ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-02

[全般] EU財務相会合が終わる

ギリシャの財政問題を話し合うEU財務相会合も終わり、具体策というものではないにしろ一応の決着を終えた事で材料出尽くしからユーロを中心に買い戻しの動きが強まった。結果的に市場は今回の会合においては元々資金面での支援は含まれず、ギリシャが自力で努力する旨を示していた。ギリシャはとりあえず3月16日のレポート提出期限まで新たな措置を発表するということで時間的な猶予を与えた格好となる。結局この会合が終わるとひとまずこのテーマは終わったということからショートの買い戻しが始まった。東京時間には豪州のRBA議事録が発表され毎月利上げを行うわけではないという内容に反応し最初は売りが強まったものの利上げの可能性を示したことで買いが強まり始めた。この動きがクロス円全般に買い安心感を漂わせる事なったようにも見える。
今後は暫くギリシャの話はさておき、再び各国の出口戦略に目が向き始めることになりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] ドル安とドル円の上昇

(米ドル円時間足)


一歩ずつゆっくりとだが着実に上昇を続けている。東京時間には一時89円70銭まで下落したことでやや弱気の声も聞こえたものの、寧ろその後は強含みで推移することになった。豪ドル円などのクロス円の買いが強まったこともドル円の上昇を支えたようだ。NY時間に入りぱらぱらとEU財務相会合の結果が伝わり始めると、それ程具体案が示されたわけではなく予想通りの結果が示されたことで材料出尽くし感が広がった。結局ユーロの買い戻しが入るとポンドなどでもドル安の動きが強まった。同時にクロス円も全般的に上昇したことでドル円は目先の上値のレジスタンスであった90円20銭付近を抜けだし90円50銭まで上昇した。時間足を見ても分かるようになだらかな上昇チャネルに入っており、その上下に跳ね返されながらも上昇している。次のターゲットは2月4日の下落前のレベルである91円20銭付近とみる。

ドル円予想レンジ:91円20銭~89円80銭

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[ユーロ米ドル] EU財務相会合終了で

(ユーロ米ドル時間足)


ギリシャを支援するということで合意は得たものの具体的な支援策は見られなかった。しかし、これでギリシャ問題も3月中旬までは一服するということからユーロは大きく反発する動きを見せた。シカゴの先物でも大分ショートが溜まっていたこともあり一時的な反発とみる見方もある。確かに、一気にユーロが生き返ったわけではなく問題先延ばしということからある程度のレベルでは再び売りが強まるとみて良い。ただし、今回の安値を超えることは当面ないだろう。今回はちょうど50%戻しの1.3780付近で一旦頭を抑えられているものの、ここからの下げが小さければ次のレジスタンス1.39ドル付近を目指すとみている。

ユーロドル予想レンジ:1.3910(76.4%)~1.3700

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[豪ドル円] RBA議事録公表で利上げ期待高まる

(豪ドル円日足)


RBAの議事録では毎回利上げを行うわけではないということから最初売りが強まったものの、今後利上げを示唆する内容からじりじりと反発。内容にはギリシャ問題への懸念も含まれていたものの、今回のEU財務相会合でひとまず支援することで合意したことで安心感が広がった。特にNYダウや原油価格の反発により豪ドルなどの資源国通貨の上昇が目立った。一旦半値戻しの81円20銭を超えて81円50銭近くまで上昇したのはそれだけ勢いが強かったためとみる。目先まだ本格的な上昇が始まったかどうかを見極めたいということもあり、もうしばらく慎重な動きが続くとみている。今日から香港などが春節明けから動きだすことで、その動き次第ではもう一段の上昇も期待できそうだ。

豪ドル円予想レンジ:82円25銭~81円05銭

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