ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-02

[全般] 材料難のなかでの調整

昨日は特に注目する材料もない中でじりじりとドル円やクロス円などを中心に調整の動きが見られた。週明けの東京市場では、先週末に発表された公定歩合の引き上げが早期利上げに繋がらないという複数のFRB理事から相次いで出された否定的なコメントにより、調整の動きが強まった。春節が終わり1週間ぶりに上海株式市場が始まったが、こちらも休み前の準備預金金利を0.5%引き上げた影響で冴えない動きとなった。NY市場に入るとオバマ大統領が医療保険について新たな折衷案を提案したものの共和党の反対は必至で株価は下落。その影響からクロス円の売りも加速した。また、イエレン・サンフランシスコ連銀総裁は米国は引き続き超低金利政策が必要とのコメントでユーロなどの売りが加速しドル円も上値の重い展開となっている。24日、25日に行われるバーナンキ議長の議会証言まで方向感の乏しい動きが続くとみている。

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[米ドル円] 91円前半を割り込み

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USDJPY0223_jikannashi.jpg

先週末の公定歩合引き上げにより92円台に乗せたドル円もFRBの早期出口戦略の相次ぐ否定的な発言から押し戻された。公定歩合の発表前のレベルが91円20銭付近で、昨日はそのレベルを下回ってきたことで売り圧力はもう一段強まるとみる。日足の一目の雲の上限を再び下回ってきており、転換線が90円70銭、フィボナッチの半値戻しも90円60銭にありこの付近が意識されそうだ。ただ、ドル高の勢いは変わらないとみて90円台では買いを仕込むチャンスとみている。

ドル円予想レンジ:91円50銭~90円70銭

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[ユーロ米ドル] 底を固める動き

(ユーロ米ドル時間足)


ギリシャ問題がひと段落したと見えたところでドイツ財務相が「ドイツ政府はギリシャ救済に関し何ら決定していない。救済措置に関しても何らコミットメントもない」という発言からユーロ売りが強まった。ギリシャが資金援助の可能性を先日示したことで、その救済がドイツの負担に大きく圧し掛かる事が必死とみた発言とも取れそうだ。ただ、EUの救済における大きな流れの中での発言であり、最終的に何らかの措置を行わざるを得ない状況と見られる中での一時的な影響と見て良いだろう。当面はこのような発言などで振らされる場面も多く見られそうだ。ユーロは前回の高値の1.36ミドルを超えられなかったことで一旦売りが見られたものの、依然として買い戻しの動きは継続とみる。下値は安値前の底値レベルである1.3550ドル付近とみている。

ユーロドル予想レンジ: 1.3660(61.8%戻し)~1.3550

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[豪ドル円] 豪ドル高容認か

(豪ドル円日足)


中国上海総合指数が弱含むなかで豪ドルも先週の上昇の疲れも出たのか一服感が見られた。一目の雲の真ん中で久しぶりの陰線が見られたものの、上昇のトレンドに影響はないものとみて良いだろう。次回の利上げ期待もまだ完全に織り込んでいるとも言えず、先週RBAのスティーブンス総裁が通貨高はインフレを抑えるといった発言から市場は豪ドル高をRBAが容認したとみている。下値としては雲の下限である81円30銭付近が限界とみる。

豪ドル円予想レンジ:82円40銭~81円50銭

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当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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