ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-02

[全般] 予想を下回る米景気指標

東京の仲値決めの10時近辺で実需筋のまとまったクロス円の売りが出た。特にユーロ円の売りは大きくドル円も連日の動き同様売られやすい地合いとなった。バーナンキ議長の議会証言では特に大きな材料と思われるものは見られなかったが、金融政策転換への期待感はかなり後退した。ただ、ここにきて米国の経済指標が予想とは異なる悪い数値の発表が相次ぐことから市場のセンチメントは悲観的なムードが高まっている。そのため、ギリシャなど一旦落ち着いたと思われた問題に対しても悲観的な見方が強まったともいえそうだ。
昨日発表された米国新規失業保険申請件数も事前予想を上回る悪化となり、米国株式市場も最初は大きく下げて始まった。しかし、引けにかけ急速に持ち直す動きが強まりマイナス50ドルまで回復。今日は週末と月末が重なり実需の売りが東京で出てくるとみられ、上値の重い展開はまだ続きそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[米ドル円] 円全面高

(米ドル円日足)


東京時間にまとまったクロス円の売りが出ると円はどの通貨に対しても強含みの動きとなり、ドル円は今月初旬のレベルである88円台まで下落。その後NYダウの回復が強まったことからクロス円も買い戻しの動きが見られドル円も89円台前半に戻された。今日も月末ということから実需筋の売りが出る可能性が強く、上値は限定的とみてよいだろう。ただ、NY市場では昨日の引けにかけての株価の戻しがそのまま継続すればクロス円の上昇が見込まれ、ドル円も一旦は90円付近までの戻しもあり得るとみている。

ドル円予想レンジ:89円70銭~88円50銭

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[ユーロ米ドル] ダブルボトム

(ユーロ米ドル時間足)


特にギリシャの問題が悪化したというわけではないが昨日はユーロ円などの実需のまとまった売りが日本サイドから見られた。下落すると再びギリシャへの不安が高まるなど悪循環とも思える動きがユーロの上値を抑えつけてしまうようだ。昨日はボリンジャーバンドの幅が収束したことから下に放れたものの、前回の安値1.34ミドル手前で折り返したことで目先の底値感が強まったとみる。底値から100ポイント余り戻したレベルには時間足の下降トレンドが位置し阻まれた。このレベルを抜ければボックスのコアの上限である1.36ミドルまでの上昇も期待できそうだ。

ユーロドル予想レンジ: 1.3650~1.3500

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[豪ドル円] 損切りの嵐

(豪ドル円日足)

AUDJPY0226_hiashi2.jpg

実需のまとまった売りが東京市場で出たことでクロス円が全面的に売られる中で特に豪ドルの売りが目立った。先日までの利上げ期待もあり短期的に豪ドルのロングが偏っていただけに、下げ始めると損切りの売りが断続的に見られ下げ幅を拡大した。一目の雲の下限を抜けてからは一旦転換線の80円ミドルで止まったかと思われたが、結局その下にも損切りの売りが控えていたようだ。フィボナッチリトレースである76.4%までの下げの可能性もあるが、下げ止まりが確認されたらこれだけ下げたところであれば買いが再び強まることは間違いない。そのチャンスを待つことにしよう。

豪ドル円予想レンジ:79円75銭~78円75銭

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