという連想からの売りとみられる。ただ、最終的には利上げ期待やNY株価が持ち直した事で買い戻しが入り再び80円台に戻すという激しい動きになっている。MACDはマイナス1レベルでMACDがシグナルを下から上に抜けているのが見え、まだ買いの余力は強いとみる。フィボナッチでは次のターゲットの81円20銭付近(50%戻し)を目指すとみる。

豪ドル円予想レンジ:81円20銭~79円50銭

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